福田新総裁がスタートし、自ら”背水の陣内閣”と揶揄し、チーム自民党として粛々と実行し、国民の信頼を回復してゆくという会見を聞き、実務派・現実タイプとより実感しましたね。
マスコミの一部では、上書き内閣,森院政内閣などとコメントしていますが、福田新総理は、調整タイプですので、具体的な将来目標を自ら掲げ、それに向って実現に邁進するのではなく、先鋭的な敵をも作らず、当面問題を現実的な解を求める実務タイプであり、安倍前総理の電撃的な辞任での混乱した自民党には、一番相応しい総裁でしょうね。
総裁選挙際に、政策目標を”自立と共生”を”自立と共存”と言い間違えるなど、福田新首相には、国会議員として、日本のあるべき姿を考えていたとは思えませんが、現場の混乱した状況下は、バランス感覚で調整し、堅実に実務処理は合致していると推測しました。
国民にとっても、現状では、ベターな首相でしょうが、10年先、20年先の日本の将来像形成を預ける首相ではないでしょうね。
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