2007年9月14日金曜日

安倍後継 : 麻生幹事長 含み笑いから苦虫へ

安倍後継総裁は町村派の福田康夫元官房長官が古賀、山崎、伊吹、谷垣、二階、高村各派に支持を広げており、各派の支持により、町村派の安倍首相の電撃的な退任であり、町村派の突出に懸念をしていた町村派名誉会長の森喜朗元首相も払拭され、町村派でも支持する環境が整い、福田元官房長官の立候補も確実となった。
また、立候補を表明していた額賀福史郎財務相も青木元参議院会長が島津派の参議院員は福田氏を支援すると言われ、福田氏を支援となり、麻生幹事長の包囲網が形成されつつありますね。

ポスト安倍を狙い、安倍首相の実現に積極的に支援し、町村派に協力をし続けてきた麻生幹事長は、安倍首相の電撃的な退任には、当初は含み笑いであったが、安倍続投を支持し、安倍内閣での幹事長の責務は、ポスト安倍の単純な流れにならず、苦虫の顔になってきました。

福田元官房長官は、前回総裁選挙も広く担がれればというスタンスであったが、町村派では安倍さんも立候補あり、身を引いたこともあり、今回も待ち状態で自ら動かず、まずは反麻生の各派からの支援を待ち、勝ち馬に乗る流れが現実化してから、自派の町村派の名誉会長でもある森元首相に協力要請する姿勢は、上手ですね。
背景には、小泉⇒安倍路線に冷や飯組が勝ち馬の流れを形成したことですね。
福田首相が実現しても、福田元官房長官は、「貧乏くじを引く事になるかな?」と言っており、衆議院解散までの繋ぎの短命になる可能性もありますので。
福田サンにとっては、仮に短命でも、現在の町村派の源は、福田派であり、首相経験すれば、福田派に蘇ることにもなり、それはそれで、価値ある内容でしょうね。

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