安倍首相の所信声明内容に関するコメントが新聞で記事になっていますね。
傍観者としては、1年前の安倍政権発足時の所信声明内容との比較に興味が沸きました。
新聞情報によると、「美しい国」「戦後レジウム」という言葉は、1回しかなく、カタカナ語句が減ったそうですね、特徴的なことは「再チャレンジ」という言葉がなかったそうです。
自民党の小泉総裁後の総裁選挙は、安倍さんは格差を「再チャレンジ」で標榜し、安倍応援団は、「再チャレンジ」の看板で安倍さんを担ぎ、安倍総理を実現し、お友達内閣を発足したはずです。
参議院選挙で大敗し、1年後の臨時国会での所信声明では、「美しい国」「戦後レジウム」がトーンダウンし、再チャレンジを言わないということは、、参議選に大敗し、謙虚に反省し、現実に注力すると言えば聞こえが良いですが、安倍首相が自らの国家観が横に置いたということになり、テロ特措法の継続が国際貢献に寄与するということに「職を賭する覚悟」と最大限の取組テーマにしたことは、自己保身しか思えないですね。
当方は、当初から「美しい国」より「優しい国」が、「再チャレンジ」より「チャレンジ」が相応しいと思っていました。「チャレンジ」はチャレンジ機会の平等で、再チャレンジは、チャレンジの一部が相応しいと思っており、安倍首相には否定的でした。
マアー 安倍首相としての覚悟でしょうが、「海外給油・・・テロ防止・・・国際貢献・・・海外への公約」というストリーは、小泉首相のいう「郵政民営化・・・官から民への小さな政府の実現・・・改革が成長へ・・・成長が国益」というストリーと類似です。
要は、1事案を拡大化・象徴化する戦術でしょうね。
安倍首相なりの思いと決断が、「職を賭する覚悟」とし、国民と自民党に投げたのでしょうね。
首相が職を辞する覚悟までの思いで、国民は、新た心境・心情になるのではないかという判断と、総辞職・解散ありきといえば、自民党議員は、総選挙は時期尚早というと空気を呼んで、海上給油の継続に与党は傾注するだろうという安倍首相なりリーダーシップでしょうね。
やはり、次期総理を狙う麻生幹事長だけが微笑む事態ですね。
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