2007年9月22日土曜日

年金 : 社会労務士が高齢者宅を訪問営業

お彼岸であり、墓参りのついでに、87歳の旦那が入院し、一人住まいの叔母(82歳)の家にお見舞いかたがた立ち寄ったら、年金受給の申請時効撤廃の法律改正で新たな年金がもらえるようになったと聞き、良かったですねと受け答えをしました。
内容は、旦那が戦前、軍需工場で1年余り働いた記録が、都内の某社会保険事務所に残っており、新たに申請することで多少なりの年金が受給できることになったということですが、高齢の叔母が自ら社会保険事務所に出向き、年金記録の確認作業の申請したのか疑問になり質問をしました。

叔母の説明だと、この夏に、中年のネクタイ・背広で黒鞄の持った男性が突然、来訪され、年金の時効撤廃になり、申請することで、新たに年金がもらえるかも知れませんので、成功報酬で、調査を代行させて欲しいということで、お願いしたそうです。その男性の名刺を見させていただいたら、社会労務士のX氏でした。

叔母、曰く、X氏は、高齢者の自宅に訪問し、調査代行の営業をしているそうです。
叔母の旦那は、几帳面な性格で、自分らの経歴を詳細に記録していたそうで、叔母も軍需工場で働いていた時期があり、それも記録が存在しており、叔母および旦那の新たな年金受給が確定したそうで、X氏には、手数料として、数万円を2度、支払うそうです。

社会労務士の存在は、知っていましたが、企業の人事・総務関連が顧客と思っていましたが、今回の時効撤廃で、社会保険庁の窓口はいまだに込み合っているそうで、第三者委員会に申請が1万件以上であり、記録訂正は100件強であり、社会労務士にお願いするのも一考かなと思いましたね。
申請時効撤廃の法律改正は、詳細には知りませんが、生きている人間しかその権利がないのであれば、社会保険労務士に調査代行し、生前に早期に、年金受給したほうが現実的ですね。
死亡した人間には、年金記録訂正の権利はどうなっているのかなー?
死亡者まで権利があるとなると、調査件数が級数的に増大し、現場は混乱することになるでしょうね。

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