年金記録問題検証委員会の今までに議事要旨、座長会見録を読んでいて、コンピュータシステムについてはの記述は、ウエイトが少なく、断片的な記述しかありませんが、回毎に、「民間業者の責任?」という内容が記述されるなってきています。
・・・”第4回 年金記録問題検証委員会 (平成19年7月10日開催)
「年金記録問題検証委員会の取組につて(中間段階の発表)」
座長会見録
《主な質疑応答》
○ システムの設計や導入等に関わった民間業者に問題があった場合、どのような処置を考えているのか。
→ そこはまだ考えていない。役所の要求水準と上手くマッチングしていたか、システムの専門会社として設計上言うべきことを十分に伝えていたかといった点が十分でなければ、業者側が問題のケースも考えられるか。
第6回 年金記録問題検証委員会(平成19年8月23日開催)
座長会見録
システム関係については、社会保険庁のシステムを開発・運用しているNTTデータと日立製作所の関係者からのヒアリングの報告があった。
昭和59 年(国民年金)、61 年(厚生年金)のオンラインシステム導入当時としては、これらのシステムを採用したことは誤りではなかったが、その後の運用にいくつか問題があったとのことである。
一般に、どういうシステムを作ってもエラーが出るのは避けられず、完璧なシステムを作るのは難しい。
問題は、そのエラーをどう改善・解消していくかが重要である。
運用開始以降のエラー発生は両社とも認めているが、どういうエラーをどうしたのか記録が現存しないことが、検証を困難にしている。
また、オンライン化後に年金給付の申請に対する裁定等が行われた際に、国民の側の記録や記憶とオンラインの記録が食い違うという苦情がある程度あったが、エラーを分析したり、苦情をシステムに反映させて改善することがなされていない。
これは、システムの専門家から見れば、重大な欠陥と言わざるを得ないとの指摘があった。
昭和56 年に資格喪失者の漢字氏名をカナ氏名に変換した際に、ある漢字をどう読むかについて一定のルールを決めて変換した。
しかし、現在では、その変換コード又は変換辞書とでもいうべきものが入手できない。
釈然としないので、業者には再度探してもらうようお願いしているとのことであった。
質疑応答
○ 漢字カナ変換コードは、業者も社会保険庁もないと言っているのか。
→ 無いと言っている。変換表があれば、窓口職員の名寄せにも役立つと思うがこれがない。
○ エラーの記録がないと答えたのは社会保険庁か。
→ 今日のNTTデータと日立製作所のヒアリングで念押しして確認したが、いずれも詳細な記録が無いとし ている。両社には再度確認する予定である。
○ エラーの記録や、漢字カナ変換ソフトは、本来、社会保険庁と業者のどちらが管理すべきか。
→ 両方の問題であろう。
第9回 年金記録問題検証委員会(平成19年9月21日開催)
座長会見録
レガシーシステムの著作権についても、専門的観点からの意見があった。
将来の日本年金機構の準備段階の話ではあるが、国として著作権に係る対応はきちんとし、年金記録の管理に支障がないようにしていただきたいという意見があった。
また、一部のシステム業者がかなり独占的に社会保険庁のシステムを開発・管理してきたということであるが、これにはプラス面とマイナス面があると思うので、当委員会としては年金記録にどう影響したかという視点から整理したい。この整理は将来の日本年金機構との関係でも有意義ではないか。
《主な質疑応答》
○ オンライン化切替時の不備データの問題について、社会保険庁とNTTデータの双方に当時の記録がない とうことは、企業側にも責任があるということか。
→ 委員会でも議論があったところだが、今後、更に詰めていく。
最終的な結論を申し上げられる段階ではないが、データがないという問題は、担当業者としても持つべき
資料もあるのではないかという視点からすれば、責任は免れないのではないか。
○ 5,000 万件の年金記録のうち氏名等が記載されていない524 万件について、コンピューター上、数時間で出せるというのは、社会保険庁が言っているのか。
→ 氏名がないデータを表す表示(フラグ)が埋め込まれているため、これをオンライン上はじき出すのは数 時間程度で可能という意見が、システムワーキンググループの専門家からあったということ。この程度で 判明するのであれば、5,000 万件の中身につ いてもっと早い段階で分析し、国民に開示、説明すべきだ ったのではないかとの意見もあった。余談だが、なぜこれを埋め込んだのかという経緯を示す記録は、社 会保険庁にもNTTデータにもなく、たどりようがない。
○ 企業の責任として、NTTデータについて言及されたが、日立についてはどうか。
→ 両社からヒアリングをしており、年金記録の視点から、問題があるかどうか確認しているところ。”・・・・
今回、初めて、著作権の問題と特定企業が独占的にシステム開発と管理をシェアしてきた問題を指摘されました。
NTTデータ、日立製作所も、国内で代表的なシステムソリューション企業であり、フレームメーカーであるが、ITゼネコンという一部の特定企業だけで官公庁システムをシュアして来たのは事実は、営業努力の結果という歴史的に産物である側面は理解はできますが、ただ、美味しい商売をしてきたことは事実であり、社会的に許される範囲を逸脱していると思っています。
特に、NTTデータは、最近は企業防衛の言動が露骨であり、感情的にも不愉快さを感じ得ないです。
2007年9月27日木曜日
年金記録問題 : 第9回 年金記録問題検証委員会の座長会見録について(1)
年金記録問題検証委員会については、初回から議事要旨、座長会見録を見ていましたが、今までは、ガバナンス、コンプライアンスの記述が多く、コンピュータシステムについては断片的な記述しかなく、5000万件の浮いた年金データはコンピュータシステムの問題なのに、委員活動には疑問視していました。
9回の委員会の座長会見録を読み、初めてITゼネコン(NTTデータ、日立製作所)の責任問題が記載されましたね。
例えば、履歴管理の問題としては、
”不備をどうしたのかを記録に残すのは、非常に初歩的なことであり、当時はそのような記録はあったはずだが、社会保険庁とシステム業者が両方ともその基本的な記録を残していないというのは、おかしいことであり意外な感じがした。
年金記録管理の一貫性の観点から言えば、前のシステムから引き継ぐ問題点を当時どうしようとしたかが分からないと、手の打ちようがない”
著作権の問題としは、
”いわゆるレガシーシステムの著作権についても、専門的観点からの意見があった。
将来の日本年金機構の準備段階の話ではあるが、国として著作権に係る対応はきちんとし、年金記録の管理に支障がないようにしていただきたいという意見があった。
また、一部のシステム業者がかなり独占的に社会保険庁のシステムを開発・管理してきたということであ
るが、これにはプラス面とマイナス面があると思うので、当委員会としては年金記録にどう影響したかという視点から整理したい。この整理は将来の日本年金機構との関係でも有意義ではないか”
質疑応答では、
”《主な質疑応答》
○ オンライン化切替時の不備データの問題について、社会保険庁とNTTデータの双方に当時の記録がないとうことは、企業側にも責任があるということか。
→ 委員会でも議論があったところだが、今後、更に詰めていく。最終的な結論を申し上げられる段階ではないが、データがないという問題は、担当業者としても持つべき資料もあるのではないかという視点からすれば、責任は免れないのではないか。
○ 5,000 万件の年金記録のうち氏名等が記載されていない524 万件について、コンピューター上、数時間で出せるというのは、社会保険庁が言っているのか。
→ 氏名がないデータを表す表示(フラグ)が埋め込まれているため、これをオンライン上はじき出すのは数時間程度で可能という意見が、システムワーキンググループの専門家からあったということ。この程度で判明するのであれば、5,000 万件の中身についてもっと早い段階で分析し、国民に開示、説明すべきだったのではないかとの意見もあった。余談だが、なぜこれを埋め込んだのかという経緯を示す記録は、社会保険
庁にもNTTデータにもなく、たどりようがない。
○ 企業の責任として、NTTデータについて言及されたが、日立についてはどうか。
→ 両社からヒアリングをしており、年金記録の視点から、問題があるかどうか確認しているところ。
と記述されています。
履歴管理の問題、著作権問題、特定業者とのの独占的な開発・管理の問題も提起されています。
当方が問題視しているのは、ITゼネコンの問題です。
今後、検証委員会がどこまでITゼネコンの問題を追及できるか見守って行きたいと思っています。
9回の委員会の座長会見録を読み、初めてITゼネコン(NTTデータ、日立製作所)の責任問題が記載されましたね。
例えば、履歴管理の問題としては、
”不備をどうしたのかを記録に残すのは、非常に初歩的なことであり、当時はそのような記録はあったはずだが、社会保険庁とシステム業者が両方ともその基本的な記録を残していないというのは、おかしいことであり意外な感じがした。
年金記録管理の一貫性の観点から言えば、前のシステムから引き継ぐ問題点を当時どうしようとしたかが分からないと、手の打ちようがない”
著作権の問題としは、
”いわゆるレガシーシステムの著作権についても、専門的観点からの意見があった。
将来の日本年金機構の準備段階の話ではあるが、国として著作権に係る対応はきちんとし、年金記録の管理に支障がないようにしていただきたいという意見があった。
また、一部のシステム業者がかなり独占的に社会保険庁のシステムを開発・管理してきたということであ
るが、これにはプラス面とマイナス面があると思うので、当委員会としては年金記録にどう影響したかという視点から整理したい。この整理は将来の日本年金機構との関係でも有意義ではないか”
質疑応答では、
”《主な質疑応答》
○ オンライン化切替時の不備データの問題について、社会保険庁とNTTデータの双方に当時の記録がないとうことは、企業側にも責任があるということか。
→ 委員会でも議論があったところだが、今後、更に詰めていく。最終的な結論を申し上げられる段階ではないが、データがないという問題は、担当業者としても持つべき資料もあるのではないかという視点からすれば、責任は免れないのではないか。
○ 5,000 万件の年金記録のうち氏名等が記載されていない524 万件について、コンピューター上、数時間で出せるというのは、社会保険庁が言っているのか。
→ 氏名がないデータを表す表示(フラグ)が埋め込まれているため、これをオンライン上はじき出すのは数時間程度で可能という意見が、システムワーキンググループの専門家からあったということ。この程度で判明するのであれば、5,000 万件の中身についてもっと早い段階で分析し、国民に開示、説明すべきだったのではないかとの意見もあった。余談だが、なぜこれを埋め込んだのかという経緯を示す記録は、社会保険
庁にもNTTデータにもなく、たどりようがない。
○ 企業の責任として、NTTデータについて言及されたが、日立についてはどうか。
→ 両社からヒアリングをしており、年金記録の視点から、問題があるかどうか確認しているところ。
と記述されています。
履歴管理の問題、著作権問題、特定業者とのの独占的な開発・管理の問題も提起されています。
当方が問題視しているのは、ITゼネコンの問題です。
今後、検証委員会がどこまでITゼネコンの問題を追及できるか見守って行きたいと思っています。
2007年9月26日水曜日
年金記録問題 : 宙に浮いたデータに名無しフラグの付与の存在の問題について
第9回 年金記録問題検証委員会(平成19年9月20日開催)の座長会見録でコンピュータシステムに関して、履歴管理が不十分であったとし、
”例えば氏名がない記録について、何かの手がかりを付ける必要があるとオンライン移行の当時考えたようであり、NTTデータからは、そのようなマークがいくつかオンライン上の記録に埋め込まれているという説明を受けている。
最近もオンライン上のデータの不備が発表されているが、本日の委員会でも、不備データの件数はすぐに出せるのかという質問があり、記録にマークが埋め込まれているものは、やろうと思えばコンピューターを回せば夜中の数時間でも出せるのではないかという意見がシステム関係の専門家からあった。そうであれば、5,000 万件を報告するときに、国民が知りたい情報は率先して直ちに開示すべきものであったし、社会保険庁の対応は怠慢と言わざるを得ない。”
記述があり、社会保険庁の怠慢を指摘した内容です。
それに対して、NTTデータは反論として
”名無し年金の識別符号は当社がつけたものではない」――NTTデータが反論 ”
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070921/282773/
”NTTデータは9月21日、カナ氏名のない年金記録524万件に「00」という識別符号が付与されていた件で、一部報道に反論した。報道では、「NTTデータが符号を付与した」「舛添要一厚生労働相はじめ社会保険庁ではこの事実を誰も知らない」とされている。これは昨日開催された、総務省の年金記録問題検証委員会の公表を受けたものだ。
これに対しNTTデータは、「当社が付与・加工したものではない」と反論。「当社がオンライン・システムの開発を手がける前に社会保険庁が管理していた記録上に既に存在していた」と主張した。同社は国民年金については1984年から、厚生年金については86年からシステムの開発保守を受託している。報道は「88年に手書き台帳を電子化した際にNTTデータが00の印をつけた」としている。
社保庁が「00」の存在を知らなかったとする件について、NTTデータは「受託側であるため、当社はデータの内容について社保庁から報告を受ける立場である」(広報)と話す。その上で、NTTデータは84年、86年の受託に先立ち、社保庁にデータの不備があることを報告済みだったとする。当時、社保庁の依頼でNTTデータはデータの事前調査を実施したという。このときカナ氏名などの不備を社保庁に指摘したが、「不備記録もオンライン・システムにそのまま収録し、移行後に補正を実施していくという方針が示され、不備記録を含めてそのまま移行した」と発表した。
本件に関して社保庁に問い合わせしたが、回答はまだ得られていない。 ”
と反論したらしいですね。
要は、データフォーマットに正常?エラー?(名前無し、性別なし、?)を識別するフラグがあり、そのフラグの目的内容と存在の有無とでNTTデータの責任回避の反論ですね。
マアー NTTデータの企業防衛として反論でしょうが、常識では、システム維持管理(履歴管理)はNTTデータ側の責務であり、誰がフラグつけたかどうかの問題ではなく、登録データクリーン作業は、システム側と社会保険庁側の共同作業であり、共同責任ですね。
NTTデータの反論は、不十分ですね
”例えば氏名がない記録について、何かの手がかりを付ける必要があるとオンライン移行の当時考えたようであり、NTTデータからは、そのようなマークがいくつかオンライン上の記録に埋め込まれているという説明を受けている。
最近もオンライン上のデータの不備が発表されているが、本日の委員会でも、不備データの件数はすぐに出せるのかという質問があり、記録にマークが埋め込まれているものは、やろうと思えばコンピューターを回せば夜中の数時間でも出せるのではないかという意見がシステム関係の専門家からあった。そうであれば、5,000 万件を報告するときに、国民が知りたい情報は率先して直ちに開示すべきものであったし、社会保険庁の対応は怠慢と言わざるを得ない。”
記述があり、社会保険庁の怠慢を指摘した内容です。
それに対して、NTTデータは反論として
”名無し年金の識別符号は当社がつけたものではない」――NTTデータが反論 ”
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070921/282773/
”NTTデータは9月21日、カナ氏名のない年金記録524万件に「00」という識別符号が付与されていた件で、一部報道に反論した。報道では、「NTTデータが符号を付与した」「舛添要一厚生労働相はじめ社会保険庁ではこの事実を誰も知らない」とされている。これは昨日開催された、総務省の年金記録問題検証委員会の公表を受けたものだ。
これに対しNTTデータは、「当社が付与・加工したものではない」と反論。「当社がオンライン・システムの開発を手がける前に社会保険庁が管理していた記録上に既に存在していた」と主張した。同社は国民年金については1984年から、厚生年金については86年からシステムの開発保守を受託している。報道は「88年に手書き台帳を電子化した際にNTTデータが00の印をつけた」としている。
社保庁が「00」の存在を知らなかったとする件について、NTTデータは「受託側であるため、当社はデータの内容について社保庁から報告を受ける立場である」(広報)と話す。その上で、NTTデータは84年、86年の受託に先立ち、社保庁にデータの不備があることを報告済みだったとする。当時、社保庁の依頼でNTTデータはデータの事前調査を実施したという。このときカナ氏名などの不備を社保庁に指摘したが、「不備記録もオンライン・システムにそのまま収録し、移行後に補正を実施していくという方針が示され、不備記録を含めてそのまま移行した」と発表した。
本件に関して社保庁に問い合わせしたが、回答はまだ得られていない。 ”
と反論したらしいですね。
要は、データフォーマットに正常?エラー?(名前無し、性別なし、?)を識別するフラグがあり、そのフラグの目的内容と存在の有無とでNTTデータの責任回避の反論ですね。
マアー NTTデータの企業防衛として反論でしょうが、常識では、システム維持管理(履歴管理)はNTTデータ側の責務であり、誰がフラグつけたかどうかの問題ではなく、登録データクリーン作業は、システム側と社会保険庁側の共同作業であり、共同責任ですね。
NTTデータの反論は、不十分ですね
政治 : 福田 背水の陣内閣について
福田新総裁がスタートし、自ら”背水の陣内閣”と揶揄し、チーム自民党として粛々と実行し、国民の信頼を回復してゆくという会見を聞き、実務派・現実タイプとより実感しましたね。
マスコミの一部では、上書き内閣,森院政内閣などとコメントしていますが、福田新総理は、調整タイプですので、具体的な将来目標を自ら掲げ、それに向って実現に邁進するのではなく、先鋭的な敵をも作らず、当面問題を現実的な解を求める実務タイプであり、安倍前総理の電撃的な辞任での混乱した自民党には、一番相応しい総裁でしょうね。
総裁選挙際に、政策目標を”自立と共生”を”自立と共存”と言い間違えるなど、福田新首相には、国会議員として、日本のあるべき姿を考えていたとは思えませんが、現場の混乱した状況下は、バランス感覚で調整し、堅実に実務処理は合致していると推測しました。
国民にとっても、現状では、ベターな首相でしょうが、10年先、20年先の日本の将来像形成を預ける首相ではないでしょうね。
マスコミの一部では、上書き内閣,森院政内閣などとコメントしていますが、福田新総理は、調整タイプですので、具体的な将来目標を自ら掲げ、それに向って実現に邁進するのではなく、先鋭的な敵をも作らず、当面問題を現実的な解を求める実務タイプであり、安倍前総理の電撃的な辞任での混乱した自民党には、一番相応しい総裁でしょうね。
総裁選挙際に、政策目標を”自立と共生”を”自立と共存”と言い間違えるなど、福田新首相には、国会議員として、日本のあるべき姿を考えていたとは思えませんが、現場の混乱した状況下は、バランス感覚で調整し、堅実に実務処理は合致していると推測しました。
国民にとっても、現状では、ベターな首相でしょうが、10年先、20年先の日本の将来像形成を預ける首相ではないでしょうね。
2007年9月25日火曜日
年金記録問題 : 西川京子議員のTV発言内容に驚愕
昨日 9月24日の西川京子議員(自民党)の「たけしのTVタックル」番組で、「民主党は官公労との親密の関係で現場情報を収集し、政府に問いただしている」と批判的な発言内容があり、低次元の問題意識に驚愕し、更に厚生労働副大臣と知り、驚愕しましたね。
自民党は、参議院選挙までのHPに年金記録問題検討チーム(茂木敏充主査)の第一声に、「宙に浮いたデータも消えた、 データをもありません」と強調していたが、既に、年金記録問題検証委員会に社会保険庁がシステム、マイクロフイルムにも存在しない年金記録データ(消えた年金データ)の存在が明白なのに、お粗末な報告書掲げており、低次元の認識にビックリしましたが、厚生労働副大臣が、今だに、官公労と民主党の親密さをTV番組で問題提起する発言には、年金記録問題への勉強不足には、驚愕しましたね。
官公労の労使間の癒着の問題は現場レベルのオペレーション問題ですが、ITゼネコン(NTTデータ)に1兆円を越える金額を支払い、著作権も無く、NTTデータから移行登録クリーン作業を押し付けられ、美味しい商売をさせてきたのは、官公労の現場レベルではなく、社会保険庁の組織責任者以上の問題であり、管轄の厚生労働省の問題であり、検査に問われず今日まできた会計検査の問題です。
西川京子議員の発言内容のお粗末さには、あきれるしかなかったですね。
当方の関心事は、年金記録問題検証委員会がレガシーシステム、ITゼネコンの責任を何所まで追及した今秋の報告書の内容です。
マアー、無難な道義的な責任程度の記述でしょうね。
自民党は、参議院選挙までのHPに年金記録問題検討チーム(茂木敏充主査)の第一声に、「宙に浮いたデータも消えた、 データをもありません」と強調していたが、既に、年金記録問題検証委員会に社会保険庁がシステム、マイクロフイルムにも存在しない年金記録データ(消えた年金データ)の存在が明白なのに、お粗末な報告書掲げており、低次元の認識にビックリしましたが、厚生労働副大臣が、今だに、官公労と民主党の親密さをTV番組で問題提起する発言には、年金記録問題への勉強不足には、驚愕しましたね。
官公労の労使間の癒着の問題は現場レベルのオペレーション問題ですが、ITゼネコン(NTTデータ)に1兆円を越える金額を支払い、著作権も無く、NTTデータから移行登録クリーン作業を押し付けられ、美味しい商売をさせてきたのは、官公労の現場レベルではなく、社会保険庁の組織責任者以上の問題であり、管轄の厚生労働省の問題であり、検査に問われず今日まできた会計検査の問題です。
西川京子議員の発言内容のお粗末さには、あきれるしかなかったですね。
当方の関心事は、年金記録問題検証委員会がレガシーシステム、ITゼネコンの責任を何所まで追及した今秋の報告書の内容です。
マアー、無難な道義的な責任程度の記述でしょうね。
安倍後継 : 安倍首相のお詫び会見をTVで見て
安倍首相の悲痛な「お詫び会見」をTVで視聴しましたが、健康問題が深刻であるのは、推測できる様子でしたね。3日~4日の入院加療の機能性胃腸障害というより、巷で囁かれた潰瘍性大腸炎という難病かなと思うことと、機能性胃腸障害は神経性(ストレス・・・うつ病?)が大きな要因とも言われ、やはり、週刊雑誌で記述された「相続税脱税疑惑」らが影響しているのかと邪推してしまいます。
会見で記者の質問にあった「クーデター説の存在?」「麻生サン、与謝野サンからの裏切り行為はあったか?」については、きっぱり否定し、麻生サンには感謝していると言う応答でした。
週刊新潮は、”「麻生に騙された!」安倍発言は「謀略情報」だった”では、井上義行総理秘書官が喋り、中川秀直前前幹事長が風潮したと記載されており、週刊文春では、”「麻生クーデター説」を流した真犯人”では、安倍首相が「麻生に騙された」と周囲にもらしたという話がまことしなやかに駆け巡り、このクーデター説の真犯人は中川氏だったが定説になっていると記載しており、サンデー毎日では、”辞任の理由を「病気」のほかに、首相の知人は、脱税疑惑を否定し、自民党の麻生幹事長に「裏切られた」心労ではないかととの説まで囁かれている。その発端は、安倍首相が「麻生サンに裏切られた」と知人にこぼしたとし記載していますね。週刊朝日は、”「麻生にだまされた」が呟いたとされるこの言葉の意味が捜し求め、麻生幹事長・与謝野官房長官に人事権の主導権を握られ、精神状態が穏やかでない心境に、更なるダメージとなる週刊雑誌の「脱税」「隠し子」の疑惑と記載されていました。
マアー、どちらにしても、誰か個人的な思惑・心情からの言葉が「クーデター説」となった推測しますが、やはり、片山さつき議員がTVで喋った「これはクーデターですよ。支えると言いながら後ろから刺して人がいる」と暗に麻生サンを暗に批判した事がストレートの表現であっため、麻生クーデター説になり、拡大されてきたと推測しています。
片山さつき議員は、事実を知らずに、単なる思い付きでの個人的な発言がストレートであった為に、クーデター説が形成されたと思いますね。
中川前幹事長の囁き・風潮を片山さつき議員が曲解した発言が、麻生サンには罪作りな発言となり、福田サンには、追い風の発言になったと推察しましたね。
今回の福田新総裁の実現には、中川・片山議員が影の貢献者というのが俗人の邪推です。
会見で記者の質問にあった「クーデター説の存在?」「麻生サン、与謝野サンからの裏切り行為はあったか?」については、きっぱり否定し、麻生サンには感謝していると言う応答でした。
週刊新潮は、”「麻生に騙された!」安倍発言は「謀略情報」だった”では、井上義行総理秘書官が喋り、中川秀直前前幹事長が風潮したと記載されており、週刊文春では、”「麻生クーデター説」を流した真犯人”では、安倍首相が「麻生に騙された」と周囲にもらしたという話がまことしなやかに駆け巡り、このクーデター説の真犯人は中川氏だったが定説になっていると記載しており、サンデー毎日では、”辞任の理由を「病気」のほかに、首相の知人は、脱税疑惑を否定し、自民党の麻生幹事長に「裏切られた」心労ではないかととの説まで囁かれている。その発端は、安倍首相が「麻生サンに裏切られた」と知人にこぼしたとし記載していますね。週刊朝日は、”「麻生にだまされた」が呟いたとされるこの言葉の意味が捜し求め、麻生幹事長・与謝野官房長官に人事権の主導権を握られ、精神状態が穏やかでない心境に、更なるダメージとなる週刊雑誌の「脱税」「隠し子」の疑惑と記載されていました。
マアー、どちらにしても、誰か個人的な思惑・心情からの言葉が「クーデター説」となった推測しますが、やはり、片山さつき議員がTVで喋った「これはクーデターですよ。支えると言いながら後ろから刺して人がいる」と暗に麻生サンを暗に批判した事がストレートの表現であっため、麻生クーデター説になり、拡大されてきたと推測しています。
片山さつき議員は、事実を知らずに、単なる思い付きでの個人的な発言がストレートであった為に、クーデター説が形成されたと思いますね。
中川前幹事長の囁き・風潮を片山さつき議員が曲解した発言が、麻生サンには罪作りな発言となり、福田サンには、追い風の発言になったと推察しましたね。
今回の福田新総裁の実現には、中川・片山議員が影の貢献者というのが俗人の邪推です。
2007年9月24日月曜日
政治 : 福田総裁が選出
安倍後継の自民党総裁は、麻生元幹事長の善戦がありましたが、福田元官房長官が選出されました。
マアー、当方はどちらでも体制に影響はないと思っていますが、安倍前総理の唐突な辞任で混乱した自民党にとっては、バランス重視の協調的?、中庸的?な調整指向の福田サンがベターでしょうね。
福田新総理の記者会見をTVニュースで視聴しましたが、国民の信頼回復が第一とし、それには、衆知を集め、誠実に一つ一つ、実行するという正攻法しかないと、安倍前総理の理念強調とは相対する堅実的・控えめな性格さはTVニュースからでも伺い知れます。
ただ、TVで同じ映像をみていると、企業組織にも存在する「自分の意見を言わずに、部下の意見を聞くが、責任をもとらない狸。狐の中間組織責任者タイプ」を連想してしまいます。
自分の意見・主張を掲げ、組織に影響力を与えるリーダータイプではないと推察します。
マアー、自民党の体質には、相応しいタイプですが、果たして、国家のトップには相応しいタイプかどうか静観・傍観してみます。
マアー、当方はどちらでも体制に影響はないと思っていますが、安倍前総理の唐突な辞任で混乱した自民党にとっては、バランス重視の協調的?、中庸的?な調整指向の福田サンがベターでしょうね。
福田新総理の記者会見をTVニュースで視聴しましたが、国民の信頼回復が第一とし、それには、衆知を集め、誠実に一つ一つ、実行するという正攻法しかないと、安倍前総理の理念強調とは相対する堅実的・控えめな性格さはTVニュースからでも伺い知れます。
ただ、TVで同じ映像をみていると、企業組織にも存在する「自分の意見を言わずに、部下の意見を聞くが、責任をもとらない狸。狐の中間組織責任者タイプ」を連想してしまいます。
自分の意見・主張を掲げ、組織に影響力を与えるリーダータイプではないと推察します。
マアー、自民党の体質には、相応しいタイプですが、果たして、国家のトップには相応しいタイプかどうか静観・傍観してみます。
2007年9月23日日曜日
郵政民営化 : 郵政民営化は何だったの?(2)
郵政民営化が10月1日からスタートしますが、郵政民営化は何だったのだろうか?
2007年9月18日 読売新聞 12面 ”「巨大金融 民と摩擦」””「暗黙の政府保証」の脅威”の見出しで、郵政民営化に関する記事が記載されていました。
内容には、
・・・”郵便局の投信の販売累計額が、2年足らずで、1兆5000億を越え、残高で地銀トップの横浜銀行の約2倍、 2万4523の郵便局で、1155局での販売で、10月1日以降は、1552局・店舗となり、三菱UFJ銀 行の約2倍となる。
及び、取り扱っている16本の投信のうち9本は元本割れであるが、「投信に政府保証があると思い込んでいる「暗黙の政府保証」がある」と、利用者は「国の後ろ盾」を感じて信頼しているのではないかと?
全国地銀銀行協会は、政府出資のある期間は新しい業務はやめてほしいと不満がある。
また、集配効率化が進んでいると”・・・・
記事には、”ゆうちょ銀行の預金量は187兆円、かんぽ生命保険の総資産は112兆円でともに日本最大規模”と記述がある、やはり、「官から民へ」ではなく、「官が民に」であり、民業圧迫する民営化であったと痛感しています。
一方、郵便局会社・郵便事業会社は公益事業としてユニバーサルサービスが義務付けられているが、集配の効率化が全国で実施されており、営利企業に邁進していると思っています。
郵政民営化が「改革無くして成長無し」という象徴的が郵政民営化で、政府・企業団体・国民も熱病がごとく賛成し、今日にいたっています。一度、決定されたことを覆すことも、止めることも出来ない流れが不可思議ですね。
2007年9月18日 読売新聞 12面 ”「巨大金融 民と摩擦」””「暗黙の政府保証」の脅威”の見出しで、郵政民営化に関する記事が記載されていました。
内容には、
・・・”郵便局の投信の販売累計額が、2年足らずで、1兆5000億を越え、残高で地銀トップの横浜銀行の約2倍、 2万4523の郵便局で、1155局での販売で、10月1日以降は、1552局・店舗となり、三菱UFJ銀 行の約2倍となる。
及び、取り扱っている16本の投信のうち9本は元本割れであるが、「投信に政府保証があると思い込んでいる「暗黙の政府保証」がある」と、利用者は「国の後ろ盾」を感じて信頼しているのではないかと?
全国地銀銀行協会は、政府出資のある期間は新しい業務はやめてほしいと不満がある。
また、集配効率化が進んでいると”・・・・
記事には、”ゆうちょ銀行の預金量は187兆円、かんぽ生命保険の総資産は112兆円でともに日本最大規模”と記述がある、やはり、「官から民へ」ではなく、「官が民に」であり、民業圧迫する民営化であったと痛感しています。
一方、郵便局会社・郵便事業会社は公益事業としてユニバーサルサービスが義務付けられているが、集配の効率化が全国で実施されており、営利企業に邁進していると思っています。
郵政民営化が「改革無くして成長無し」という象徴的が郵政民営化で、政府・企業団体・国民も熱病がごとく賛成し、今日にいたっています。一度、決定されたことを覆すことも、止めることも出来ない流れが不可思議ですね。
郵政民営化 : 郵政民営化は何だったの?(1)
郵政民営化が10月1日からスタートしますが、郵政民営化は何だったのだろうか?
当方は、郵政事業改革や、郵政自由化は賛成派ですが、今度の郵政民営化については反対者でした。
マアー、民間企業にお世話になったこともあり、「官から民へ」は民業圧迫であり、何ら、新しい社会サービスを創出しないということへの反対意見者でした。
小泉元首相が郵政改革を当初から問題視したのは、「財政投融資制度の改革」であり、従来は、大蔵省資金運用部(現 財務省)が郵便貯金や年金積立金などの資金を全額預かり、資金運用部から特殊法人(公庫や公団など)に融資する制度です。特殊法人は、このお金を、高速道路や空港などを建設する大型事業や、中小企業の事業資金、国民の住宅建設資金などへ融資しており、市場のチェックを受けることがなく、運用が不透明であるといわれ、また、官庁の役人が特殊法人に再就職(天下り)し、高額の退職金を受け取っていることも問題でした。
2001年4月1日、「資金運用部資金法等の一部を改正する法律案(2000年5月24日成立)」が施行さ、これにより、大蔵省資金運用部は廃止され、郵便貯金や年金積立金などを預託する制度も廃止となり、郵便貯金などは、金融市場で自主的に資金運用し、特殊法人は財投機関債を発行して金融市場から自主的に資金調達を行うことなりました。
財投機関債とは、特殊法人が自らの信用力で発行する、政府保証のない債券です。したがって、市場から資金を調達するためには、経営内容などの情報を公開し、市場のチェックを受けて、信用力を高めることが必要になる改革でした。
小泉元総理は、財政投融資制度改革の次に、郵政事業の自由化であり、郵政公社に変容させる改革で、民営化でした。
竹中平蔵氏をブレーンにし、郵政民営化に取組をしてきましたが、キャッチフレーズが、「小さな政府」であり、「官から民へ」であり、郵政民営化の実現でした。
確かに、資金の「官から民へ」は実現しましたが、官業が民業にかわり、バックに暗黙の政府保証がある民業は、民業圧迫の「官が民で」の民営化です。
「官から民へ」であれば、官業は民業に移管し、高齢少子化社会向けた新たな社会サービス(介護・福祉を含む)の創出の実現を目指すべきでした。
参議院選挙で自民党が大敗した要因には、年金問題があり、格差問題がありました。郵便局を地域の活性化の拠点や、介護・福祉の情報ネットワーク拠点化などで格差問題の解消の一端を担う事もできたと思っていました。
日本の現状は、高齢化社会に突入しており、郵便局ネットワークの社会インフラを活用方法は知恵をだせば、諸々あるはずです。それを、民営化だけの結論は短絡的だったと今でも思っています。
だからと言って、国民新党のスタンスとは違いますね。国民新党は、政治の世界でのパワーゲームにすぎないですね。単純に民営化反対するのでなく、新しい社会サービスインフラ案を提示しなければパワーゲームで負けるの時間の問題ですね。
当方は、郵政事業改革や、郵政自由化は賛成派ですが、今度の郵政民営化については反対者でした。
マアー、民間企業にお世話になったこともあり、「官から民へ」は民業圧迫であり、何ら、新しい社会サービスを創出しないということへの反対意見者でした。
小泉元首相が郵政改革を当初から問題視したのは、「財政投融資制度の改革」であり、従来は、大蔵省資金運用部(現 財務省)が郵便貯金や年金積立金などの資金を全額預かり、資金運用部から特殊法人(公庫や公団など)に融資する制度です。特殊法人は、このお金を、高速道路や空港などを建設する大型事業や、中小企業の事業資金、国民の住宅建設資金などへ融資しており、市場のチェックを受けることがなく、運用が不透明であるといわれ、また、官庁の役人が特殊法人に再就職(天下り)し、高額の退職金を受け取っていることも問題でした。
2001年4月1日、「資金運用部資金法等の一部を改正する法律案(2000年5月24日成立)」が施行さ、これにより、大蔵省資金運用部は廃止され、郵便貯金や年金積立金などを預託する制度も廃止となり、郵便貯金などは、金融市場で自主的に資金運用し、特殊法人は財投機関債を発行して金融市場から自主的に資金調達を行うことなりました。
財投機関債とは、特殊法人が自らの信用力で発行する、政府保証のない債券です。したがって、市場から資金を調達するためには、経営内容などの情報を公開し、市場のチェックを受けて、信用力を高めることが必要になる改革でした。
小泉元総理は、財政投融資制度改革の次に、郵政事業の自由化であり、郵政公社に変容させる改革で、民営化でした。
竹中平蔵氏をブレーンにし、郵政民営化に取組をしてきましたが、キャッチフレーズが、「小さな政府」であり、「官から民へ」であり、郵政民営化の実現でした。
確かに、資金の「官から民へ」は実現しましたが、官業が民業にかわり、バックに暗黙の政府保証がある民業は、民業圧迫の「官が民で」の民営化です。
「官から民へ」であれば、官業は民業に移管し、高齢少子化社会向けた新たな社会サービス(介護・福祉を含む)の創出の実現を目指すべきでした。
参議院選挙で自民党が大敗した要因には、年金問題があり、格差問題がありました。郵便局を地域の活性化の拠点や、介護・福祉の情報ネットワーク拠点化などで格差問題の解消の一端を担う事もできたと思っていました。
日本の現状は、高齢化社会に突入しており、郵便局ネットワークの社会インフラを活用方法は知恵をだせば、諸々あるはずです。それを、民営化だけの結論は短絡的だったと今でも思っています。
だからと言って、国民新党のスタンスとは違いますね。国民新党は、政治の世界でのパワーゲームにすぎないですね。単純に民営化反対するのでなく、新しい社会サービスインフラ案を提示しなければパワーゲームで負けるの時間の問題ですね。
安倍後継 : パワーゲームもまずは、結果がでる
本日 自民党の総裁選挙ですが、事前予想とおり福田元官房長官が当選するでしょう。
マアー 福田サンは安倍首相の辞任による内外混乱を協調路線(自立と共生)で収束してゆくでしょうね。麻生サンは、現状を是認した成長路線ですが、高齢少子化社会で、介護福祉分野でも労働力不足を海外に依存せざるをえず、日本の国全体のバランス感覚が少々、欠落している感じがしていました。
マアー、どちらでも大勢には影響は無いでしょうが、福田サンのが無難である程度かな。
問題は、敵前逃亡した安倍首相の今後でしょうね。
安倍首相の個人問題が起因で、当初は、主治医の診断が機能性胃腸障害で3~4日の入院加療が、23日現在をも入院中で、総裁選挙も不在投票とは、辞任声明の内容・タイミングも悪く、首相代理を任命せずに、悶々とした日々を過ごしているでしょうね。
例え、激務で健康問題が障害で総裁・総理辞任であったとしたら、3~4日の間に、まずは自民党を離党し、首相代理の任命が賢明でしたね。
唐突な辞任、辞任理由が後から健康問題に、3~4日の入院加療の見込みが10日過ぎて入院中、・・・
安倍首相は自ら墓穴を掘り続けている感じですね。
自民党内に、「クーデター騒ぎ」を発生させ、勝ち馬へ乗る流れの遺恨(空々しい小泉チルドレン議員のコメント等)、国会を事実上の空転・休会状態の事実などの責任・・・安倍後継内閣もしばらくは、安倍弁明をせざるを得ないでしょうね。
安倍首相の自己愛の強さとひ弱さをより感じさせる10日でしたね。
逆に 相続税脱税疑惑は、余程、心身に響いたかですね。
マアー 福田サンは安倍首相の辞任による内外混乱を協調路線(自立と共生)で収束してゆくでしょうね。麻生サンは、現状を是認した成長路線ですが、高齢少子化社会で、介護福祉分野でも労働力不足を海外に依存せざるをえず、日本の国全体のバランス感覚が少々、欠落している感じがしていました。
マアー、どちらでも大勢には影響は無いでしょうが、福田サンのが無難である程度かな。
問題は、敵前逃亡した安倍首相の今後でしょうね。
安倍首相の個人問題が起因で、当初は、主治医の診断が機能性胃腸障害で3~4日の入院加療が、23日現在をも入院中で、総裁選挙も不在投票とは、辞任声明の内容・タイミングも悪く、首相代理を任命せずに、悶々とした日々を過ごしているでしょうね。
例え、激務で健康問題が障害で総裁・総理辞任であったとしたら、3~4日の間に、まずは自民党を離党し、首相代理の任命が賢明でしたね。
唐突な辞任、辞任理由が後から健康問題に、3~4日の入院加療の見込みが10日過ぎて入院中、・・・
安倍首相は自ら墓穴を掘り続けている感じですね。
自民党内に、「クーデター騒ぎ」を発生させ、勝ち馬へ乗る流れの遺恨(空々しい小泉チルドレン議員のコメント等)、国会を事実上の空転・休会状態の事実などの責任・・・安倍後継内閣もしばらくは、安倍弁明をせざるを得ないでしょうね。
安倍首相の自己愛の強さとひ弱さをより感じさせる10日でしたね。
逆に 相続税脱税疑惑は、余程、心身に響いたかですね。
2007年9月22日土曜日
安倍後継 : パワーゲームも終息かな
明日、安倍後継の総裁選挙ですね。
12日の安倍首相の唐突な辞任から、麻生・福田の総裁選挙が繰り広げられ、終盤に近づく程、週刊雑誌が「相続税脱税疑惑」から始まり、「隠し子」「クーデター」「裏切られた発言」・・・・と諸々の記事がでましたので、当方は、興味本位で週刊現代、サンデー毎日、週刊朝日、週刊文春、週刊新潮を購読しました。
安倍首相は健康不安とリーダーシップが発揮できない状況で、小沢代表とも面会不調となり、テロ特措法継続の自信がないということで辞任したことになっていますが、やはり、立花隆氏の週刊現代が取り上げた相続税脱税疑惑が安倍首相のストレスとなり、体調を崩し、敵前逃亡の辞任表明となった思っています。
麻生優位で先行が、安倍首相が「麻生に騙された」と発言したということで俗にいう「クーデター」説が急浮上し、潮目が変わり、福田優位で終盤を迎えることになりましたが、週刊雑誌を読み、「クーデター」説は、偶然か意図的か、解りませんが、安倍首相が疲れ、辞任への心情を近くに居た人間が脱税疑惑も知らずに、安倍首相の発言を、風潮し、それをまた風潮され、結果的に真相が解らない現場の人間が「クーデター」発言まで変容し、それが逆流し、安倍包囲網が形成されたと推察しています。
その風潮の人間は、アンチ麻生の井上義行総理秘書官であり、計算して風潮したのが中川秀前幹事長でしょうね。
安倍首相の退任表明した12日には、週刊現代は取材も申し入れ中であり、15日に発売予定であり、立花隆氏が予想推察したのは、13日ですので、相続税脱税疑惑は、安倍事務所しか知らないことで、周辺の人間は、健康的に不安感があったが、その深刻さは誰も思っておらず、自己愛の強い安部首相は、個人の問題を開示せず、小沢代表との面談不調を起因として、テロ特措法継続の目途がつかないと辞任したので、周辺の居た人間が安倍首相の悪者を回避を画策し、軽い気持ちで「麻生に騙された」発言を風潮したら、事が急展開したと思っています。
マアー、どうであれ、誰が総理になっても、体制に影響しない事でしょうね。
12日の安倍首相の唐突な辞任から、麻生・福田の総裁選挙が繰り広げられ、終盤に近づく程、週刊雑誌が「相続税脱税疑惑」から始まり、「隠し子」「クーデター」「裏切られた発言」・・・・と諸々の記事がでましたので、当方は、興味本位で週刊現代、サンデー毎日、週刊朝日、週刊文春、週刊新潮を購読しました。
安倍首相は健康不安とリーダーシップが発揮できない状況で、小沢代表とも面会不調となり、テロ特措法継続の自信がないということで辞任したことになっていますが、やはり、立花隆氏の週刊現代が取り上げた相続税脱税疑惑が安倍首相のストレスとなり、体調を崩し、敵前逃亡の辞任表明となった思っています。
麻生優位で先行が、安倍首相が「麻生に騙された」と発言したということで俗にいう「クーデター」説が急浮上し、潮目が変わり、福田優位で終盤を迎えることになりましたが、週刊雑誌を読み、「クーデター」説は、偶然か意図的か、解りませんが、安倍首相が疲れ、辞任への心情を近くに居た人間が脱税疑惑も知らずに、安倍首相の発言を、風潮し、それをまた風潮され、結果的に真相が解らない現場の人間が「クーデター」発言まで変容し、それが逆流し、安倍包囲網が形成されたと推察しています。
その風潮の人間は、アンチ麻生の井上義行総理秘書官であり、計算して風潮したのが中川秀前幹事長でしょうね。
安倍首相の退任表明した12日には、週刊現代は取材も申し入れ中であり、15日に発売予定であり、立花隆氏が予想推察したのは、13日ですので、相続税脱税疑惑は、安倍事務所しか知らないことで、周辺の人間は、健康的に不安感があったが、その深刻さは誰も思っておらず、自己愛の強い安部首相は、個人の問題を開示せず、小沢代表との面談不調を起因として、テロ特措法継続の目途がつかないと辞任したので、周辺の居た人間が安倍首相の悪者を回避を画策し、軽い気持ちで「麻生に騙された」発言を風潮したら、事が急展開したと思っています。
マアー、どうであれ、誰が総理になっても、体制に影響しない事でしょうね。
年金 : 社会労務士が高齢者宅を訪問営業
お彼岸であり、墓参りのついでに、87歳の旦那が入院し、一人住まいの叔母(82歳)の家にお見舞いかたがた立ち寄ったら、年金受給の申請時効撤廃の法律改正で新たな年金がもらえるようになったと聞き、良かったですねと受け答えをしました。
内容は、旦那が戦前、軍需工場で1年余り働いた記録が、都内の某社会保険事務所に残っており、新たに申請することで多少なりの年金が受給できることになったということですが、高齢の叔母が自ら社会保険事務所に出向き、年金記録の確認作業の申請したのか疑問になり質問をしました。
叔母の説明だと、この夏に、中年のネクタイ・背広で黒鞄の持った男性が突然、来訪され、年金の時効撤廃になり、申請することで、新たに年金がもらえるかも知れませんので、成功報酬で、調査を代行させて欲しいということで、お願いしたそうです。その男性の名刺を見させていただいたら、社会労務士のX氏でした。
叔母、曰く、X氏は、高齢者の自宅に訪問し、調査代行の営業をしているそうです。
叔母の旦那は、几帳面な性格で、自分らの経歴を詳細に記録していたそうで、叔母も軍需工場で働いていた時期があり、それも記録が存在しており、叔母および旦那の新たな年金受給が確定したそうで、X氏には、手数料として、数万円を2度、支払うそうです。
社会労務士の存在は、知っていましたが、企業の人事・総務関連が顧客と思っていましたが、今回の時効撤廃で、社会保険庁の窓口はいまだに込み合っているそうで、第三者委員会に申請が1万件以上であり、記録訂正は100件強であり、社会労務士にお願いするのも一考かなと思いましたね。
申請時効撤廃の法律改正は、詳細には知りませんが、生きている人間しかその権利がないのであれば、社会保険労務士に調査代行し、生前に早期に、年金受給したほうが現実的ですね。
死亡した人間には、年金記録訂正の権利はどうなっているのかなー?
死亡者まで権利があるとなると、調査件数が級数的に増大し、現場は混乱することになるでしょうね。
内容は、旦那が戦前、軍需工場で1年余り働いた記録が、都内の某社会保険事務所に残っており、新たに申請することで多少なりの年金が受給できることになったということですが、高齢の叔母が自ら社会保険事務所に出向き、年金記録の確認作業の申請したのか疑問になり質問をしました。
叔母の説明だと、この夏に、中年のネクタイ・背広で黒鞄の持った男性が突然、来訪され、年金の時効撤廃になり、申請することで、新たに年金がもらえるかも知れませんので、成功報酬で、調査を代行させて欲しいということで、お願いしたそうです。その男性の名刺を見させていただいたら、社会労務士のX氏でした。
叔母、曰く、X氏は、高齢者の自宅に訪問し、調査代行の営業をしているそうです。
叔母の旦那は、几帳面な性格で、自分らの経歴を詳細に記録していたそうで、叔母も軍需工場で働いていた時期があり、それも記録が存在しており、叔母および旦那の新たな年金受給が確定したそうで、X氏には、手数料として、数万円を2度、支払うそうです。
社会労務士の存在は、知っていましたが、企業の人事・総務関連が顧客と思っていましたが、今回の時効撤廃で、社会保険庁の窓口はいまだに込み合っているそうで、第三者委員会に申請が1万件以上であり、記録訂正は100件強であり、社会労務士にお願いするのも一考かなと思いましたね。
申請時効撤廃の法律改正は、詳細には知りませんが、生きている人間しかその権利がないのであれば、社会保険労務士に調査代行し、生前に早期に、年金受給したほうが現実的ですね。
死亡した人間には、年金記録訂正の権利はどうなっているのかなー?
死亡者まで権利があるとなると、調査件数が級数的に増大し、現場は混乱することになるでしょうね。
2007年9月20日木曜日
安倍後継 : パワーゲームになりつつありますね(3)
世の中、全て、多項式連立方程式のパワーゲームと思っており、次期総裁選挙も終盤を向え、週刊雑誌が諸々と書いていますね。パワーゲームの項目になりえるかどうかですね。
20日の週刊雑誌の新聞広告の見出しには、週刊新潮には、”麻生に騙された! 安倍発言は謀略情報だった”、”やはり「密室」で総理を決めた「新5人組」の暗躍”・・・とか、週刊文春では、”「麻生クーデター説」を流した真犯人”、”「マザコン宰相」の破綻、公邸の庭を徘徊する「うつ状態」の真実”・・・など興味本位の内容がありますね。
マアー、当方は、次期総裁は麻生サンでも福田サンでも大勢に影響ないという見解ですので、どうでも良いのですが、ただ、俗人としては、安倍首相の唐突な辞任の理由は「相続税脱税疑惑」が本命ではないかと思っており、辞任の背景を知りたいと思っており、また、「クーデター」発言した片山さつき議員の言動には、興味がありますね。
週刊雑誌でも購買してみます。
20日の週刊雑誌の新聞広告の見出しには、週刊新潮には、”麻生に騙された! 安倍発言は謀略情報だった”、”やはり「密室」で総理を決めた「新5人組」の暗躍”・・・とか、週刊文春では、”「麻生クーデター説」を流した真犯人”、”「マザコン宰相」の破綻、公邸の庭を徘徊する「うつ状態」の真実”・・・など興味本位の内容がありますね。
マアー、当方は、次期総裁は麻生サンでも福田サンでも大勢に影響ないという見解ですので、どうでも良いのですが、ただ、俗人としては、安倍首相の唐突な辞任の理由は「相続税脱税疑惑」が本命ではないかと思っており、辞任の背景を知りたいと思っており、また、「クーデター」発言した片山さつき議員の言動には、興味がありますね。
週刊雑誌でも購買してみます。
2007年9月19日水曜日
中国 : 中国における国産アニメの状況
中国に関しては、当方は、「エネルギーを暴食する地球環境の破壊者」と見ており、将来の地球全体の最大不安材料を抱えている国という見方をしています。
ただ、関係先が中国にお世話になっており、時々、中国に関する情報をアクセスしており、興味を持った情報(レポート)がありました。
NBonline(日経ビジネス)の遠藤 誉(えんどう・ほまれ)の 「中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由」
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q3/544871/
です。
著者プロフィール 遠藤 誉
1941年、中国長春市生まれ。筑波大学名誉教授、帝京大学顧問(国際交流担当)、理学博士。中国国務院西部開発弁公室人材開発法規組人材開発顧問。著書に『チャーズ』(読売新聞社、文春文庫)、『中国大学総覧』(第一法規)、『中国大学全覧2007』(厚有出版)、『茉莉花』(読売新聞社)、『中国教育革命が描く世界戦略』(厚有出版)、『中国がシリコンバレーとつながるとき』(日経BP社)ほか多数。
詳しい経緯は、連載第1回に記述されていますが、ユニークが経歴であり、今後の連載を期待できる内容という感触をえました。
連載第1回の冒頭に、自己紹介として
”【筆者からの、ちょっと長い自己紹介】
皆さん、こんにちは。
私は遠藤誉(えんどう・ほまれ)と申します。私がなぜ、「中国動(アニメ)漫(マンガ)新人類」を書くことになったかをご理解いただくため、連載を始める前に、先ずはざっと、自己紹介をさせていただきたいと思います。
1941年1月3日、私は中国の北の方にある、現在の吉林省の長春市で生まれました。1945年8月15日に日本が敗戦すると、中国では毛澤東が率いる共産党軍と、今では台湾にいる国民党との間に内戦が起こり、長春はその主戦場になりました。この戦争は多くの犠牲を払いながらも共産党軍の圧勝に終わり、1949年10月1日に中華人民共和国(新中国)が誕生しました。
「日本鬼子!」と罵られて
私はその時長春を脱出して北朝鮮との国境に近い延吉にいたのですが、1950年6月から朝鮮戦争が始まったため、その年の暮れに万里の長城を越えて天津に行き、天津で小学校に上がりました。中国人ばかりの小学校です。小学校では「日本鬼子!」とか「日本狗!」(いずれも「日本の鬼畜生!」という意味)と罵倒され、石を投げられ唾を吐きかけられて、自殺を試みたこともありますが、「悪いのは一部の軍国主義者だ」という担任の先生の言葉に救われ、その後はしっかり「毛澤東思想」の教育を受けて、1953年9月に日本に帰国して参りました。
その後、理論物理の研究に没頭していたのですが、1983年頃から中国人留学生が増え始め、私は理論物理の研究を捨てて、中国人留学生の指導をする職場を選ぶことになりました。「自分は決して侵略主義者の子供ではない」ということを、今度は自分が日本にいて中国人と接し、中国人留学生のために貢献することによって、証明したいという心の叫びが、そうさせたのです。既に40を超え、子供も2人いましたが、それでも満たされないほど、小さい頃に受けた心の傷は埋めようもなく疼き続けていたのです。
あれから約二十数年間の年月が流れていきました。
私はいつも大学や大学院に入学する年代の中国人の若者たちと接触してきたことになります。その間、ずうっと、彼等の変化を見てきました。そして、どうにも納得のいかないものにぶつかり始めたのです。
変化が出始めたのは、90年代の半ばあたりだったかと思います。特に私をハッとさせたのは、中国への思いでした。
「遠藤先生の方が、ずっと“中国人”ですよ」
私の方がずっと「中国」にこだわり、熱い思いを抱いていて、この中国から来た若者たちの方が、ずっと「中国」に対して淡白で、「中国」を突き放しているということに気がつき始めたのです。学生たちは口を揃えたように「遠藤先生の方が、私たちよりずっと“中国人”ですよ」と言って笑います。
そんな彼等に対し、あなたたちは、いったい「どこを向いてるの?」という疑問が、私の心の中にふつふつと湧き始めました。2000年に思い立って、日中韓3カ国の中学3年生を対象とした意識調査を行ってみました。その時ひょっこり浮かんできたのが、中国の若者たちの「日本のアニメ」への関心度の高さでした。
また私は日本留学を志望する中国人学生たちの現地面接を北京で行っていますが、「なぜ日本に憧れを持ったのか」という質問に対して、ここ数年は、「日本の動漫を見て育ったから」と、はばからずに答える者が多くなっていました。
そんな折、中国で反日デモが起きました。2005年4月のことです。あの憎しみに歪んだ若者たちの激情に、ゾッとしなかった日本人はいなかったでしょう。ところが、その2週間後、私は北京で、日本留学を希望する中国人学生たちの現地面接をしたのですが、まるで何事もなかったかのように多くの学生が集まったのです。しかも驚くべきことに、中には「反日デモって何のことですか?」と怪訝な顔をする者もいれば、「デモはデモ、学問は学問。まったく別物です」と言い切る者もいたのです。
私はますます混乱し始めました。胸が騒いで、落ち着かなくなってしまったのです。
中国にびっくりさせられるのは、もちろんこれが初めてではありません。私は1990年代の半ばから、中国人留学生の留学効果に関する調査を、日本留学と欧米(特にアメリカ)留学の比較を通して追跡してきましたが、WTO(世界貿易機関)加盟を迎えた中国が「日本を飛び越えてカリフォルニアのシリコンバレーとつながっている」ことを発見して驚いたことがあります。それを『中国がシリコンバレーとつながるとき』という本にまとめ、日経BPから出版していただいたのでした。
世界に跨るトップエリートである博士たちを結び付けているグローバルネットワークがあると思ったら、今度は小さな子供から大学生まで、どっぷり日本の動漫に浸かって熱狂している。
アニメも漫画も知らないけれど、調べてみよう!
私は既に60歳を超えていました。このまま仕事を続ければ雑事に追われて何も究明できなくなるという思いと、現場にいるからこそ見えるのではないかということのジレンマに苛まれ、2006年に遂に執筆に専念しようと決意して私立大学の留学生関係のセンター長を辞して、中国の若者の精神文化を解剖する作業に着手したのでした。「ええい、これも現実。しょうがないからトコトン調べてしまえ」と思った次第です。
そこで見えてきたものは、私にとって驚きを禁じえないものばかりでした。日本の動漫が中国を席巻していたことは分かっていたとしても、まさかここまでとは思っていなかったのです。ただ、私はアニメにも漫画にも特に興味を持ったことのない人間です。だからはっきり言って、動漫に関しては無知です。ですから、この齢になって初めて「スラムダンク」のアニメを見たり、子供たちがかつて読んでいた古い漫画を取り出してきて、中国の若者がこの中の何に惹かれたのかを見出そうと闘ったりしています。したがって、動漫に対する無知に関しては、どうか寛容に見ていてください。
私の中国における実体験と、長年に亘って中国人留学生と接してきた経験が、このシリーズにおける分析に、いくらかでも役立てば望外の喜びです。しばらくの間、皆さんとともに考察を試みたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。
2007年9月12日 遠藤 誉”
で、中国でのアニメの実情の一端が記載されています。続きを読みたくなる内容ですね。
一方 18日のワールドビジネスサテライト(テレビ東京)で日本国内でさばききれない様々な業務が中国で行われている。伝票入力からチラシやアニメ制作まで。目に見えない「中国製」の実態とを紹介しておりましたが、アニメ制作では、中国における安価、大量処理、即納は国内では追随できず、文化論は別にしてアニメビジネス面では近い将来、中国が主役になるのではないかと危惧しますね。
先にブログで、2007年9月4日「中国 : ホワイトカラー分野も中国へ」 でも記述しましたが、製造分野から、ホワイトカラー分野も合わせて、日本の高齢少子化社会、労働力不足は深刻な問題ですね。
団塊世代の労働力の有効活用すべきと思っています。
ただ、関係先が中国にお世話になっており、時々、中国に関する情報をアクセスしており、興味を持った情報(レポート)がありました。
NBonline(日経ビジネス)の遠藤 誉(えんどう・ほまれ)の 「中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由」
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q3/544871/
です。
著者プロフィール 遠藤 誉
1941年、中国長春市生まれ。筑波大学名誉教授、帝京大学顧問(国際交流担当)、理学博士。中国国務院西部開発弁公室人材開発法規組人材開発顧問。著書に『チャーズ』(読売新聞社、文春文庫)、『中国大学総覧』(第一法規)、『中国大学全覧2007』(厚有出版)、『茉莉花』(読売新聞社)、『中国教育革命が描く世界戦略』(厚有出版)、『中国がシリコンバレーとつながるとき』(日経BP社)ほか多数。
詳しい経緯は、連載第1回に記述されていますが、ユニークが経歴であり、今後の連載を期待できる内容という感触をえました。
連載第1回の冒頭に、自己紹介として
”【筆者からの、ちょっと長い自己紹介】
皆さん、こんにちは。
私は遠藤誉(えんどう・ほまれ)と申します。私がなぜ、「中国動(アニメ)漫(マンガ)新人類」を書くことになったかをご理解いただくため、連載を始める前に、先ずはざっと、自己紹介をさせていただきたいと思います。
1941年1月3日、私は中国の北の方にある、現在の吉林省の長春市で生まれました。1945年8月15日に日本が敗戦すると、中国では毛澤東が率いる共産党軍と、今では台湾にいる国民党との間に内戦が起こり、長春はその主戦場になりました。この戦争は多くの犠牲を払いながらも共産党軍の圧勝に終わり、1949年10月1日に中華人民共和国(新中国)が誕生しました。
「日本鬼子!」と罵られて
私はその時長春を脱出して北朝鮮との国境に近い延吉にいたのですが、1950年6月から朝鮮戦争が始まったため、その年の暮れに万里の長城を越えて天津に行き、天津で小学校に上がりました。中国人ばかりの小学校です。小学校では「日本鬼子!」とか「日本狗!」(いずれも「日本の鬼畜生!」という意味)と罵倒され、石を投げられ唾を吐きかけられて、自殺を試みたこともありますが、「悪いのは一部の軍国主義者だ」という担任の先生の言葉に救われ、その後はしっかり「毛澤東思想」の教育を受けて、1953年9月に日本に帰国して参りました。
その後、理論物理の研究に没頭していたのですが、1983年頃から中国人留学生が増え始め、私は理論物理の研究を捨てて、中国人留学生の指導をする職場を選ぶことになりました。「自分は決して侵略主義者の子供ではない」ということを、今度は自分が日本にいて中国人と接し、中国人留学生のために貢献することによって、証明したいという心の叫びが、そうさせたのです。既に40を超え、子供も2人いましたが、それでも満たされないほど、小さい頃に受けた心の傷は埋めようもなく疼き続けていたのです。
あれから約二十数年間の年月が流れていきました。
私はいつも大学や大学院に入学する年代の中国人の若者たちと接触してきたことになります。その間、ずうっと、彼等の変化を見てきました。そして、どうにも納得のいかないものにぶつかり始めたのです。
変化が出始めたのは、90年代の半ばあたりだったかと思います。特に私をハッとさせたのは、中国への思いでした。
「遠藤先生の方が、ずっと“中国人”ですよ」
私の方がずっと「中国」にこだわり、熱い思いを抱いていて、この中国から来た若者たちの方が、ずっと「中国」に対して淡白で、「中国」を突き放しているということに気がつき始めたのです。学生たちは口を揃えたように「遠藤先生の方が、私たちよりずっと“中国人”ですよ」と言って笑います。
そんな彼等に対し、あなたたちは、いったい「どこを向いてるの?」という疑問が、私の心の中にふつふつと湧き始めました。2000年に思い立って、日中韓3カ国の中学3年生を対象とした意識調査を行ってみました。その時ひょっこり浮かんできたのが、中国の若者たちの「日本のアニメ」への関心度の高さでした。
また私は日本留学を志望する中国人学生たちの現地面接を北京で行っていますが、「なぜ日本に憧れを持ったのか」という質問に対して、ここ数年は、「日本の動漫を見て育ったから」と、はばからずに答える者が多くなっていました。
そんな折、中国で反日デモが起きました。2005年4月のことです。あの憎しみに歪んだ若者たちの激情に、ゾッとしなかった日本人はいなかったでしょう。ところが、その2週間後、私は北京で、日本留学を希望する中国人学生たちの現地面接をしたのですが、まるで何事もなかったかのように多くの学生が集まったのです。しかも驚くべきことに、中には「反日デモって何のことですか?」と怪訝な顔をする者もいれば、「デモはデモ、学問は学問。まったく別物です」と言い切る者もいたのです。
私はますます混乱し始めました。胸が騒いで、落ち着かなくなってしまったのです。
中国にびっくりさせられるのは、もちろんこれが初めてではありません。私は1990年代の半ばから、中国人留学生の留学効果に関する調査を、日本留学と欧米(特にアメリカ)留学の比較を通して追跡してきましたが、WTO(世界貿易機関)加盟を迎えた中国が「日本を飛び越えてカリフォルニアのシリコンバレーとつながっている」ことを発見して驚いたことがあります。それを『中国がシリコンバレーとつながるとき』という本にまとめ、日経BPから出版していただいたのでした。
世界に跨るトップエリートである博士たちを結び付けているグローバルネットワークがあると思ったら、今度は小さな子供から大学生まで、どっぷり日本の動漫に浸かって熱狂している。
アニメも漫画も知らないけれど、調べてみよう!
私は既に60歳を超えていました。このまま仕事を続ければ雑事に追われて何も究明できなくなるという思いと、現場にいるからこそ見えるのではないかということのジレンマに苛まれ、2006年に遂に執筆に専念しようと決意して私立大学の留学生関係のセンター長を辞して、中国の若者の精神文化を解剖する作業に着手したのでした。「ええい、これも現実。しょうがないからトコトン調べてしまえ」と思った次第です。
そこで見えてきたものは、私にとって驚きを禁じえないものばかりでした。日本の動漫が中国を席巻していたことは分かっていたとしても、まさかここまでとは思っていなかったのです。ただ、私はアニメにも漫画にも特に興味を持ったことのない人間です。だからはっきり言って、動漫に関しては無知です。ですから、この齢になって初めて「スラムダンク」のアニメを見たり、子供たちがかつて読んでいた古い漫画を取り出してきて、中国の若者がこの中の何に惹かれたのかを見出そうと闘ったりしています。したがって、動漫に対する無知に関しては、どうか寛容に見ていてください。
私の中国における実体験と、長年に亘って中国人留学生と接してきた経験が、このシリーズにおける分析に、いくらかでも役立てば望外の喜びです。しばらくの間、皆さんとともに考察を試みたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。
2007年9月12日 遠藤 誉”
で、中国でのアニメの実情の一端が記載されています。続きを読みたくなる内容ですね。
一方 18日のワールドビジネスサテライト(テレビ東京)で日本国内でさばききれない様々な業務が中国で行われている。伝票入力からチラシやアニメ制作まで。目に見えない「中国製」の実態とを紹介しておりましたが、アニメ制作では、中国における安価、大量処理、即納は国内では追随できず、文化論は別にしてアニメビジネス面では近い将来、中国が主役になるのではないかと危惧しますね。
先にブログで、2007年9月4日「中国 : ホワイトカラー分野も中国へ」 でも記述しましたが、製造分野から、ホワイトカラー分野も合わせて、日本の高齢少子化社会、労働力不足は深刻な問題ですね。
団塊世代の労働力の有効活用すべきと思っています。
安倍後継 : パワーゲームになりつつありますね(2)
安倍首相も、当初の退院見込みを、主治医の意見もあり、延期になりました。
安倍首相の唐突な辞任劇についても週刊雑誌が記事を書き始めてきました。
週刊朝日には、安倍首相は『麻生にだまされた』と言ったと記述しており、サンデー毎日は、安倍首相は、”首相は難病に冒されていた。・・・・「潰瘍性大腸炎」で以前から薬を服用していた”とし、辞任の理由には、「病気」と「カネ疑惑」とし、安倍首相が最近、ごく親しい人物に『麻生さんに裏切られた』とこぼしていた」と記述していますね。
真相はどうであっても、安倍首相は、体調不良として、帰国後もしくは所信声明前に、入院し、健康問題で、総理の責務を遂行できないという枕詞で、辞任表明すれば、敵前逃亡とも言われず、再チャレンジの機会をあり、国会を空転させることもなかったのに、KY(空気を読めない)だけでは、説明がつきません。やはり、辞任真相が別にあったと思えてしょうがないのです。
参考情報
安倍首相、今週いっぱいは入院・容体に変化なし
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070917STXKB019817092007.html
安倍首相の唐突な辞任劇についても週刊雑誌が記事を書き始めてきました。
週刊朝日には、安倍首相は『麻生にだまされた』と言ったと記述しており、サンデー毎日は、安倍首相は、”首相は難病に冒されていた。・・・・「潰瘍性大腸炎」で以前から薬を服用していた”とし、辞任の理由には、「病気」と「カネ疑惑」とし、安倍首相が最近、ごく親しい人物に『麻生さんに裏切られた』とこぼしていた」と記述していますね。
真相はどうであっても、安倍首相は、体調不良として、帰国後もしくは所信声明前に、入院し、健康問題で、総理の責務を遂行できないという枕詞で、辞任表明すれば、敵前逃亡とも言われず、再チャレンジの機会をあり、国会を空転させることもなかったのに、KY(空気を読めない)だけでは、説明がつきません。やはり、辞任真相が別にあったと思えてしょうがないのです。
参考情報
安倍首相、今週いっぱいは入院・容体に変化なし
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070917STXKB019817092007.html
安倍後継 : パワーゲームになりつつありますね(1)
安倍後継の次期総裁選挙も麻生優位から、福田リードとなっていますが、これから、安倍首相の辞任の真相に関する情報(怪情報、憶測記事・・・)が出て、多項式連立方程式のパワーゲームになりつつありますね。
例えば、麻生元幹事長は、安倍首相の辞意は、自分以外にも知っていた人間がいると発言し、首相退任を回避を出来なかったという党内の批判を牽制し、与謝野官房長官は、、「麻生幹事長と与謝野氏が(首相を退陣に追い込む)『クーデター』を起こした」とする一部報道について、「首相を支える任務に違反した行動をとったことは一度もない」として否定発言など、真相が出始めて来ましたね。
「クーデター」は、片山さつき議員がTV向けの「これは、クーデターだ、後ろから刺された」発言が発端で、暗に麻生幹事長、与謝野官房長官の裏切り行為を指した発言内容でした。
15日発売の週刊現代で「相続税脱税疑惑」の記事になり、週刊文春が安倍の「隠し子」問題を追っており、週刊ポストが「政界激震 『安倍首相の隠し子騒動』で流された美人ママの個人情報」というタイトルで報じられ、安倍夫妻の不仲説まで出始めており・・・世の中、連立方程式のパワーゲームですので、まだまだ次期総裁選挙は流動的な部分がありますね。
参考情報
① 首相の辞意、麻生幹事長「自分以外にも知っていた人いる」http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070919i302.htm
② 与謝野氏、麻生・与謝野「クーデター」説を否定http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070918ia22.htm
例えば、麻生元幹事長は、安倍首相の辞意は、自分以外にも知っていた人間がいると発言し、首相退任を回避を出来なかったという党内の批判を牽制し、与謝野官房長官は、、「麻生幹事長と与謝野氏が(首相を退陣に追い込む)『クーデター』を起こした」とする一部報道について、「首相を支える任務に違反した行動をとったことは一度もない」として否定発言など、真相が出始めて来ましたね。
「クーデター」は、片山さつき議員がTV向けの「これは、クーデターだ、後ろから刺された」発言が発端で、暗に麻生幹事長、与謝野官房長官の裏切り行為を指した発言内容でした。
15日発売の週刊現代で「相続税脱税疑惑」の記事になり、週刊文春が安倍の「隠し子」問題を追っており、週刊ポストが「政界激震 『安倍首相の隠し子騒動』で流された美人ママの個人情報」というタイトルで報じられ、安倍夫妻の不仲説まで出始めており・・・世の中、連立方程式のパワーゲームですので、まだまだ次期総裁選挙は流動的な部分がありますね。
参考情報
① 首相の辞意、麻生幹事長「自分以外にも知っていた人いる」http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070919i302.htm
② 与謝野氏、麻生・与謝野「クーデター」説を否定http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070918ia22.htm
2007年9月17日月曜日
政治 : 安倍首相辞任の真相と次期総裁選の影響
立花隆氏が、週刊現代の「安倍首相の相続税脱税疑惑」記事をとりあげ、安倍首相の辞任真相という論評を読み、15日発売の週刊現代を購読し、その後のマスコミが週刊現代の記事をどう取り扱うのか注視していましたが、静かな状況で推移しておりますね。
ただ、コメンターからは、安倍首相の退任挨拶内容については、国民むけの謝罪もなく、テロ特措法継続で、小沢代表との面談不調もあり、身を引いて、局面を変える説明には、批判していますね。
まずは、健康問題で、今後の総理・総裁の責務を遂行できる自信がないとし、国民に謝罪するのが筋であるという論調ですね。
マアー、当然ですね。
何故、当然が出来なかったか?という要因が、相続税の脱税疑惑と邪推しており、興味本位で安倍首相の退院(多分 総裁選挙結果後でしょう)と総裁選挙を見守っています。
当方の邪推の背景は、
① 安倍首相の退任が唐突すぎる
② 安倍首相の健康問題の深刻さが疑問
ですね。
総裁選挙で福田元官房長官が圧倒的に先行しており、麻生元幹事長は不利な状況になっていますが、その要因は、麻生元幹事長が、10日の安倍首相所信発表の後で、安倍首相から退任の意向を事前に聞いており、麻生議員を応援する「太郎会」が開催され、鳩山法相が「安倍さんの次は、麻生さん」との発言もあり、麻生幹事長が退任を回避できなかったという事で、麻生本命から潮目が変わったことになったというのがマスコミの論調です。
麻生さんは、「10日、11日、安倍さんから辞任の意思は聞き、退任の時期ではないと回避努力した」のは事実だと思いますね。12日昼、大島国対委員長から小沢代表との面談不調報告を聞き、安倍首相の最終決断及び辞任理由は直前まで知らなかったということも事実と思いますね。健康問題は、退任声明後に、与謝野官房長官から退任理由の一つという説明があり、与謝野官房長官・麻生元幹事長も、そこまで健康問題が深刻であったことは気が付かなかったと説明していますね。
もし、麻生幹事長が辞任理由を知っていたら、健康問題で第一にすべきと助言するでしょうね。
まだ、休日であり、総裁選挙は始まったばかりですが、安倍首相の真相・経緯は静かですが、17日AMのTV(10CH)番組で、福田応援団、麻生応援団がゲスト出演し、やはり、安倍首相の辞任の経緯と麻生元幹事長がどこまで知っており、「太郎会」のメンバーに漏らしたのではないか?と話題になっていました。
今後、正確な安倍首相と麻生元幹事長との会話内容などが開示されてくると・・・総裁選挙の終盤はどうなるかわからなくなると邪推しています。
小沢代表が、安倍首相の退任で「政局にするな、議員のTV出演を制限している」ことは、安倍首相の退任に関する真相の情報を入手しているかも知れませんね。
立花隆氏も記述していましたが、民主党が国政調査権で安倍首相の脱税疑惑を追及することを目論見しているかも知れませんね。
マアー 俗人には、真相の事実は、興味ある内容ですね。
ただ、コメンターからは、安倍首相の退任挨拶内容については、国民むけの謝罪もなく、テロ特措法継続で、小沢代表との面談不調もあり、身を引いて、局面を変える説明には、批判していますね。
まずは、健康問題で、今後の総理・総裁の責務を遂行できる自信がないとし、国民に謝罪するのが筋であるという論調ですね。
マアー、当然ですね。
何故、当然が出来なかったか?という要因が、相続税の脱税疑惑と邪推しており、興味本位で安倍首相の退院(多分 総裁選挙結果後でしょう)と総裁選挙を見守っています。
当方の邪推の背景は、
① 安倍首相の退任が唐突すぎる
② 安倍首相の健康問題の深刻さが疑問
ですね。
総裁選挙で福田元官房長官が圧倒的に先行しており、麻生元幹事長は不利な状況になっていますが、その要因は、麻生元幹事長が、10日の安倍首相所信発表の後で、安倍首相から退任の意向を事前に聞いており、麻生議員を応援する「太郎会」が開催され、鳩山法相が「安倍さんの次は、麻生さん」との発言もあり、麻生幹事長が退任を回避できなかったという事で、麻生本命から潮目が変わったことになったというのがマスコミの論調です。
麻生さんは、「10日、11日、安倍さんから辞任の意思は聞き、退任の時期ではないと回避努力した」のは事実だと思いますね。12日昼、大島国対委員長から小沢代表との面談不調報告を聞き、安倍首相の最終決断及び辞任理由は直前まで知らなかったということも事実と思いますね。健康問題は、退任声明後に、与謝野官房長官から退任理由の一つという説明があり、与謝野官房長官・麻生元幹事長も、そこまで健康問題が深刻であったことは気が付かなかったと説明していますね。
もし、麻生幹事長が辞任理由を知っていたら、健康問題で第一にすべきと助言するでしょうね。
まだ、休日であり、総裁選挙は始まったばかりですが、安倍首相の真相・経緯は静かですが、17日AMのTV(10CH)番組で、福田応援団、麻生応援団がゲスト出演し、やはり、安倍首相の辞任の経緯と麻生元幹事長がどこまで知っており、「太郎会」のメンバーに漏らしたのではないか?と話題になっていました。
今後、正確な安倍首相と麻生元幹事長との会話内容などが開示されてくると・・・総裁選挙の終盤はどうなるかわからなくなると邪推しています。
小沢代表が、安倍首相の退任で「政局にするな、議員のTV出演を制限している」ことは、安倍首相の退任に関する真相の情報を入手しているかも知れませんね。
立花隆氏も記述していましたが、民主党が国政調査権で安倍首相の脱税疑惑を追及することを目論見しているかも知れませんね。
マアー 俗人には、真相の事実は、興味ある内容ですね。
2007年9月16日日曜日
安倍後継 : 福田元官房長官 VS 麻生元幹事長について(2)
TV番組での福田元官房長官と麻生元幹事長の話を聞いていると、堅実さ・安心感は圧倒的に福田さんですね、麻生さんは、脇が甘いというのか?何でもしゃべりすぎますね。
マアー 麻生さんとすれば、今回は解散ありきの繋ぎの内閣であり、善戦でという結果で良しでしょうから、意識的な先鋭的かつ庶民受けの発言でしょうね。
16日夕方のTV番組で、司会者から「年金問題」を問われた際に、福田さんは、丁寧・誠実に取組をしなければいけませんと・・・堅実な安定指向の回答ですが、麻生さんは、「当初は、5000万人か、5000万データとマスコミも不正確な報道し、不安感を増長させたが、当初は3億件データから5000万件まで処理をしてきており、サボタージュもあり、年金横領事件が不安をあたえる・・・」というように、年金制度、消えた年金問題など根源的な問題は認識不足していると思いましたね。
当方は、今年から厚生年金の受給資格者になりますので、年金問題だけであれば、福田さんを支持したくなりますが、民主党の新妻議員がベストであり、まだまだ、総裁選挙は始まったばかりで、流動的な要素を含んでいますので、静観・傍観ですね。
マアー 麻生さんとすれば、今回は解散ありきの繋ぎの内閣であり、善戦でという結果で良しでしょうから、意識的な先鋭的かつ庶民受けの発言でしょうね。
16日夕方のTV番組で、司会者から「年金問題」を問われた際に、福田さんは、丁寧・誠実に取組をしなければいけませんと・・・堅実な安定指向の回答ですが、麻生さんは、「当初は、5000万人か、5000万データとマスコミも不正確な報道し、不安感を増長させたが、当初は3億件データから5000万件まで処理をしてきており、サボタージュもあり、年金横領事件が不安をあたえる・・・」というように、年金制度、消えた年金問題など根源的な問題は認識不足していると思いましたね。
当方は、今年から厚生年金の受給資格者になりますので、年金問題だけであれば、福田さんを支持したくなりますが、民主党の新妻議員がベストであり、まだまだ、総裁選挙は始まったばかりで、流動的な要素を含んでいますので、静観・傍観ですね。
安倍後継 : 福田元官房長官 VS 麻生元幹事長について(1)
次期自民党総裁選挙は、福田元官房長官と麻生元幹事長との一騎打ちになりました。
どちらに総理・総裁になっても大同小異だと思いますが、人間像は大分違いがありますね
福田元官房長官は、現在のコスモ石油でサラーマンを10数年経験後、父福田赳夫内閣での秘書から衆議院議員になり、森・小泉内閣で官房長官を長く勤める・・・バランス感覚のある卒の無い堅実な実務家タイプと思えます。
麻生元幹事長は、麻生セメント社長から衆議院議員になり、宗教はカトリックであり、漫画、クレー射撃など多彩な趣味であり、庶民うけの軽妙な語りの親分肌の事業家タイプと思えますね。
親分肌であり、少数派閥の悲哀もあり、曲者の言動に映りますね。
総理には、バランス感覚の聞き上手の堅実な福田元官房長官が相応しいが、総理大臣(首相)には、多弁・雄弁の麻生元幹事長が相応しいのではないかという印象を持ちますね。
日本の置かれている現状には、麻生元幹事長の成長ありきであり、国内の安心・安全の生活指向には、福田元官房長官であり、選択は難しいですね。
どちらに総理・総裁になっても大同小異だと思いますが、人間像は大分違いがありますね
福田元官房長官は、現在のコスモ石油でサラーマンを10数年経験後、父福田赳夫内閣での秘書から衆議院議員になり、森・小泉内閣で官房長官を長く勤める・・・バランス感覚のある卒の無い堅実な実務家タイプと思えます。
麻生元幹事長は、麻生セメント社長から衆議院議員になり、宗教はカトリックであり、漫画、クレー射撃など多彩な趣味であり、庶民うけの軽妙な語りの親分肌の事業家タイプと思えますね。
親分肌であり、少数派閥の悲哀もあり、曲者の言動に映りますね。
総理には、バランス感覚の聞き上手の堅実な福田元官房長官が相応しいが、総理大臣(首相)には、多弁・雄弁の麻生元幹事長が相応しいのではないかという印象を持ちますね。
日本の置かれている現状には、麻生元幹事長の成長ありきであり、国内の安心・安全の生活指向には、福田元官房長官であり、選択は難しいですね。
政治 : 週刊現代の安倍首相脱税疑惑のマスコミ対処について
15日 土曜日に、「安倍首相:相続税脱税疑惑」を記載した週刊現代が発売され、新聞・TVがどのように取り扱うのか様子見していましたが、特別な反応が無いみたいですね。
週刊誌の記事(信憑性?)ということで、マスコミは取り上げないのでしょうね。
ただ、勘ぐりたくなるのは、立花隆氏が「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」で記述していましたが、安倍事務所が週刊現代の予想される記事内容は誤りと発表し、週刊現代の記事内容を紹介しようとするメディアに対し、そういうことをしたら、そのこと自体に対して法的措置をとるぞという警告を報道機関に流していることが影響しているのでしょうね。
名誉毀損は、引用紹介でも成立する判例があり、報道機関は取り上げにくいのでしょうね。
マアー、世の中すべてパワーゲームですから。
後は、安倍事務所と週刊現代(講談社・・・夕刊ゲンダイ)との攻防戦の様子見でしょうね。
参考ニュース
立花隆:週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070914_scandal/
週刊誌の記事(信憑性?)ということで、マスコミは取り上げないのでしょうね。
ただ、勘ぐりたくなるのは、立花隆氏が「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」で記述していましたが、安倍事務所が週刊現代の予想される記事内容は誤りと発表し、週刊現代の記事内容を紹介しようとするメディアに対し、そういうことをしたら、そのこと自体に対して法的措置をとるぞという警告を報道機関に流していることが影響しているのでしょうね。
名誉毀損は、引用紹介でも成立する判例があり、報道機関は取り上げにくいのでしょうね。
マアー、世の中すべてパワーゲームですから。
後は、安倍事務所と週刊現代(講談社・・・夕刊ゲンダイ)との攻防戦の様子見でしょうね。
参考ニュース
立花隆:週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070914_scandal/
政治 : 何故、自民党総裁選挙中は、国会休会なのか?
12日 代表質問直前に、安倍首相の唐突な辞任表明され、自民党総裁選挙の間、何故、国会が延期・休会の空転中になっているのか?法律的に不案内ですが、解りません。
自民党総裁を辞任は、自民党の問題であり、首相は3~4日の安静加療程度の入院で、何故、国会は休会するのか?
自民党は、事があるごとに「責任政党」を強調してき、「政治の空白は許されない」と主張してきたのに、自党の総裁選挙で国会が事実上休会していること事態が不可思議ですね。
官房長官は、首相代理をも設けないとの明言しているのであれば、国会開催と併行して自民党の総裁選挙をすべきではないかと思いますね。
やはり、安倍首相の総裁辞任説明の内容・タイミングに不可解さがあるからですね。
参考ニュース
① 首相の臨時代理立てない・官房長官
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3L13056%2013092007&g=P3&d=20070913
② 安倍首相「機能性胃腸障害」と診断・3―4日の入院必要
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1301J%2013092007&g=P3&d=20070913
自民党総裁を辞任は、自民党の問題であり、首相は3~4日の安静加療程度の入院で、何故、国会は休会するのか?
自民党は、事があるごとに「責任政党」を強調してき、「政治の空白は許されない」と主張してきたのに、自党の総裁選挙で国会が事実上休会していること事態が不可思議ですね。
官房長官は、首相代理をも設けないとの明言しているのであれば、国会開催と併行して自民党の総裁選挙をすべきではないかと思いますね。
やはり、安倍首相の総裁辞任説明の内容・タイミングに不可解さがあるからですね。
参考ニュース
① 首相の臨時代理立てない・官房長官
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3L13056%2013092007&g=P3&d=20070913
② 安倍首相「機能性胃腸障害」と診断・3―4日の入院必要
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1301J%2013092007&g=P3&d=20070913
2007年9月15日土曜日
政治 : 自民党の体質に思うこと(2)
安倍総理の唐突な辞任により、福田元官房長官と麻生元幹事長とで、総裁選にはいりましたが、ともに世襲の元首相の息子とvs孫の一騎打ちですね。
自民党は世襲議員が多く、どちらが総裁になっても自民党の体質は変わらないないでしょうね。
マアー、バランス感覚の堅実さと庶民受けするリーダーシップ(親分肌)ある曲者(弱小派閥の悲哀)の戦いですが、派閥パワーのバランス戦略の福田元総理の圧勝の気配ですね。
不可思議なのは、安倍首相の唐突な辞任劇を自民党内で問題点を声高に言わないで選挙戦(熱病)に突入する自民党の体質ですね。また、安部首相の辞任責任を出身派閥が負わず、派閥パワー(数)で勝ち馬に流れを作る体質ですね。皆、大臣、総理を狙っているので好機とみているのでしょうね。
安倍首相が予定では3~4日で退院(多分、健康問題の深刻さを演出しなければならず、選挙選挙後に退院することになるでしょうね)されたら、後は、よろしくということで、納まるのが自民党の体質でしょうか。
週刊現代の「相続税脱税疑惑」が信憑性が問われるかどうかで、責任問題が出るかでしょうね。
自民党は世襲議員が多く、どちらが総裁になっても自民党の体質は変わらないないでしょうね。
マアー、バランス感覚の堅実さと庶民受けするリーダーシップ(親分肌)ある曲者(弱小派閥の悲哀)の戦いですが、派閥パワーのバランス戦略の福田元総理の圧勝の気配ですね。
不可思議なのは、安倍首相の唐突な辞任劇を自民党内で問題点を声高に言わないで選挙戦(熱病)に突入する自民党の体質ですね。また、安部首相の辞任責任を出身派閥が負わず、派閥パワー(数)で勝ち馬に流れを作る体質ですね。皆、大臣、総理を狙っているので好機とみているのでしょうね。
安倍首相が予定では3~4日で退院(多分、健康問題の深刻さを演出しなければならず、選挙選挙後に退院することになるでしょうね)されたら、後は、よろしくということで、納まるのが自民党の体質でしょうか。
週刊現代の「相続税脱税疑惑」が信憑性が問われるかどうかで、責任問題が出るかでしょうね。
年金 : 企業年金連合会、初の赤字・昨年度1136億円のニュースを読んで
ニュース ”企業年金連合会、初の赤字・昨年度1136億円”
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070915AT3S0701B14092007.html
・・・”転職した会社員らの企業年金を管理する企業年金連合会の収支が2006年度に初めて赤字となったことが分かった。高齢化で年金の受給年齢に達した加入者が増えたことなどが原因で、赤字額は1136億円。07年度は5日に発覚した未払い年金の支給が支出に加わるため、赤字は一段と膨らみそうだ。同会は約13兆円ある積立金を取り崩して対応する方針を固めた。
06年度は年金支給に伴う支出が前年度比11%増の4053億円となる一方、転職者や解散した基金からの資金移管による収入は61%減の2917億円に落ち込み、その差の1136億円が赤字となった。05年度は3779億円の黒字で、前身の旧厚生年金基金連合会の設立(1967年)以来初めて赤字に転じた。”・・・
当方は、今秋に、60歳を迎える団塊世代であり、本ニュースは他人事ではありません。
しかしながら、高齢少子化時代に、向こう数年間は、60歳を迎える団塊世代が数多く、受給者になり、今年初めての赤字は、今後の赤字基調ということになり、団塊世代は最後の逃げ得世代ですが、後に続く世代は深刻な問題が顕在化するでしょうね。
やはり、年金問題が最大関心事になりますね。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070915AT3S0701B14092007.html
・・・”転職した会社員らの企業年金を管理する企業年金連合会の収支が2006年度に初めて赤字となったことが分かった。高齢化で年金の受給年齢に達した加入者が増えたことなどが原因で、赤字額は1136億円。07年度は5日に発覚した未払い年金の支給が支出に加わるため、赤字は一段と膨らみそうだ。同会は約13兆円ある積立金を取り崩して対応する方針を固めた。
06年度は年金支給に伴う支出が前年度比11%増の4053億円となる一方、転職者や解散した基金からの資金移管による収入は61%減の2917億円に落ち込み、その差の1136億円が赤字となった。05年度は3779億円の黒字で、前身の旧厚生年金基金連合会の設立(1967年)以来初めて赤字に転じた。”・・・
当方は、今秋に、60歳を迎える団塊世代であり、本ニュースは他人事ではありません。
しかしながら、高齢少子化時代に、向こう数年間は、60歳を迎える団塊世代が数多く、受給者になり、今年初めての赤字は、今後の赤字基調ということになり、団塊世代は最後の逃げ得世代ですが、後に続く世代は深刻な問題が顕在化するでしょうね。
やはり、年金問題が最大関心事になりますね。
政治 : 週刊現代「安倍晋三 相続税3億円脱税疑惑」を読んで(2)
週刊現代 安倍晋三「相続税3億円脱税」疑惑記事を読むと、週刊現代側は政治資金報告書などより資料を作成し、安倍事務所に「この相続のカラクリを指摘し、どのような処理をしたのか、脱税ではないのか、」というA4にして5枚の資料を送り、9月12日中に回答をと安倍事務所に提出していた。
そして、回答期日の9月12日の14:00に、安倍首相は、突然、辞任声明を発表するが、まだ、質問状への回答はないそうです。
メディアでは、毎日新聞が12日夕刊に、首相の辞任報道とその辞任理由に、「今週末発売の一部週刊誌が安倍首相に関連するスキャンダルを報じる予定だったの情報もある」と1面に報じたと記載されています。
立花隆氏の「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」では
時事通信が(12日20時34分)から、“「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍事務所”という速報ニュースを流した。
同じ12日の夜23時52分になると、時事通信は「週刊現代の取材に警告 相続税めぐり安倍事務所」という
記事が出てきたとあり、その時事ニュースとほぼ同時に、安倍事務所から「週刊現代に掲載予定の記事はまったく事実に反する。掲載しないよう警告する」という報道機関に一斉に警告文が流されたということです。
安倍事務所は辞任発表の12日の夜に、”週刊誌取材「脱税疑惑」はまったくの誤り”と発表し、毎日新聞が12日夕刊報道したことにより、12日深夜に、報道機関に警告文を発したことになります。
そして、15日 週刊現代は、質問への未回答である「脱税疑惑」を掲載し発売が流れです。
安倍事務所は、”週刊誌取材の「脱税疑惑」事実に反する”と発表し、報道機関には、”事実に反し、掲載しないように”との警告文を発したのにかかわらず、週刊現代は、掲載記事を発売したことにより、安倍事務所と週刊現代(講談社)との攻防戦が開始されると予想されます。
立花隆氏は、”いまの法体系では、名誉毀損は、引用紹介に対しても成り立つという判例が生きているから、この警告はなかなか効果を持つ。実際このあと、毎日新聞の後を追おうとしていたメディアの腰が一斉に引け”と論評しています。
さて、安倍事務所と週刊現代との攻防戦で、少しでも事実が検証化されたら、次期総裁選挙の福田・麻生戦争など滑稽な茶番劇ですね。
総理選で劣勢の麻生元幹事長は、主客逆展することもありえますので。
これも、代表質問日に、テロ特措法継続で小沢代表との面談不調により、自分が去ることで局面をかえ、テロ特措法の継続を後任に委ねるという、説得力不足の辞任説明や、あとから、機能性胃腸障害というストレス性の体調不調・食欲不振などの病名で3~4日の安静という深刻ではない健康状態という経緯を見ると何か、安倍事務所側に脛に傷があるのではないかと邪推しますね。
さて、さて、しばらく、様子見ですね。
そして、回答期日の9月12日の14:00に、安倍首相は、突然、辞任声明を発表するが、まだ、質問状への回答はないそうです。
メディアでは、毎日新聞が12日夕刊に、首相の辞任報道とその辞任理由に、「今週末発売の一部週刊誌が安倍首相に関連するスキャンダルを報じる予定だったの情報もある」と1面に報じたと記載されています。
立花隆氏の「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」では
時事通信が(12日20時34分)から、“「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍事務所”という速報ニュースを流した。
同じ12日の夜23時52分になると、時事通信は「週刊現代の取材に警告 相続税めぐり安倍事務所」という
記事が出てきたとあり、その時事ニュースとほぼ同時に、安倍事務所から「週刊現代に掲載予定の記事はまったく事実に反する。掲載しないよう警告する」という報道機関に一斉に警告文が流されたということです。
安倍事務所は辞任発表の12日の夜に、”週刊誌取材「脱税疑惑」はまったくの誤り”と発表し、毎日新聞が12日夕刊報道したことにより、12日深夜に、報道機関に警告文を発したことになります。
そして、15日 週刊現代は、質問への未回答である「脱税疑惑」を掲載し発売が流れです。
安倍事務所は、”週刊誌取材の「脱税疑惑」事実に反する”と発表し、報道機関には、”事実に反し、掲載しないように”との警告文を発したのにかかわらず、週刊現代は、掲載記事を発売したことにより、安倍事務所と週刊現代(講談社)との攻防戦が開始されると予想されます。
立花隆氏は、”いまの法体系では、名誉毀損は、引用紹介に対しても成り立つという判例が生きているから、この警告はなかなか効果を持つ。実際このあと、毎日新聞の後を追おうとしていたメディアの腰が一斉に引け”と論評しています。
さて、安倍事務所と週刊現代との攻防戦で、少しでも事実が検証化されたら、次期総裁選挙の福田・麻生戦争など滑稽な茶番劇ですね。
総理選で劣勢の麻生元幹事長は、主客逆展することもありえますので。
これも、代表質問日に、テロ特措法継続で小沢代表との面談不調により、自分が去ることで局面をかえ、テロ特措法の継続を後任に委ねるという、説得力不足の辞任説明や、あとから、機能性胃腸障害というストレス性の体調不調・食欲不振などの病名で3~4日の安静という深刻ではない健康状態という経緯を見ると何か、安倍事務所側に脛に傷があるのではないかと邪推しますね。
さて、さて、しばらく、様子見ですね。
政治 : 週刊現代「安倍晋三 相続税3億円脱税疑惑」を読んで(1)
立花隆が安倍首相の唐突の退任の真相として、15日発売の週刊現代に記載予定「相続税 3億円脱税疑惑」記事が起因と論評しており、当方も退任説明の内容・時期に不可思議さを感じており、立花隆の論評に興味が沸き、早速、週刊現代を購読しました。
立花隆氏の予告記事「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070914_scandal/
に記述とおりで、安倍晋太郎が個人で多額の金額を寄付した政治団体を安倍晋三が相続時の清算処理に相続税の脱税疑惑があるとし、財務省主税局の担当から「週刊現代側の資料通りであれば、脱税」、「7年時効になっており、徴収はできないが、行政の長として、時効の利益を放棄し、自発的な納税を期待」という記述がありますね。
立花隆氏の予告解説記事には、
・・・”退任表明の12日(20時34分)に、時事通信が“「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍事務所”という速報ニュースを流し、同じ12日の夜23時52分になると、時事通信は
「週刊現代の取材に警告 相続税めぐり安倍事務所」という記事が出てきた。その内容は、
「週刊現代に掲載予定の記事はまったく事実に反する。掲載しないよう警告する」という文書を安倍事務所が発表したというものだった。
同時に、安倍晋三事務所から、
「(株)講談社「週刊現代」記事(掲載予定)及び これに関する一部新聞報道について」
という文書が、「報道機関各位」あてで一斉にファックスで流された。その書き出しは次のようなものだった。
(株)講談社「週刊現代」記事(掲載予定)及び これに関する一部新聞報道について
1 毎日新聞の本日夕刊(4版)に「『脱税疑惑』取材進む」との見出しを付した上で、『週刊現代』が首相自身の政治団体を利用した『脱税疑惑』を追求する取材を進めていた」との記事を掲載し、あたかも安倍が「脱税疑惑」の取材追及をおそれて辞職したのではないかとの印象を強く与える記事が掲載されましたので、週刊現代の指摘及びこれを無思慮に報じた新聞記事が全くの誤りであることを明確に説明しておきます。」・・・”
であり、安倍事務所は神経過敏の反応ですね。
週刊現代の記事は、安倍事務所には、取材申込をしており、俗に言う怪文書類ではなく、憶測記事でもなさそうですが、信憑性はわかりません。
今後、安倍事務所と週刊現代との攻防戦を見守るしかないですね。
週刊現代としては、相手が安倍首相でもあり、第二弾、第三弾の資料の温存を推測できる記事の体裁であり、安倍首相は、退院後、何らかな形で説明せざるを得ないとは思っております。
立花隆氏の予告記事「週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070914_scandal/
に記述とおりで、安倍晋太郎が個人で多額の金額を寄付した政治団体を安倍晋三が相続時の清算処理に相続税の脱税疑惑があるとし、財務省主税局の担当から「週刊現代側の資料通りであれば、脱税」、「7年時効になっており、徴収はできないが、行政の長として、時効の利益を放棄し、自発的な納税を期待」という記述がありますね。
立花隆氏の予告解説記事には、
・・・”退任表明の12日(20時34分)に、時事通信が“「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍事務所”という速報ニュースを流し、同じ12日の夜23時52分になると、時事通信は
「週刊現代の取材に警告 相続税めぐり安倍事務所」という記事が出てきた。その内容は、
「週刊現代に掲載予定の記事はまったく事実に反する。掲載しないよう警告する」という文書を安倍事務所が発表したというものだった。
同時に、安倍晋三事務所から、
「(株)講談社「週刊現代」記事(掲載予定)及び これに関する一部新聞報道について」
という文書が、「報道機関各位」あてで一斉にファックスで流された。その書き出しは次のようなものだった。
(株)講談社「週刊現代」記事(掲載予定)及び これに関する一部新聞報道について
1 毎日新聞の本日夕刊(4版)に「『脱税疑惑』取材進む」との見出しを付した上で、『週刊現代』が首相自身の政治団体を利用した『脱税疑惑』を追求する取材を進めていた」との記事を掲載し、あたかも安倍が「脱税疑惑」の取材追及をおそれて辞職したのではないかとの印象を強く与える記事が掲載されましたので、週刊現代の指摘及びこれを無思慮に報じた新聞記事が全くの誤りであることを明確に説明しておきます。」・・・”
であり、安倍事務所は神経過敏の反応ですね。
週刊現代の記事は、安倍事務所には、取材申込をしており、俗に言う怪文書類ではなく、憶測記事でもなさそうですが、信憑性はわかりません。
今後、安倍事務所と週刊現代との攻防戦を見守るしかないですね。
週刊現代としては、相手が安倍首相でもあり、第二弾、第三弾の資料の温存を推測できる記事の体裁であり、安倍首相は、退院後、何らかな形で説明せざるを得ないとは思っております。
政治 : 立花隆の「安倍首相辞任の真相」記事の第二弾
安倍首相の唐突な辞任には、解せなく、立花隆氏が週刊現代の安倍スキャンダルの取材が起因としに現実性があるなあーと思い、15日の発行の週刊現代を購買を予定していたら、立花隆にの第二弾記事 立花隆:週刊現代が暴いた“安倍スキャンダル”の全容 http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070914_scandal/
の続報を発表した。
成る程と思わせる内容で、最後の締めくくりは、
・・・・「安倍首相を追い込んだものの正体
何しろ、問題がゴツすぎる。
3億円なのだ。これが事実ならば、こんな問題を、まっとうな説明なしにやりすごすことはできないし、安倍首相はもはや二度と政治資金問題について、あるいは税金問題について、もっともらしいことを何一つ語ることができないことになるだろう。
あのときもし、突然の辞任宣言なしに、臨時国会が開かれ、与野党逆転の参院でこの問題の議論が始まっていたり、この週刊現代の記事の通りのことが明るみに出てきたならば、安倍首相がどうあがいても、野党からの国政調査権攻勢を防ぎきれず、国会が止まったり、総理大臣の問責決議案が通ったりして、見るも無残な政治的死亡をとげていただろう。
政治的想像力をちょっと働かせてみることで、そのようなあり得た未来図を頭の中に描いてみることができる。そのような未来図を次々に描いてみれば安倍首相のあのあまりにも唐突な辞意表明の理由がわかるだろう。・・・・・
とあり、安倍首相としては、敵前逃亡を、雲隠れをせざるを得ない内容ですね。
早速 本日 週刊現代を購読する予定です。
マアー 事実であれば、現在、福田元官房長官と麻生元幹事長との次期総裁選挙など滑稽ですね。
の続報を発表した。
成る程と思わせる内容で、最後の締めくくりは、
・・・・「安倍首相を追い込んだものの正体
何しろ、問題がゴツすぎる。
3億円なのだ。これが事実ならば、こんな問題を、まっとうな説明なしにやりすごすことはできないし、安倍首相はもはや二度と政治資金問題について、あるいは税金問題について、もっともらしいことを何一つ語ることができないことになるだろう。
あのときもし、突然の辞任宣言なしに、臨時国会が開かれ、与野党逆転の参院でこの問題の議論が始まっていたり、この週刊現代の記事の通りのことが明るみに出てきたならば、安倍首相がどうあがいても、野党からの国政調査権攻勢を防ぎきれず、国会が止まったり、総理大臣の問責決議案が通ったりして、見るも無残な政治的死亡をとげていただろう。
政治的想像力をちょっと働かせてみることで、そのようなあり得た未来図を頭の中に描いてみることができる。そのような未来図を次々に描いてみれば安倍首相のあのあまりにも唐突な辞意表明の理由がわかるだろう。・・・・・
とあり、安倍首相としては、敵前逃亡を、雲隠れをせざるを得ない内容ですね。
早速 本日 週刊現代を購読する予定です。
マアー 事実であれば、現在、福田元官房長官と麻生元幹事長との次期総裁選挙など滑稽ですね。
2007年9月14日金曜日
安倍後継 : 麻生幹事長 含み笑いから苦虫へ
安倍後継総裁は町村派の福田康夫元官房長官が古賀、山崎、伊吹、谷垣、二階、高村各派に支持を広げており、各派の支持により、町村派の安倍首相の電撃的な退任であり、町村派の突出に懸念をしていた町村派名誉会長の森喜朗元首相も払拭され、町村派でも支持する環境が整い、福田元官房長官の立候補も確実となった。
また、立候補を表明していた額賀福史郎財務相も青木元参議院会長が島津派の参議院員は福田氏を支援すると言われ、福田氏を支援となり、麻生幹事長の包囲網が形成されつつありますね。
ポスト安倍を狙い、安倍首相の実現に積極的に支援し、町村派に協力をし続けてきた麻生幹事長は、安倍首相の電撃的な退任には、当初は含み笑いであったが、安倍続投を支持し、安倍内閣での幹事長の責務は、ポスト安倍の単純な流れにならず、苦虫の顔になってきました。
福田元官房長官は、前回総裁選挙も広く担がれればというスタンスであったが、町村派では安倍さんも立候補あり、身を引いたこともあり、今回も待ち状態で自ら動かず、まずは反麻生の各派からの支援を待ち、勝ち馬に乗る流れが現実化してから、自派の町村派の名誉会長でもある森元首相に協力要請する姿勢は、上手ですね。
背景には、小泉⇒安倍路線に冷や飯組が勝ち馬の流れを形成したことですね。
福田首相が実現しても、福田元官房長官は、「貧乏くじを引く事になるかな?」と言っており、衆議院解散までの繋ぎの短命になる可能性もありますので。
福田サンにとっては、仮に短命でも、現在の町村派の源は、福田派であり、首相経験すれば、福田派に蘇ることにもなり、それはそれで、価値ある内容でしょうね。
また、立候補を表明していた額賀福史郎財務相も青木元参議院会長が島津派の参議院員は福田氏を支援すると言われ、福田氏を支援となり、麻生幹事長の包囲網が形成されつつありますね。
ポスト安倍を狙い、安倍首相の実現に積極的に支援し、町村派に協力をし続けてきた麻生幹事長は、安倍首相の電撃的な退任には、当初は含み笑いであったが、安倍続投を支持し、安倍内閣での幹事長の責務は、ポスト安倍の単純な流れにならず、苦虫の顔になってきました。
福田元官房長官は、前回総裁選挙も広く担がれればというスタンスであったが、町村派では安倍さんも立候補あり、身を引いたこともあり、今回も待ち状態で自ら動かず、まずは反麻生の各派からの支援を待ち、勝ち馬に乗る流れが現実化してから、自派の町村派の名誉会長でもある森元首相に協力要請する姿勢は、上手ですね。
背景には、小泉⇒安倍路線に冷や飯組が勝ち馬の流れを形成したことですね。
福田首相が実現しても、福田元官房長官は、「貧乏くじを引く事になるかな?」と言っており、衆議院解散までの繋ぎの短命になる可能性もありますので。
福田サンにとっては、仮に短命でも、現在の町村派の源は、福田派であり、首相経験すれば、福田派に蘇ることにもなり、それはそれで、価値ある内容でしょうね。
政治 : 立花隆の「安倍首相辞任の真相」記事について
安倍首相辞任については、「田原総一朗:なぜ国会を投げ出したのか、安倍首相辞任の舞台裏」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070912_27th/
を読みましたが、当方が共感できたのは、
立花隆:政界を大混乱に巻き込んだ安倍首相電撃辞任の真相
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070913_jinin/
ですね。
立花隆氏が疑問視した点は、安倍首相の退任の本当の理由は、身近の自民党首脳(麻生太郎幹事長)にもらしたという。
・「私は人心を掌握しきれない」
・「政治的エネルギーもなくなってしまった」
の二つの言葉に集約されるとし、政治家がこのようなセリフを吐くときは、普通の人でいえばほとんどウツ病状態といってよいほど、神経がブレイク・ダウンした状態(ナーバス ブレイク・ダウン)と陥ったとし、
問題はそのブレイク・ダウンを何が起こさせたかとし、推察されています。
ただ、”なぜこのタイミングで辞任したのか”と模索され、健康状態がよくないのは、以前から周知の事実であり、健康問題が起因かなあーという結論になりつつあったが、立花隆氏は、辞任表明後、政府当局者の側から、安倍首相の健康問題がさかんに語られ(特に与謝野官房長官)、TV報道でもそこがさかんに強調される様子を見ているうちに、健康問題を疑問もちはじめ、本当の真相を見せないようにするために、ことさらに健康問題が強調されだしたのではないかと疑問をもったそうです。
そして、今週土曜日発行の週刊現代が「遺産相続で3億円の脱税」で、安倍事務所に真偽確認と、その理由釈明の問い合わせの書筒を送り、返答の期限を12日の午後2時に設定していたという情報をつかみ、その午後2時に安倍首相は、辞任会見していたのが真相という内容です。
立花隆氏は「遺産相続で3億円の脱税」の事柄より、「政治と金」が問われている環境で、首相自身が説明せざるを得ない事態の影響度を鑑み、辞任したのだろうという・・・・余韻を残す記述でした。
当方も、安倍首相の唐突で、辞任理由に、今一歩、解せなく、深刻な健康問題と認識していましたが、何故、素直に、自ら表明しなかったのかという素朴な疑問を持っていましたので、立花隆氏の評論を読み、成る程を理解した次第です。
事実、
” 安倍首相は機能性胃腸症=入院「少なくとも3、4日」-「全身衰弱」・病院側会見 ”
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091300569
・・・辞任を表明した安倍晋三首相は13日、東京都新宿区の慶応大学病院に入院した。病院側は同日午後、記者会見し、首相の容体について「胃や腸の機能が悪化している」として機能性胃腸症と診断したことを明らかにした。「少なくとも3、4日か数日」の入院が必要としている。
病院側は「胃や腸には内視鏡検査ではっきりした異常はない」としながらも、「全身的に非常に衰弱している。体重も数カ月で約5キロ減少している」と説明。「機能性胃腸症が悪化していることが考えられる」と語った。さらに「数週間前にウイルスによると思われる一過性急性胃腸炎にかかった。これが現在の症状を重くしている可能性がある」とし、「入院、安静加療が必要と判断した」と述べた。 ・・・
のニュースがあり、機能性胃腸症とは、ストレスが起因と言われ、軽微か重症かの程度はあれ、世間一般の症状ですね。
また、”「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍首相事務所 ”
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091201095
・・・辞任表明した安倍晋三首相について、講談社の週刊誌「週刊現代」編集部は12日、「脱税疑惑」があるとして、首相側に取材を申し入れていたと明らかにした。一方、安倍首相の事務所は「全くの誤り」と反論し、同社に記事を掲載しないよう「警告」する文書を出した。
同誌は「数カ月取材してきた『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で話題になっていることは聞いている」などとコメントした。記事は15日発売号に掲載するという。
安倍事務所によると、父の故晋太郎氏が個人資産を政治団体に寄付し、相続税の支払いを免れたのではないかとの内容の質問が週刊現代からあった。
同事務所は、収支報告書には「第3者からの寄付を故晋太郎名義で記載しているにすぎない」と、全面的に否定している。・・・
のニュースもあり、今週土曜日の発行の「週刊現代」が記事が見ものですね。
購読を考えています。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070912_27th/
を読みましたが、当方が共感できたのは、
立花隆:政界を大混乱に巻き込んだ安倍首相電撃辞任の真相
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070913_jinin/
ですね。
立花隆氏が疑問視した点は、安倍首相の退任の本当の理由は、身近の自民党首脳(麻生太郎幹事長)にもらしたという。
・「私は人心を掌握しきれない」
・「政治的エネルギーもなくなってしまった」
の二つの言葉に集約されるとし、政治家がこのようなセリフを吐くときは、普通の人でいえばほとんどウツ病状態といってよいほど、神経がブレイク・ダウンした状態(ナーバス ブレイク・ダウン)と陥ったとし、
問題はそのブレイク・ダウンを何が起こさせたかとし、推察されています。
ただ、”なぜこのタイミングで辞任したのか”と模索され、健康状態がよくないのは、以前から周知の事実であり、健康問題が起因かなあーという結論になりつつあったが、立花隆氏は、辞任表明後、政府当局者の側から、安倍首相の健康問題がさかんに語られ(特に与謝野官房長官)、TV報道でもそこがさかんに強調される様子を見ているうちに、健康問題を疑問もちはじめ、本当の真相を見せないようにするために、ことさらに健康問題が強調されだしたのではないかと疑問をもったそうです。
そして、今週土曜日発行の週刊現代が「遺産相続で3億円の脱税」で、安倍事務所に真偽確認と、その理由釈明の問い合わせの書筒を送り、返答の期限を12日の午後2時に設定していたという情報をつかみ、その午後2時に安倍首相は、辞任会見していたのが真相という内容です。
立花隆氏は「遺産相続で3億円の脱税」の事柄より、「政治と金」が問われている環境で、首相自身が説明せざるを得ない事態の影響度を鑑み、辞任したのだろうという・・・・余韻を残す記述でした。
当方も、安倍首相の唐突で、辞任理由に、今一歩、解せなく、深刻な健康問題と認識していましたが、何故、素直に、自ら表明しなかったのかという素朴な疑問を持っていましたので、立花隆氏の評論を読み、成る程を理解した次第です。
事実、
” 安倍首相は機能性胃腸症=入院「少なくとも3、4日」-「全身衰弱」・病院側会見 ”
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091300569
・・・辞任を表明した安倍晋三首相は13日、東京都新宿区の慶応大学病院に入院した。病院側は同日午後、記者会見し、首相の容体について「胃や腸の機能が悪化している」として機能性胃腸症と診断したことを明らかにした。「少なくとも3、4日か数日」の入院が必要としている。
病院側は「胃や腸には内視鏡検査ではっきりした異常はない」としながらも、「全身的に非常に衰弱している。体重も数カ月で約5キロ減少している」と説明。「機能性胃腸症が悪化していることが考えられる」と語った。さらに「数週間前にウイルスによると思われる一過性急性胃腸炎にかかった。これが現在の症状を重くしている可能性がある」とし、「入院、安静加療が必要と判断した」と述べた。 ・・・
のニュースがあり、機能性胃腸症とは、ストレスが起因と言われ、軽微か重症かの程度はあれ、世間一般の症状ですね。
また、”「脱税疑惑」全くの誤り=週刊誌取材に安倍首相事務所 ”
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091201095
・・・辞任表明した安倍晋三首相について、講談社の週刊誌「週刊現代」編集部は12日、「脱税疑惑」があるとして、首相側に取材を申し入れていたと明らかにした。一方、安倍首相の事務所は「全くの誤り」と反論し、同社に記事を掲載しないよう「警告」する文書を出した。
同誌は「数カ月取材してきた『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で話題になっていることは聞いている」などとコメントした。記事は15日発売号に掲載するという。
安倍事務所によると、父の故晋太郎氏が個人資産を政治団体に寄付し、相続税の支払いを免れたのではないかとの内容の質問が週刊現代からあった。
同事務所は、収支報告書には「第3者からの寄付を故晋太郎名義で記載しているにすぎない」と、全面的に否定している。・・・
のニュースもあり、今週土曜日の発行の「週刊現代」が記事が見ものですね。
購読を考えています。
2007年9月13日木曜日
安倍後継 : 安倍首相の辞任後の自民党内の思惑
安倍首相は、テロ特措法の継続を自ら引き、新しい局面で実現の思いで辞職したのでしょうが、健康面がその要因であれば、素直に国民に明示し、後任に委ねることにすれば良かったのですが、小沢代表と面談が不調となったなど言葉にすることが、偏狭な自己愛なのです。
後から、健康面で問題を抱えていたと与謝野官房長から言わせるなど、曲者の麻生幹事長、老練・老獪の妙の与謝野幹事長などに泳がされ、なかなか本音が語れなかったという事だったのでしょうね。
さて、次期自民党総裁はどうなるのか?面白いですね
曲者の麻生幹事長が一番、有力なポジションにいますが、安部首相の続投を推奨し、健康面で不安は充分認識したと思いますので、事前に手を打つべきで、テロ特措法も安倍首相の意向のもと、外務省、防衛省、官邸、自民党及び民主党へ汗をかいていたと思えないのです。
安倍首相が海外で、「職を賭する覚悟」の発言に対して、麻生幹事長のコメントは、「しっかりやってほしい」というふうに受け取ったという内容でした。自戒の内容ですね。
帰国し、その日に、所信声明し、その夜、麻生幹事長との二人での会談がありました。
やはり、曲者の麻生幹事長はクールに対応・・・・例えば、国際公約化したのは、安部首相の責任だ、
自ら、小沢代表と直接折衝を・・・・安倍首相は小沢代表との面談が不調になり、健康面も不安もあり、辞職を覚悟したのでしょうね。
庶民受けする軽妙な語り口で人気がある麻生幹事長は、やはり、曲者ですね。
大物の真の人物かどうか見極めしてゆきたいと思っています。
後から、健康面で問題を抱えていたと与謝野官房長から言わせるなど、曲者の麻生幹事長、老練・老獪の妙の与謝野幹事長などに泳がされ、なかなか本音が語れなかったという事だったのでしょうね。
さて、次期自民党総裁はどうなるのか?面白いですね
曲者の麻生幹事長が一番、有力なポジションにいますが、安部首相の続投を推奨し、健康面で不安は充分認識したと思いますので、事前に手を打つべきで、テロ特措法も安倍首相の意向のもと、外務省、防衛省、官邸、自民党及び民主党へ汗をかいていたと思えないのです。
安倍首相が海外で、「職を賭する覚悟」の発言に対して、麻生幹事長のコメントは、「しっかりやってほしい」というふうに受け取ったという内容でした。自戒の内容ですね。
帰国し、その日に、所信声明し、その夜、麻生幹事長との二人での会談がありました。
やはり、曲者の麻生幹事長はクールに対応・・・・例えば、国際公約化したのは、安部首相の責任だ、
自ら、小沢代表と直接折衝を・・・・安倍首相は小沢代表との面談が不調になり、健康面も不安もあり、辞職を覚悟したのでしょうね。
庶民受けする軽妙な語り口で人気がある麻生幹事長は、やはり、曲者ですね。
大物の真の人物かどうか見極めしてゆきたいと思っています。
2007年9月12日水曜日
政治 : 安倍首相の辞意説明を聞いて
安倍首相の辞意説明を聞いて、与謝野官房長官は、健康面も辞意の要因の一つとフォローされていましたが、やはり、2世、3世の議員の弱さを感じましたね。
安倍首相の高次元の国家感(美しい国、戦後レジームからの脱却など)は、思い上がりか?自己愛の強い人物と思っていました。
ブログでの記述しましたが
「政治:テロ特措法の新たな事実(3)」
・・・・・安倍首相で思い出すのは、「年金基礎番号を導入決定したのは、菅サンですよ!」「小沢さんを選ぶか、自分を選ぶかの政権選択選挙です!」で、「国際貢献に反対したのは民主党です」と責任転嫁することになるでしょうね。
自己愛の強い安部首相ですから。マアー、見ものです。・・・・・・
と記述しましたが、今回の辞意説明でも、テロ特措法の継続打開策として、小沢代表との党首会談の申し入れたが不調になったと、責任を外に転嫁する、またまた、自己愛的な弁明に聞こえてしまいますね。
何か、直面する課題に、負けるのが嫌で、敵前逃亡した感じですね。
マアー、曲者の麻生幹事長に泳がされた事も事実でしょうね。
麻生幹事長の話は、庶民的感覚を受けますが、本音の部分は何を考えているか解らないという印象です。
やはり、麻生幹事長は薄ら笑いしているでしょうね。
ただ、TVニュース番組を見ていて、片山さつき議員が「これはクーデーだ、後から指された?」とかいう言葉を発していましたが、番組では何らコメントがありませんでしたが、推測するには、安倍首相は、誰かに騙され、後ろから刺された・・・というニュアンスでした。想像するには、やはり、曲者の麻生幹事長を指しているのでしょう。
安倍首相に続投を進め、自ら幹事長になったのに関わらず、テロ特措法の継続には強い推進の姿が見受けらず、安倍首相がテロ特措法継続を国際公約であり、「職を賭する覚悟」について、麻生幹事長は冷ややかになったのでしょうね。
安倍首相が帰国し、臨時国会開催の夜、安倍首相と単独と会談しており、麻生幹事長は会談内容で、安倍首相は辞意する可能性はあると思ったことは事実でしょうね。
安倍首相は、健康面も問題を抱えていた事は事実だと思いますが、所信声明を発表した時点では、テロ特措法(新法)が不調であれば辞職は覚悟していたが、辞意声明を発表する直前までは、辞職するまで決意はしていなかったと推測します。
やはり、所信声明の夜からに、代表質問の直前までに何らかの出来事があったと想像しています。
翌日、相続税で週間雑誌(週間現代?)に記載されることかな?
マアー 曲者の麻生幹事長が次期総裁になれるかどうか興味があります。
安倍首相の高次元の国家感(美しい国、戦後レジームからの脱却など)は、思い上がりか?自己愛の強い人物と思っていました。
ブログでの記述しましたが
「政治:テロ特措法の新たな事実(3)」
・・・・・安倍首相で思い出すのは、「年金基礎番号を導入決定したのは、菅サンですよ!」「小沢さんを選ぶか、自分を選ぶかの政権選択選挙です!」で、「国際貢献に反対したのは民主党です」と責任転嫁することになるでしょうね。
自己愛の強い安部首相ですから。マアー、見ものです。・・・・・・
と記述しましたが、今回の辞意説明でも、テロ特措法の継続打開策として、小沢代表との党首会談の申し入れたが不調になったと、責任を外に転嫁する、またまた、自己愛的な弁明に聞こえてしまいますね。
何か、直面する課題に、負けるのが嫌で、敵前逃亡した感じですね。
マアー、曲者の麻生幹事長に泳がされた事も事実でしょうね。
麻生幹事長の話は、庶民的感覚を受けますが、本音の部分は何を考えているか解らないという印象です。
やはり、麻生幹事長は薄ら笑いしているでしょうね。
ただ、TVニュース番組を見ていて、片山さつき議員が「これはクーデーだ、後から指された?」とかいう言葉を発していましたが、番組では何らコメントがありませんでしたが、推測するには、安倍首相は、誰かに騙され、後ろから刺された・・・というニュアンスでした。想像するには、やはり、曲者の麻生幹事長を指しているのでしょう。
安倍首相に続投を進め、自ら幹事長になったのに関わらず、テロ特措法の継続には強い推進の姿が見受けらず、安倍首相がテロ特措法継続を国際公約であり、「職を賭する覚悟」について、麻生幹事長は冷ややかになったのでしょうね。
安倍首相が帰国し、臨時国会開催の夜、安倍首相と単独と会談しており、麻生幹事長は会談内容で、安倍首相は辞意する可能性はあると思ったことは事実でしょうね。
安倍首相は、健康面も問題を抱えていた事は事実だと思いますが、所信声明を発表した時点では、テロ特措法(新法)が不調であれば辞職は覚悟していたが、辞意声明を発表する直前までは、辞職するまで決意はしていなかったと推測します。
やはり、所信声明の夜からに、代表質問の直前までに何らかの出来事があったと想像しています。
翌日、相続税で週間雑誌(週間現代?)に記載されることかな?
マアー 曲者の麻生幹事長が次期総裁になれるかどうか興味があります。
政治 : やはり、安倍内閣は短命だった。
本日、安倍首相が辞意を正式に表明しました。
ブログで、安倍首相の短命の可能性を記述しましたが、やはり、短命でしたね
2007年8月27日
「内閣改造:内閣改造後の安倍首相の印象(4)」
・・・・・TVで内閣改造後の安部首相の所信表明を視聴しましたが、52歳の生気がなく、別な意味での短命で終わるのでないかという印象でしたね。・・・・・
2007年8月29日
「内閣改造:安倍改造内閣の元気さ?(6)」
・・・・・当方は、安倍首相の所信表明を視聴して、生気の無さに気になり、別な意味で短命に終わるのでないかと思った次第でブログでも記述しましたが、立花隆氏も同様な感想を持ったみたいですね。・・・・
与謝野官房長が具体的な病名については明らかにしなかったが「首相辞任の理由の一つは、健康状態だと思う」と述べたとニュース記事にありましたが、健康面の要因の一つであったことは事実だと思いますね
ブログで、安倍首相の短命の可能性を記述しましたが、やはり、短命でしたね
2007年8月27日
「内閣改造:内閣改造後の安倍首相の印象(4)」
・・・・・TVで内閣改造後の安部首相の所信表明を視聴しましたが、52歳の生気がなく、別な意味での短命で終わるのでないかという印象でしたね。・・・・・
2007年8月29日
「内閣改造:安倍改造内閣の元気さ?(6)」
・・・・・当方は、安倍首相の所信表明を視聴して、生気の無さに気になり、別な意味で短命に終わるのでないかと思った次第でブログでも記述しましたが、立花隆氏も同様な感想を持ったみたいですね。・・・・
与謝野官房長が具体的な病名については明らかにしなかったが「首相辞任の理由の一つは、健康状態だと思う」と述べたとニュース記事にありましたが、健康面の要因の一つであったことは事実だと思いますね
政治 : 安倍首相の辞意表明に麻生幹事長は含み笑いか
昨日 臨時国会で所信表明し、代表質問の本日、安倍首相が辞意を表明し、国会が延期になりました。
安倍首相のこの時期での辞意表明は不可思議ですが、一番 含み笑いしているのは麻生幹事長でしょうね。
TVニュースでは、昨夜、麻生グループが集会を開催しており、出てきた鳩山法務大臣は、ニコニコ顔で「安倍首相の次は麻生さん」という意味深のコメントしていましたね。
麻生幹事長は、安倍第一次内閣では、外相で、参議院選挙大敗後、安倍首相に退任の必要なしと表明し、続投を推奨し、幹事長に就任し、テロ特措法が急務の課題なのに、しかるべき手を打っていたか?疑問ですね。テロ特措法の継続で麻生幹事長+与謝野官房長官が与党としてどうするか、主体者としての言動は見受けられず、安倍首相を泳がしていたという印象でしたね。
当然 安倍首相の健康状態を知っていたと思われ、どこかで安倍首相が辞職すると読んでいたと思われますね。
さて、自民党議員は麻生幹事長を次期総裁に選ぶか、興味ありますね。
安倍首相のこの時期での辞意表明は不可思議ですが、一番 含み笑いしているのは麻生幹事長でしょうね。
TVニュースでは、昨夜、麻生グループが集会を開催しており、出てきた鳩山法務大臣は、ニコニコ顔で「安倍首相の次は麻生さん」という意味深のコメントしていましたね。
麻生幹事長は、安倍第一次内閣では、外相で、参議院選挙大敗後、安倍首相に退任の必要なしと表明し、続投を推奨し、幹事長に就任し、テロ特措法が急務の課題なのに、しかるべき手を打っていたか?疑問ですね。テロ特措法の継続で麻生幹事長+与謝野官房長官が与党としてどうするか、主体者としての言動は見受けられず、安倍首相を泳がしていたという印象でしたね。
当然 安倍首相の健康状態を知っていたと思われ、どこかで安倍首相が辞職すると読んでいたと思われますね。
さて、自民党議員は麻生幹事長を次期総裁に選ぶか、興味ありますね。
年金記録問題 : 舛添大臣も沈着に
舛添大臣には、期待していますが、社会保険庁問題については、沈着な言動に留意しないと一人舞台(
自分で演出し、自分で踊ってる)になりかねいと危惧しています。
自民党は、参議選挙前までは、HPに年金記録問題検討チーム(茂木主査)のビデオ・テキストで政策を掲示しており、その内容は、第一声に、「宙に浮いたデータも消えたデータをもありません」と明示していました。自民党は年金記録問題は、舛添大臣を応援するには、一度、懺悔が必要でしょうね。その内容は、現在はHPから抹消されていますね。
舛添大臣は、横領問題は50件と収束方向のニュアンスですが、その後、「氏名・性別・生年月日」なしデータが524万件あり、唖然としており、更に、総務省の年金記録確認第三者委員会に記録回復を申し立てた人が1万人を超え、社保事務所で記録の欠落を訴えている人が2万4000人程度おり、5000万件名寄せに注力し、実現しても根の深い、消えた年金データの完全回復は至難の技と思いますね。
舛添大臣は、「最後の一件、一人まで全力を挙げて、命がけで取り組む」を表明しましたが、5000万件の名寄せ問題などは、物理的に関わる工数は読めますが、オンラインデータになく、マイクロフイルムにもなく、市町村の名簿に無いが、被保険者が納付の領収書など証で記録復活(訂正)が現実に存在しているおり、時効制限が解消され、死亡者分まで受領は正しいかったかどうかまで泥沼になる可能性があります。
年金記録問題が火を吹いているのに、一方では、社会保険庁のシステム刷新が動いており、舛添大臣は過去に年金問題で柳沢前大臣に社会保険カードの導入を提案しており、厚労省は社会保障カードの実現への検討会を立ち上げました。
「社会保障カード」実現へ検討会・厚労省
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1101H%2011092007&g=E3&d=20070911
「厚生労働省は年金手帳と健康保険証などの役割を兼ねる「社会保障カード」の導入に向けた基本計画を策定するため、9月末に有識者による検討会の初会合を開く。(1)プライバシー保護やセキュリティー確保など安全対策の徹底(2)カードの活用に向けた制度設計のあり方(3)導入にかかる費用の問題――などを中心に議論する見通しだ。 」
3年前、与党(自民党、公明党)が法案化した100年安心の社会保険制度が事実上破綻しており、社会保険庁を解体も決定しており、年金記録問題、システム刷新が併行してあり、今、即すべきことと、近い将来にやるべきことと、遠い将来に目指すことが複雑に混在化し、制度、組織、システムという3要素は既存路線で制約をうけており、舛添大臣がどんなに優秀でも、上手に行政できるかというと心配ですね。
まずは、システム面にはCTOを任命し、過去の決定事項を凍結させ、刷新という現状ありきではなく、白紙で制度・組織・システムを取り組みをしないと年金記録問題も解決しなし、社会保障カードなどは優先順位が低い内容ですね。
自分で演出し、自分で踊ってる)になりかねいと危惧しています。
自民党は、参議選挙前までは、HPに年金記録問題検討チーム(茂木主査)のビデオ・テキストで政策を掲示しており、その内容は、第一声に、「宙に浮いたデータも消えたデータをもありません」と明示していました。自民党は年金記録問題は、舛添大臣を応援するには、一度、懺悔が必要でしょうね。その内容は、現在はHPから抹消されていますね。
舛添大臣は、横領問題は50件と収束方向のニュアンスですが、その後、「氏名・性別・生年月日」なしデータが524万件あり、唖然としており、更に、総務省の年金記録確認第三者委員会に記録回復を申し立てた人が1万人を超え、社保事務所で記録の欠落を訴えている人が2万4000人程度おり、5000万件名寄せに注力し、実現しても根の深い、消えた年金データの完全回復は至難の技と思いますね。
舛添大臣は、「最後の一件、一人まで全力を挙げて、命がけで取り組む」を表明しましたが、5000万件の名寄せ問題などは、物理的に関わる工数は読めますが、オンラインデータになく、マイクロフイルムにもなく、市町村の名簿に無いが、被保険者が納付の領収書など証で記録復活(訂正)が現実に存在しているおり、時効制限が解消され、死亡者分まで受領は正しいかったかどうかまで泥沼になる可能性があります。
年金記録問題が火を吹いているのに、一方では、社会保険庁のシステム刷新が動いており、舛添大臣は過去に年金問題で柳沢前大臣に社会保険カードの導入を提案しており、厚労省は社会保障カードの実現への検討会を立ち上げました。
「社会保障カード」実現へ検討会・厚労省
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1101H%2011092007&g=E3&d=20070911
「厚生労働省は年金手帳と健康保険証などの役割を兼ねる「社会保障カード」の導入に向けた基本計画を策定するため、9月末に有識者による検討会の初会合を開く。(1)プライバシー保護やセキュリティー確保など安全対策の徹底(2)カードの活用に向けた制度設計のあり方(3)導入にかかる費用の問題――などを中心に議論する見通しだ。 」
3年前、与党(自民党、公明党)が法案化した100年安心の社会保険制度が事実上破綻しており、社会保険庁を解体も決定しており、年金記録問題、システム刷新が併行してあり、今、即すべきことと、近い将来にやるべきことと、遠い将来に目指すことが複雑に混在化し、制度、組織、システムという3要素は既存路線で制約をうけており、舛添大臣がどんなに優秀でも、上手に行政できるかというと心配ですね。
まずは、システム面にはCTOを任命し、過去の決定事項を凍結させ、刷新という現状ありきではなく、白紙で制度・組織・システムを取り組みをしないと年金記録問題も解決しなし、社会保障カードなどは優先順位が低い内容ですね。
年金記録問題 : 年金記録「氏名無し」が524万件など序の口(2)
未照合の年金記録5000万件データに「氏名」「性別」「生年月日」が欠落しているデータが524万件存在が顕在化し、舛添大臣は、ほとんどが厚生年金関係で年金通帳番号(手番)で1000件のサンプルデータは復元できたので、名寄せは可能と説明していました。
マアー、時間と労力をかけた人海戦略で復元は可能でしょうね。
問題は、5000万件に含まれて居ない年金データです。
情報ニュースに「年金記録回復、申し立て1万人突破・実現104人どまり」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070912AT3S1102111092007.html
「公的年金の納付記録が社会保険事務所で見つからず、総務省の年金記録確認第三者委員会に記録回復を申し立てた人が1万人を超えたことが11日分かった。ほかに社保事務所で記録の欠落を訴えている人が2万4000人程度おり、申し立ては一段と増加する見通し。審査の遅れなどで実際に記録が回復されたのは104人にすぎないため、総務省は第三者委の審査能力を強化する方針だ。
申し立ては7月17日から全国の社保事務所を窓口にして受け付けを始めた。9月9日時点の受付件数は1万1555件で、1週間前に比べ1799件増えた。内訳は厚生年金が4823件、国民年金が6732件。都道府県ごとにみると、最多は東京都の1313件で、最少は福井県の43件」
とありましたが、第1回 年金記録問題検証委員会に社会保険庁が提出した資料2「年金記録の管理のこれまでの経緯について(参考資料)」http://www.soumu.go.jp/hyouka/pdf/nenkinmondai-1901_2-2.pdf
の昨年8月21日~昨年12月28日の年金記録相談の件数の約100万件のうち被保険者が保有する領収証書等の資料で保険料の納付が確認され、記録訂正等の対応したものが84件とあり、
そのうち、社会保険庁(マイクロフイルム)及び市町村の資料(被保険者名簿等)で納付記録が記載されていないことが確定した事例の55件から推測すれば年金記録確認第三者委員会へ1万人、社保事務所に2万4000人など推測の域でした。
記録回復・訂正に関わる労力には、とんでもない時間と金額を費やすことになるでしょうね。
一部、市町村では被保険者名簿が破棄されており、舛添大臣は、年金横領事例は先に発表した事例(総務省はこれからの調査報告ですが)以外は無いと説明すると何万件の登録エラーを発生させたことになります。
当方が問題視している点は、システム移行・登録作業は、システム側と現場側の共同作業であり、クリーンデータ作業は、共同責任があります。
システム側のITゼネコン(NTTデータ)は道義的な責任はあるが、契約上問題ないと言うスタンスで、涼しい顔をし、社会問題になっており、実費で協力しましょうという姿勢に納得できないのです。
マアー、時間と労力をかけた人海戦略で復元は可能でしょうね。
問題は、5000万件に含まれて居ない年金データです。
情報ニュースに「年金記録回復、申し立て1万人突破・実現104人どまり」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070912AT3S1102111092007.html
「公的年金の納付記録が社会保険事務所で見つからず、総務省の年金記録確認第三者委員会に記録回復を申し立てた人が1万人を超えたことが11日分かった。ほかに社保事務所で記録の欠落を訴えている人が2万4000人程度おり、申し立ては一段と増加する見通し。審査の遅れなどで実際に記録が回復されたのは104人にすぎないため、総務省は第三者委の審査能力を強化する方針だ。
申し立ては7月17日から全国の社保事務所を窓口にして受け付けを始めた。9月9日時点の受付件数は1万1555件で、1週間前に比べ1799件増えた。内訳は厚生年金が4823件、国民年金が6732件。都道府県ごとにみると、最多は東京都の1313件で、最少は福井県の43件」
とありましたが、第1回 年金記録問題検証委員会に社会保険庁が提出した資料2「年金記録の管理のこれまでの経緯について(参考資料)」http://www.soumu.go.jp/hyouka/pdf/nenkinmondai-1901_2-2.pdf
の昨年8月21日~昨年12月28日の年金記録相談の件数の約100万件のうち被保険者が保有する領収証書等の資料で保険料の納付が確認され、記録訂正等の対応したものが84件とあり、
そのうち、社会保険庁(マイクロフイルム)及び市町村の資料(被保険者名簿等)で納付記録が記載されていないことが確定した事例の55件から推測すれば年金記録確認第三者委員会へ1万人、社保事務所に2万4000人など推測の域でした。
記録回復・訂正に関わる労力には、とんでもない時間と金額を費やすことになるでしょうね。
一部、市町村では被保険者名簿が破棄されており、舛添大臣は、年金横領事例は先に発表した事例(総務省はこれからの調査報告ですが)以外は無いと説明すると何万件の登録エラーを発生させたことになります。
当方が問題視している点は、システム移行・登録作業は、システム側と現場側の共同作業であり、クリーンデータ作業は、共同責任があります。
システム側のITゼネコン(NTTデータ)は道義的な責任はあるが、契約上問題ないと言うスタンスで、涼しい顔をし、社会問題になっており、実費で協力しましょうという姿勢に納得できないのです。
年金記録問題 : 年金記録「氏名なし」が524万件など序の口(1)
新聞記事に、社会保険庁は10日、約5000万件の該当者不明の年金記録のうち、「氏名無し」が493万7396件「氏名と生年月日の両方無し」が29万5786件、「氏名と性別の両方無し」が3927件だった。「氏名、生年月日、性別無し」が3809件の合計524万件記録データあり、「氏名、生年月日、性別無しデータ」は全て復元でき、来年3月末までに5000万件の名寄せ作業は予定通りとありましたが、多分 可能でしょうね。
問題は、5000万件に無い消えた年金データです。
6月14日 第1回 年金記録問題検証委員会に社会保険庁が提出した資料2
「年金記録の管理のこれまでの経緯について(参考資料)」
http://www.soumu.go.jp/hyouka/pdf/nenkinmondai-1901_2-2.pdf
の13ページの「被保険者等が保有する資料に基づき国民年金の被保険者記録を訂正した事例の内容で、資料では、昨年8月21日~昨年12月28日の年金記録相談の件数の約100万件のうち被保険者が保有する領収証書等の資料で保険料の納付が確認され、記録訂正等の対応したものが84件とあります。
訂正した84件の内訳は、
① 社会保険庁(マイクロフイルム)及び市町村の資料(被保険者名簿等)で
納付記録が記載されていないことが確定した事例 55件
② 社会保険庁または市町村の資料に納付記録が確認できた件数は、 29件
詳細として
1) 社会保険庁のみに、納付記録が記載されていた事例 7件
2) 市町村のみに、納付記録が記載されていた事例 18件
3) 社会保険庁、市町村に納付記録が記載されていた事例 4件
と報告されています。
問題は、現在 話題になっている未照合(未消しこみ)の5000万件データに無い原年金データが存在していることです。
8月21日~12月28日の100万件の年金記録相談で、84件発生し、最悪なのは、5000万件の未消しこみデータに無く、社会保険庁のマイクロフイルムにも無く、市町村の被保険者名簿に無く、被保険者が自ら納付証明した記録訂正させた現実です。
たかが、数ヶ月の100万件の相談で、55件発生しており、5000万件の名寄せは、システム開発し、力仕事で解決しますが、5000万件に存在しない原データの現実を100% 政府はどのように、検証し、最後1件、1人まで解決できるのか?
死亡した人間は、相談できません、死亡した受給金額が正しかったかどうか?どう政府は担保するのか疑問ですね。
年金横領事件に関する年金データは訂正済みとすると、相談申告で発生した年金訂正の原因は、どこにあるのか?システム移行時の登録作業問題であり、何件あるのか?何を持って担保するのか?政府はどうするのか?注目しています。
長妻議員の活躍を期待していますね。
問題は、5000万件に無い消えた年金データです。
6月14日 第1回 年金記録問題検証委員会に社会保険庁が提出した資料2
「年金記録の管理のこれまでの経緯について(参考資料)」
http://www.soumu.go.jp/hyouka/pdf/nenkinmondai-1901_2-2.pdf
の13ページの「被保険者等が保有する資料に基づき国民年金の被保険者記録を訂正した事例の内容で、資料では、昨年8月21日~昨年12月28日の年金記録相談の件数の約100万件のうち被保険者が保有する領収証書等の資料で保険料の納付が確認され、記録訂正等の対応したものが84件とあります。
訂正した84件の内訳は、
① 社会保険庁(マイクロフイルム)及び市町村の資料(被保険者名簿等)で
納付記録が記載されていないことが確定した事例 55件
② 社会保険庁または市町村の資料に納付記録が確認できた件数は、 29件
詳細として
1) 社会保険庁のみに、納付記録が記載されていた事例 7件
2) 市町村のみに、納付記録が記載されていた事例 18件
3) 社会保険庁、市町村に納付記録が記載されていた事例 4件
と報告されています。
問題は、現在 話題になっている未照合(未消しこみ)の5000万件データに無い原年金データが存在していることです。
8月21日~12月28日の100万件の年金記録相談で、84件発生し、最悪なのは、5000万件の未消しこみデータに無く、社会保険庁のマイクロフイルムにも無く、市町村の被保険者名簿に無く、被保険者が自ら納付証明した記録訂正させた現実です。
たかが、数ヶ月の100万件の相談で、55件発生しており、5000万件の名寄せは、システム開発し、力仕事で解決しますが、5000万件に存在しない原データの現実を100% 政府はどのように、検証し、最後1件、1人まで解決できるのか?
死亡した人間は、相談できません、死亡した受給金額が正しかったかどうか?どう政府は担保するのか疑問ですね。
年金横領事件に関する年金データは訂正済みとすると、相談申告で発生した年金訂正の原因は、どこにあるのか?システム移行時の登録作業問題であり、何件あるのか?何を持って担保するのか?政府はどうするのか?注目しています。
長妻議員の活躍を期待していますね。
2007年9月11日火曜日
政治 : 所信声明内容について
安倍首相の所信声明内容に関するコメントが新聞で記事になっていますね。
傍観者としては、1年前の安倍政権発足時の所信声明内容との比較に興味が沸きました。
新聞情報によると、「美しい国」「戦後レジウム」という言葉は、1回しかなく、カタカナ語句が減ったそうですね、特徴的なことは「再チャレンジ」という言葉がなかったそうです。
自民党の小泉総裁後の総裁選挙は、安倍さんは格差を「再チャレンジ」で標榜し、安倍応援団は、「再チャレンジ」の看板で安倍さんを担ぎ、安倍総理を実現し、お友達内閣を発足したはずです。
参議院選挙で大敗し、1年後の臨時国会での所信声明では、「美しい国」「戦後レジウム」がトーンダウンし、再チャレンジを言わないということは、、参議選に大敗し、謙虚に反省し、現実に注力すると言えば聞こえが良いですが、安倍首相が自らの国家観が横に置いたということになり、テロ特措法の継続が国際貢献に寄与するということに「職を賭する覚悟」と最大限の取組テーマにしたことは、自己保身しか思えないですね。
当方は、当初から「美しい国」より「優しい国」が、「再チャレンジ」より「チャレンジ」が相応しいと思っていました。「チャレンジ」はチャレンジ機会の平等で、再チャレンジは、チャレンジの一部が相応しいと思っており、安倍首相には否定的でした。
マアー 安倍首相としての覚悟でしょうが、「海外給油・・・テロ防止・・・国際貢献・・・海外への公約」というストリーは、小泉首相のいう「郵政民営化・・・官から民への小さな政府の実現・・・改革が成長へ・・・成長が国益」というストリーと類似です。
要は、1事案を拡大化・象徴化する戦術でしょうね。
安倍首相なりの思いと決断が、「職を賭する覚悟」とし、国民と自民党に投げたのでしょうね。
首相が職を辞する覚悟までの思いで、国民は、新た心境・心情になるのではないかという判断と、総辞職・解散ありきといえば、自民党議員は、総選挙は時期尚早というと空気を呼んで、海上給油の継続に与党は傾注するだろうという安倍首相なりリーダーシップでしょうね。
やはり、次期総理を狙う麻生幹事長だけが微笑む事態ですね。
傍観者としては、1年前の安倍政権発足時の所信声明内容との比較に興味が沸きました。
新聞情報によると、「美しい国」「戦後レジウム」という言葉は、1回しかなく、カタカナ語句が減ったそうですね、特徴的なことは「再チャレンジ」という言葉がなかったそうです。
自民党の小泉総裁後の総裁選挙は、安倍さんは格差を「再チャレンジ」で標榜し、安倍応援団は、「再チャレンジ」の看板で安倍さんを担ぎ、安倍総理を実現し、お友達内閣を発足したはずです。
参議院選挙で大敗し、1年後の臨時国会での所信声明では、「美しい国」「戦後レジウム」がトーンダウンし、再チャレンジを言わないということは、、参議選に大敗し、謙虚に反省し、現実に注力すると言えば聞こえが良いですが、安倍首相が自らの国家観が横に置いたということになり、テロ特措法の継続が国際貢献に寄与するということに「職を賭する覚悟」と最大限の取組テーマにしたことは、自己保身しか思えないですね。
当方は、当初から「美しい国」より「優しい国」が、「再チャレンジ」より「チャレンジ」が相応しいと思っていました。「チャレンジ」はチャレンジ機会の平等で、再チャレンジは、チャレンジの一部が相応しいと思っており、安倍首相には否定的でした。
マアー 安倍首相としての覚悟でしょうが、「海外給油・・・テロ防止・・・国際貢献・・・海外への公約」というストリーは、小泉首相のいう「郵政民営化・・・官から民への小さな政府の実現・・・改革が成長へ・・・成長が国益」というストリーと類似です。
要は、1事案を拡大化・象徴化する戦術でしょうね。
安倍首相なりの思いと決断が、「職を賭する覚悟」とし、国民と自民党に投げたのでしょうね。
首相が職を辞する覚悟までの思いで、国民は、新た心境・心情になるのではないかという判断と、総辞職・解散ありきといえば、自民党議員は、総選挙は時期尚早というと空気を呼んで、海上給油の継続に与党は傾注するだろうという安倍首相なりリーダーシップでしょうね。
やはり、次期総理を狙う麻生幹事長だけが微笑む事態ですね。
2007年9月10日月曜日
政治 : テロ特措法での総辞職戦略は二番煎じ?
安倍首相が臨時国会直前に、テロ特措法の継続は「国際協力であり、海外への公約」と位置づけし、継続できない場合には「職責を賭する覚悟・・・総辞職」とぶち上げた戦略は、小泉前首相が「郵政の自由化で、国民に問いたい」という内容の二番煎じに見えますね。
安倍首相応援団の山本一太議員らのリーダーシップ回復への戦略だろうと邪推しますが、果たして、内閣支持率がUPするかどうかが興味あります。
やはり、麻生幹事長の微笑が見えてきます。
テロ特措法継続の難局を、安倍首相が自らの責任でと明言してもらい、順調に継続できるとは思えず、民主党の反対で法案が否決されれば、内閣総辞職であり、次期総裁選挙になるだろうし、新法で強制採決しての継続は政府運営にしこりを残すだろうし、その収束処理に麻生幹事長+与謝野官房長官がになうことで、存在感が増す事になり、一方、安倍首相のリーダーシップは問われるだろうし、解散が早まるので、次期総裁を狙っている麻生幹事長には、好材料になりますね。
曲者の麻生幹事長の微笑みが浮かびますね。
安倍首相応援団の山本一太議員らのリーダーシップ回復への戦略だろうと邪推しますが、果たして、内閣支持率がUPするかどうかが興味あります。
やはり、麻生幹事長の微笑が見えてきます。
テロ特措法継続の難局を、安倍首相が自らの責任でと明言してもらい、順調に継続できるとは思えず、民主党の反対で法案が否決されれば、内閣総辞職であり、次期総裁選挙になるだろうし、新法で強制採決しての継続は政府運営にしこりを残すだろうし、その収束処理に麻生幹事長+与謝野官房長官がになうことで、存在感が増す事になり、一方、安倍首相のリーダーシップは問われるだろうし、解散が早まるので、次期総裁を狙っている麻生幹事長には、好材料になりますね。
曲者の麻生幹事長の微笑みが浮かびますね。
2007年9月9日日曜日
政治 : テロ特措法での安倍首相なりの決断か?
最新の情報ニュースで、安倍首相がテロ特措法で覚悟表明した様子ですね
「インド洋での給油活動、継続できなければ退陣・首相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070909AT2M0900H09092007.html
・・・・【シドニー=中山真】安倍晋三首相は9日午後、シドニー市内のホテルで記者会見し、11月1日で期限切れとなるテロ対策特別措置法に基づくインド洋での自衛隊の給油活動を継続するための法整備について「職を賭して取り組んでいかないといけない」と表明した。実現できなかった場合の対応について「当然、私は私の職責にしがみつくということはない」と明言し、内閣総辞職の可能性を示唆した。・・・・
自民党も新法を提出の準備中とのこと
「テロ特措法で新法提出、来週末に決断・自民国対委員長」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070909STXKA013709092007.html
・・・・自民党の大島理森国対委員長は9日のNHK番組で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長問題に関し「新法も視野に入れて、来週末ぐらいには明確な方法を出せるのではないか」と述べた。インド洋での海上自衛隊の給油活動継続のため、新法を臨時国会に提出する方向で21日にも最終方針を決めるとの考えを示したものだ。・・・・
マアー、安倍首相なりの決断の様子ですが、何か? 小泉前首相の郵便民営化解散の類似性がありますね。
「海上給油は国際貢献、世界への公約」をぶち上げ、国民に問うとして、リーダーシップ存在感を出す戦術でしょうが、どちらにしても麻生幹事長は微笑んでいるでしょう。
テロ特措法では、麻生幹事長+与謝野官房長官の明確な私信を聞いたことがありませんね。
「政治と金」では、両者が行政しており、平沼議員の自民党復活など自民党内のパワーUPしており、安倍首相を泳がしている感じがしますね。
海上給油が順調に継続できなければ、内閣総辞職の流れですが、何をもっても、順調かどうか?自民党内で画策・思惑が渦巻くでしょうね。
次を狙う麻生幹事長は流動的になればハッピィでしょうね。
やはり、安倍首相の思い上がりがこの事態を迎えたのです。
自己愛の国家感を最大課題・最優先にし、テロ特措法の期限を安易に考えていた見返りですね。
憲法に関わる内容で、原則論の基本法ではなく、暫定措置法を継続してきたツケで、通常国会でいかようにも可決できたツケですね。
マアー、明日からの臨時国会は見ものですね。
「インド洋での給油活動、継続できなければ退陣・首相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070909AT2M0900H09092007.html
・・・・【シドニー=中山真】安倍晋三首相は9日午後、シドニー市内のホテルで記者会見し、11月1日で期限切れとなるテロ対策特別措置法に基づくインド洋での自衛隊の給油活動を継続するための法整備について「職を賭して取り組んでいかないといけない」と表明した。実現できなかった場合の対応について「当然、私は私の職責にしがみつくということはない」と明言し、内閣総辞職の可能性を示唆した。・・・・
自民党も新法を提出の準備中とのこと
「テロ特措法で新法提出、来週末に決断・自民国対委員長」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070909STXKA013709092007.html
・・・・自民党の大島理森国対委員長は9日のNHK番組で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長問題に関し「新法も視野に入れて、来週末ぐらいには明確な方法を出せるのではないか」と述べた。インド洋での海上自衛隊の給油活動継続のため、新法を臨時国会に提出する方向で21日にも最終方針を決めるとの考えを示したものだ。・・・・
マアー、安倍首相なりの決断の様子ですが、何か? 小泉前首相の郵便民営化解散の類似性がありますね。
「海上給油は国際貢献、世界への公約」をぶち上げ、国民に問うとして、リーダーシップ存在感を出す戦術でしょうが、どちらにしても麻生幹事長は微笑んでいるでしょう。
テロ特措法では、麻生幹事長+与謝野官房長官の明確な私信を聞いたことがありませんね。
「政治と金」では、両者が行政しており、平沼議員の自民党復活など自民党内のパワーUPしており、安倍首相を泳がしている感じがしますね。
海上給油が順調に継続できなければ、内閣総辞職の流れですが、何をもっても、順調かどうか?自民党内で画策・思惑が渦巻くでしょうね。
次を狙う麻生幹事長は流動的になればハッピィでしょうね。
やはり、安倍首相の思い上がりがこの事態を迎えたのです。
自己愛の国家感を最大課題・最優先にし、テロ特措法の期限を安易に考えていた見返りですね。
憲法に関わる内容で、原則論の基本法ではなく、暫定措置法を継続してきたツケで、通常国会でいかようにも可決できたツケですね。
マアー、明日からの臨時国会は見ものですね。
政治 : テロ特措法の新たな事実(3)
田原総一朗は、nikkeiBPnetに「麻生幹事長が政権を掌握、安倍“暫定内閣”の実像」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070906_26th/に、再度、江田けんじ議員が
開示した資料でテロ特措法の継続の問題点を論評しています。
小沢民主党代表は原則論で反対を明示しており、自民党は「国際社会への貢献であり、継続の意義」で継続を主張しており、安倍首相は、「海外への公約」と広言しました。
自民党側では、暫定法で継続は難航とし、新法をも対処案をも話題になっていますが、11月1日までに決着できず、自衛隊が退去すること事態になった場合に、安倍首相はどうされるのか?「国際社会への切望されている海上給油を民主党の反対で退去することなった」と多分、絶叫するでしょうね。
安倍首相で思い出すのは、「年金基礎番号を導入決定したのは、菅サンですよ!」「小沢さんを選ぶか、自分を選ぶかの政権選択選挙です!」で、「国際貢献に反対したのは民主党です」と責任転嫁することになるでしょうね。
自己愛の強い安部首相ですから。マアー、見ものです。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070906_26th/に、再度、江田けんじ議員が
開示した資料でテロ特措法の継続の問題点を論評しています。
小沢民主党代表は原則論で反対を明示しており、自民党は「国際社会への貢献であり、継続の意義」で継続を主張しており、安倍首相は、「海外への公約」と広言しました。
自民党側では、暫定法で継続は難航とし、新法をも対処案をも話題になっていますが、11月1日までに決着できず、自衛隊が退去すること事態になった場合に、安倍首相はどうされるのか?「国際社会への切望されている海上給油を民主党の反対で退去することなった」と多分、絶叫するでしょうね。
安倍首相で思い出すのは、「年金基礎番号を導入決定したのは、菅サンですよ!」「小沢さんを選ぶか、自分を選ぶかの政権選択選挙です!」で、「国際貢献に反対したのは民主党です」と責任転嫁することになるでしょうね。
自己愛の強い安部首相ですから。マアー、見ものです。
2007年9月6日木曜日
年金記録問題 : 年金記録問題検証委員会への注文
総務省の年金記録問題検証委員会は、コンプライアンスとコンピュータシステムに注力し、コンピュータシステム分野には、委員も拡充していましたが、ITゼネコン問題までメスを入れられるかどうかを見守っています。
9月3日に、コンプライアンス関連で年金横領事案(99件、3億7000万)を発表し、マスコミを賑わし、舛添大臣をも犯罪だと激怒していましたが、年金システム関連に、1兆4000億を投下しているのに、5000万件も宙に浮いた年金記録データを発生させたシステム設計・運用設計ミスの責任問題にも注視すべきと思っています。
年金記録問題検証委員会は、活動が非公開であり、概要程度しかわかりませんが、ITゼネコンは経団連の有力メンバーであり、パワーゲームとなるのは明白でシステム側の責任追及までできるかとうかだと思っています。
単なるシステム設計のお粗末さなどの指摘で終わらないことに念願しています。
検証委員会には、議事内容の開示や、過去の入札仕様書、成果物ドキュメント、検収結果など開示すべきと思っていますが、当初から非公開が疑問です。
宙に浮いた年金記録データ発生・実態であれば、現場業務に限定できますが、システム側を追及してゆけば、ITゼネコンの弊害が顕在化するのは明白であり、社会保険庁以外のレガシーシステムに飛び火する危険性もあり事前に予防線を引いたと邪推しますね。
9月3日に、コンプライアンス関連で年金横領事案(99件、3億7000万)を発表し、マスコミを賑わし、舛添大臣をも犯罪だと激怒していましたが、年金システム関連に、1兆4000億を投下しているのに、5000万件も宙に浮いた年金記録データを発生させたシステム設計・運用設計ミスの責任問題にも注視すべきと思っています。
年金記録問題検証委員会は、活動が非公開であり、概要程度しかわかりませんが、ITゼネコンは経団連の有力メンバーであり、パワーゲームとなるのは明白でシステム側の責任追及までできるかとうかだと思っています。
単なるシステム設計のお粗末さなどの指摘で終わらないことに念願しています。
検証委員会には、議事内容の開示や、過去の入札仕様書、成果物ドキュメント、検収結果など開示すべきと思っていますが、当初から非公開が疑問です。
宙に浮いた年金記録データ発生・実態であれば、現場業務に限定できますが、システム側を追及してゆけば、ITゼネコンの弊害が顕在化するのは明白であり、社会保険庁以外のレガシーシステムに飛び火する危険性もあり事前に予防線を引いたと邪推しますね。
年金記録問題 : NTTデータの常識逸脱の金額
ITゼネコンの典型にNTTデータが問われていますが、当然だと思います。
2007年6月14日の「社保庁システム、総額1兆4千億円 委託先に幹部天下り」
http://www.asahi.com/special/070529/TKY200706140333.html
には、
”「宙に浮いた年金記録5000万件」の問題で、データの突き合わせに時間がかかるとみられている社会保険庁の情報処理システムに、67年度以来、公費や保険料が約1兆4000億円投じられていたことが参議院厚生労働委員会の審議で14日、明らかになった。05年度には1100億円超が投入されていた。また、このシステムの運用管理を委託する4社に、社保庁の歴代幹部ら15人が役員や部長として再就職していたことも分かった。
巨額のシステム発注先企業に職員が天下りする実態について、野党からは「癒着の構造だ」との批判が上がっている。
社保庁の年金システムは、納付の記録管理システムと、給付システムに分かれており、NTTデータと日立製作所やそれぞれの関連企業が業務契約を結んでいる。
14日の審議で、共産党の小池晃議員が、これまで社保庁側が契約企業に払ってきた金額の総額についてただしたのに対し、柳沢厚労相は「1兆4000億円」と説明した。内訳は、NTTデータ関連に1兆632億円、日立関連に3558億円だという。
00年度には900億円超だった金額はその後拡大傾向をたどっている。2010年度にかけて準備して新システムに移行する予定で、約300億円の削減を見込んでいる。
また、社保庁OB15人が再就職していたのはNTTデータ▽NTTデータシステムサービス▽NTTデータの関連会社・社会情報クリエイト(現NTTデータポップ)▽日立製作所の子会社・日立公共システムサービスの4社。
厚生省大臣官房審議官(最終役職)がNTTデータ常務取締役、社保庁の社会保険業務センター副所長と庁総務部地方課長がNTTデータシステムサービス常務取締役に就いていたほか、日立公共システムサービスの部長として再就職した3人は、いずれも社会保険業務センター出身だった。
NTTデータと日立製作所によると、15人全員が、すでに退職しているという。 ”
とあり、NTTデータはそれ以外に、残債として、2006年3月期に、約1500億の債権を保有していることが、 2006.5月10日実施の会社説明会で質疑荷回答しています。
http://www.nttdata.co.jp/corporate/ir/presentation/2006/0510/04.html
内容が常識の域を逸脱していますね。
2007年6月11日に「年金記録漏れ、照合経費は当面90億円・社保庁が試算」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070611AT3S1100J11062007.html
”該当者が見つからない公的年金の納付記録約5000万件について、社会保険庁が当面の照合作業などにかかる経費を90億円と試算していることが明らかになった。ただ、最終費用がどこまで膨らむかの見通しは立っておらず、ずさんな行政のツケが重くのしかかる。
政府の計画では、まず2008年5月までにコンピューター上で番号同士の照合作業をした後、受給者は08年8月まで、被保険者は09年3月までに照合結果の通知・確認作業を終える予定だ。このうち、コンピューター上での照合に必要なプログラムの開発費として10億円、照合結果の通知の費用として受給者分は50億円、被保険者分は同10億円かかると試算した。”
そして、年金記録問題が社会問題になりつつあり、その後、2007年6月28日には、
「年金システム、NTTデータとの取引見直し検討・厚労相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070628AT3S2801K28062007.html#topnews
”柳沢伯夫厚生労働相は28日の参院厚生労働委員会で、公的年金記録のシステムで社会保険庁が本来締結しなければならない「利用契約」を結ばずにNTTデータに発注し続けていた問題に関連して、同社との取引見直しを検討する考えを表明した。
同日の厚労委では、民主党の藤末健三参院議員の質問に会計検査院の担当局長が答え、社保庁がNTTデータとの権利関係を明確にせず、見積書だけで年間800億円近い使用料を同社に払っていたことが明らかになった。
社保庁は1980年からNTTデータ(当時は日本電信電話公社)と年金記録の管理システムについて「データ通信サービス契約」を交わしている。同契約ではシステムやプログラムの追加・改変の度に、権利関係を明確にするための「利用契約」を結ぶことを義務づけていた。”
とあり、NTTデータが社会保険庁を飼いならしてきた証であり、また、システム監査、会計検査はどうなっていたのか?素朴な疑問ですね。
NTTデータは社会の目を気にして、
2007年7月4日に「年金記録照合プログラム、NTTデータが実費で開発へ」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070704AT1D0303I03072007.html
”NTTデータは対象者が分からない約5000万件の年金記録を照合するプログラムの開発を、社会保険庁から実費で引き受ける方針を固めた。同プログラムの開発には10億円程度かかるとみられていた。NTTデータが利益確保を考えず、人件費と経費だけ請求すれば、開発費は最大3割ほど安くなりそうだ。
社保庁は現行の年金システムに代わって2011年に稼働する新システムは複数社に分割発注する方針。今回開発するのは現行システムと組みあわせて動かすプログラムで、同社の重木昭信副社長は実費で開発する理由を「国民的な不安の解消に向け、全社を挙げて取り組む姿勢を明確にするため」と説明している。”
空々しいですね。”
2007年6月14日の「社保庁システム、総額1兆4千億円 委託先に幹部天下り」
http://www.asahi.com/special/070529/TKY200706140333.html
には、
”「宙に浮いた年金記録5000万件」の問題で、データの突き合わせに時間がかかるとみられている社会保険庁の情報処理システムに、67年度以来、公費や保険料が約1兆4000億円投じられていたことが参議院厚生労働委員会の審議で14日、明らかになった。05年度には1100億円超が投入されていた。また、このシステムの運用管理を委託する4社に、社保庁の歴代幹部ら15人が役員や部長として再就職していたことも分かった。
巨額のシステム発注先企業に職員が天下りする実態について、野党からは「癒着の構造だ」との批判が上がっている。
社保庁の年金システムは、納付の記録管理システムと、給付システムに分かれており、NTTデータと日立製作所やそれぞれの関連企業が業務契約を結んでいる。
14日の審議で、共産党の小池晃議員が、これまで社保庁側が契約企業に払ってきた金額の総額についてただしたのに対し、柳沢厚労相は「1兆4000億円」と説明した。内訳は、NTTデータ関連に1兆632億円、日立関連に3558億円だという。
00年度には900億円超だった金額はその後拡大傾向をたどっている。2010年度にかけて準備して新システムに移行する予定で、約300億円の削減を見込んでいる。
また、社保庁OB15人が再就職していたのはNTTデータ▽NTTデータシステムサービス▽NTTデータの関連会社・社会情報クリエイト(現NTTデータポップ)▽日立製作所の子会社・日立公共システムサービスの4社。
厚生省大臣官房審議官(最終役職)がNTTデータ常務取締役、社保庁の社会保険業務センター副所長と庁総務部地方課長がNTTデータシステムサービス常務取締役に就いていたほか、日立公共システムサービスの部長として再就職した3人は、いずれも社会保険業務センター出身だった。
NTTデータと日立製作所によると、15人全員が、すでに退職しているという。 ”
とあり、NTTデータはそれ以外に、残債として、2006年3月期に、約1500億の債権を保有していることが、 2006.5月10日実施の会社説明会で質疑荷回答しています。
http://www.nttdata.co.jp/corporate/ir/presentation/2006/0510/04.html
内容が常識の域を逸脱していますね。
2007年6月11日に「年金記録漏れ、照合経費は当面90億円・社保庁が試算」
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070611AT3S1100J11062007.html
”該当者が見つからない公的年金の納付記録約5000万件について、社会保険庁が当面の照合作業などにかかる経費を90億円と試算していることが明らかになった。ただ、最終費用がどこまで膨らむかの見通しは立っておらず、ずさんな行政のツケが重くのしかかる。
政府の計画では、まず2008年5月までにコンピューター上で番号同士の照合作業をした後、受給者は08年8月まで、被保険者は09年3月までに照合結果の通知・確認作業を終える予定だ。このうち、コンピューター上での照合に必要なプログラムの開発費として10億円、照合結果の通知の費用として受給者分は50億円、被保険者分は同10億円かかると試算した。”
そして、年金記録問題が社会問題になりつつあり、その後、2007年6月28日には、
「年金システム、NTTデータとの取引見直し検討・厚労相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070628AT3S2801K28062007.html#topnews
”柳沢伯夫厚生労働相は28日の参院厚生労働委員会で、公的年金記録のシステムで社会保険庁が本来締結しなければならない「利用契約」を結ばずにNTTデータに発注し続けていた問題に関連して、同社との取引見直しを検討する考えを表明した。
同日の厚労委では、民主党の藤末健三参院議員の質問に会計検査院の担当局長が答え、社保庁がNTTデータとの権利関係を明確にせず、見積書だけで年間800億円近い使用料を同社に払っていたことが明らかになった。
社保庁は1980年からNTTデータ(当時は日本電信電話公社)と年金記録の管理システムについて「データ通信サービス契約」を交わしている。同契約ではシステムやプログラムの追加・改変の度に、権利関係を明確にするための「利用契約」を結ぶことを義務づけていた。”
とあり、NTTデータが社会保険庁を飼いならしてきた証であり、また、システム監査、会計検査はどうなっていたのか?素朴な疑問ですね。
NTTデータは社会の目を気にして、
2007年7月4日に「年金記録照合プログラム、NTTデータが実費で開発へ」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070704AT1D0303I03072007.html
”NTTデータは対象者が分からない約5000万件の年金記録を照合するプログラムの開発を、社会保険庁から実費で引き受ける方針を固めた。同プログラムの開発には10億円程度かかるとみられていた。NTTデータが利益確保を考えず、人件費と経費だけ請求すれば、開発費は最大3割ほど安くなりそうだ。
社保庁は現行の年金システムに代わって2011年に稼働する新システムは複数社に分割発注する方針。今回開発するのは現行システムと組みあわせて動かすプログラムで、同社の重木昭信副社長は実費で開発する理由を「国民的な不安の解消に向け、全社を挙げて取り組む姿勢を明確にするため」と説明している。”
空々しいですね。”
2007年9月4日火曜日
政治 : 自民党の体質に思うこと(1)
TVなどで自民党議員の話を聞いていて、口では国民の視点、政策重視とか言いますが、何かしっくりしないなーと感じています。
自民党は世襲議員が多く、汗をかいた経験や議員にはなりたいが議員として何をしたいのかの強烈な物が薄く、責任政党という立場を第一義とし、観念論的な意見が多いのではないかと推測しています。
安倍改造内閣では、安倍首相もしかり、党3役の麻生幹事長、細田副幹事長も、石原政調会長、大島国会対策委員長も世襲議員です。
内閣も、鳩山法務相、高村防衛相、町村外務相、岸田沖縄・北方担当相、渡辺行政改革担当相、甘利経産相は世襲議員であり、与謝野官房長官は中曽根秘書より、伊吹文科相は大蔵省から渡辺大臣秘書より、泉国家公安担当相は運輸省より議員に転進しています。
鴨下環境相は医者より、上川少子化担当相は三菱総研から転進で、民間からは元岩手県知事の増田総務相と、太田経済財務担当相であり、異彩は、やはり、大学教授・国際政治家からの桝添厚労相でしょう。
一方、民主党は、小沢代表など幹部も世襲議員ですが、若手・中堅は自民党に比較して圧倒的に世襲議員は少なく県会議員からの転進や、公募の落下傘議員が多い事は政策に強いイメージがします。
塩見元財務大臣(塩爺)があるTV番組で、当選回数ごとに自民党と民主党の議員数を提起し、民主党の特長は当選回数1~3回議員が半数以上であり、中堅・ベテラン議員が少なさを指摘し、責任政党には危惧していました。
民主党の議員には、問題意識をもち、やりたい政策で議員になっているのではないかと思われ、国会運用のテクニックは未熟であるが、政策立案能力は、世襲議員の多い自民党より上位にいるのではないかと思っています。
自民党は中堅・ベテラン議員が多く、若手議員の活躍の場が少なく、民主党より若手の成長が遅れているのかな?それとも、世襲議員が多く、選挙基盤が安定しており、努力不足なのかな?
マアー、10日からの臨時国会が見ものです。
自民党は世襲議員が多く、汗をかいた経験や議員にはなりたいが議員として何をしたいのかの強烈な物が薄く、責任政党という立場を第一義とし、観念論的な意見が多いのではないかと推測しています。
安倍改造内閣では、安倍首相もしかり、党3役の麻生幹事長、細田副幹事長も、石原政調会長、大島国会対策委員長も世襲議員です。
内閣も、鳩山法務相、高村防衛相、町村外務相、岸田沖縄・北方担当相、渡辺行政改革担当相、甘利経産相は世襲議員であり、与謝野官房長官は中曽根秘書より、伊吹文科相は大蔵省から渡辺大臣秘書より、泉国家公安担当相は運輸省より議員に転進しています。
鴨下環境相は医者より、上川少子化担当相は三菱総研から転進で、民間からは元岩手県知事の増田総務相と、太田経済財務担当相であり、異彩は、やはり、大学教授・国際政治家からの桝添厚労相でしょう。
一方、民主党は、小沢代表など幹部も世襲議員ですが、若手・中堅は自民党に比較して圧倒的に世襲議員は少なく県会議員からの転進や、公募の落下傘議員が多い事は政策に強いイメージがします。
塩見元財務大臣(塩爺)があるTV番組で、当選回数ごとに自民党と民主党の議員数を提起し、民主党の特長は当選回数1~3回議員が半数以上であり、中堅・ベテラン議員が少なさを指摘し、責任政党には危惧していました。
民主党の議員には、問題意識をもち、やりたい政策で議員になっているのではないかと思われ、国会運用のテクニックは未熟であるが、政策立案能力は、世襲議員の多い自民党より上位にいるのではないかと思っています。
自民党は中堅・ベテラン議員が多く、若手議員の活躍の場が少なく、民主党より若手の成長が遅れているのかな?それとも、世襲議員が多く、選挙基盤が安定しており、努力不足なのかな?
マアー、10日からの臨時国会が見ものです。
中国 : ホワイトカラー分野も中国へ
NHK特別番組「人事も経理も中国へ:あなたの仕事が突然なくなる」を視聴して、現役の中高年は辛い環境に直面せざるをえず、団塊世代は逃げ切り世代と揶揄されていることを実感しました。
番組の内容は、通販大手の「ニッセン」の総務部門のベテラン総務社員(58歳)を基軸に、総務業務を中国へアウトソーシングへ企画から実施まで経緯で、総務業務など中国にアウトソーシングできないという先入観・抵抗意識が中国の受け皿能力とコスト力の現実パワーにアウトソーシングをせざるをえず、葛藤から最終的には、前向きに対峙する内容でした。
番組は、ホワイトカラー業務の生産性の低さと中国は製造分野だけでなく、言語(日本語)問題のハンディを越え、人事・経理・総務のホワイトカラー業務をもアウトソーシングの受け皿能力の存在の提起であり、ホワイトカラー業務の生産性UPと従事する社員の価値向上の警鐘でした。
番組では、中国パワーに懐疑的であった主人公のベテラン社員が自分の価値向上へ資格(個人情報関連)を取得し、前向きに自分の存在価値UPでした。
中国の大連市が日本語教育に注力し、日本のホワイトカラー業務の受け皿機能UPの様子をも放映していましたが、中国パワーを再認識した次第です。
団塊世代の時代は、常に社会環境変化がありましたが、基本的には、成長環境であり、仕事は拡大環境で仕事が無くなるということはありませんでしたが、昨今は、低成長環境であり、国内の仕事が海外に移転される時代であり、中国経済パワーに対処できる自分の価値向上が求められ、厳しい環境であると同情の念を沸きます。
変化しない(先が読める)ことが幸福であり、変化する(先が読めない不透明)ことは不幸と言われていますが、現役社員は自らが社会変化に追随が求められていると思った次第です。
番組の内容は、通販大手の「ニッセン」の総務部門のベテラン総務社員(58歳)を基軸に、総務業務を中国へアウトソーシングへ企画から実施まで経緯で、総務業務など中国にアウトソーシングできないという先入観・抵抗意識が中国の受け皿能力とコスト力の現実パワーにアウトソーシングをせざるをえず、葛藤から最終的には、前向きに対峙する内容でした。
番組は、ホワイトカラー業務の生産性の低さと中国は製造分野だけでなく、言語(日本語)問題のハンディを越え、人事・経理・総務のホワイトカラー業務をもアウトソーシングの受け皿能力の存在の提起であり、ホワイトカラー業務の生産性UPと従事する社員の価値向上の警鐘でした。
番組では、中国パワーに懐疑的であった主人公のベテラン社員が自分の価値向上へ資格(個人情報関連)を取得し、前向きに自分の存在価値UPでした。
中国の大連市が日本語教育に注力し、日本のホワイトカラー業務の受け皿機能UPの様子をも放映していましたが、中国パワーを再認識した次第です。
団塊世代の時代は、常に社会環境変化がありましたが、基本的には、成長環境であり、仕事は拡大環境で仕事が無くなるということはありませんでしたが、昨今は、低成長環境であり、国内の仕事が海外に移転される時代であり、中国経済パワーに対処できる自分の価値向上が求められ、厳しい環境であると同情の念を沸きます。
変化しない(先が読める)ことが幸福であり、変化する(先が読めない不透明)ことは不幸と言われていますが、現役社員は自らが社会変化に追随が求められていると思った次第です。
2007年9月3日月曜日
政治 : 遠藤農水相の辞任について
遠藤武彦農水相は自ら組合長を勤める置賜農業共済組合の補助金の不正受給の責任をとり、辞任しましたが、当然であり、議員辞職に値する事案だと思いますね。
虚偽申請し、補助金の不正受給は国民年金の不正受給に値する犯罪行為であり、会計検査の指摘を3年間も放置していることは、給食費を払えても払わない人種と同類です。
良くわからないのは、2004年に会計検査院から指摘され、遠藤農水相も認識しながら、放置してきた遠藤議員の意識構造と何故、長期間の放置が許されるのか素朴な疑問です。
坂本由紀子外務政務官も伝票の二重計上で辞任しますが、公務員改革の前に、議員改革が先決ではないか
と思います。
虚偽申請し、補助金の不正受給は国民年金の不正受給に値する犯罪行為であり、会計検査の指摘を3年間も放置していることは、給食費を払えても払わない人種と同類です。
良くわからないのは、2004年に会計検査院から指摘され、遠藤農水相も認識しながら、放置してきた遠藤議員の意識構造と何故、長期間の放置が許されるのか素朴な疑問です。
坂本由紀子外務政務官も伝票の二重計上で辞任しますが、公務員改革の前に、議員改革が先決ではないか
と思います。
2007年9月2日日曜日
政治 : テロ特措法の新たな事実(2)
テレビ朝日 「サンディープロジェクト」で田原総一朗が早速、石原伸晃政調会長に、江田けんじ議員から提供された米海軍中央司令部&第五艦隊サイト情報で詰問しましたね。
テロ特措法は、アフガニスタンのテロ対策活動向けに海上自衛隊による給油を前提してきたが、米海軍中央司令部&第五艦隊サイト情報によれば、イラク活動に80%提供を受けていたという内容に、石原政調会長は、テロ特措法は国際協力活動であり、日本は給油活動で貢献しており、給油中止は対米でなく、世界各国に由々しく問題になると・・・弁明していました。
江田けんじ議員によれば、自衛隊からの開示情報では、艦船への給付以外に米国の給油船への給油の存在は明白であり、イラク向けにも間接給油は客観的な事実と思われる。
年金記録問題でも与党側の説明は、「まずは問題解決が先決で、今後が善後策が肝要」と終始していましたが、テロ特措法延長問題でも山本一太議員も、石原政調会長をも、過去の事実より、「国際協力支援であり、給油中止はマイナス影響が大きい」という論調ですね。
さて、小沢民主党は、どういう代替案でテロ特措法延長を反対するのか見物ですね。
石破元防衛庁長官が、安倍続投に、苦言を呈した背景には、テロ対策特別措置法という暫定法でなく、基本法で民主党とも刷り合わせし、法案化の準備済みでしたが、安倍首相好みの国民投票法などに時間を費やし、廃案になり、与党側がテロ特措法延長でガタガタしている現状をみて、苦々しく思っているでしょうね。
テロ特措法は、アフガニスタンのテロ対策活動向けに海上自衛隊による給油を前提してきたが、米海軍中央司令部&第五艦隊サイト情報によれば、イラク活動に80%提供を受けていたという内容に、石原政調会長は、テロ特措法は国際協力活動であり、日本は給油活動で貢献しており、給油中止は対米でなく、世界各国に由々しく問題になると・・・弁明していました。
江田けんじ議員によれば、自衛隊からの開示情報では、艦船への給付以外に米国の給油船への給油の存在は明白であり、イラク向けにも間接給油は客観的な事実と思われる。
年金記録問題でも与党側の説明は、「まずは問題解決が先決で、今後が善後策が肝要」と終始していましたが、テロ特措法延長問題でも山本一太議員も、石原政調会長をも、過去の事実より、「国際協力支援であり、給油中止はマイナス影響が大きい」という論調ですね。
さて、小沢民主党は、どういう代替案でテロ特措法延長を反対するのか見物ですね。
石破元防衛庁長官が、安倍続投に、苦言を呈した背景には、テロ対策特別措置法という暫定法でなく、基本法で民主党とも刷り合わせし、法案化の準備済みでしたが、安倍首相好みの国民投票法などに時間を費やし、廃案になり、与党側がテロ特措法延長でガタガタしている現状をみて、苦々しく思っているでしょうね。
年金記録問題 : NTTデータの存在
レガシーシステムで、特に、社保庁システムでNTTデータをITゼネコンとして問題視したのは、若手の自民党の議員でした。
「選択」 2003年5月号 NTTデータ ――「電子政府たかり」に鉄槌――
電子政府予算の無駄遣いに政府・自民党がメスを入れ始め、NTTデータの「たかり」モデルが崩壊に瀕している。
http://www.sentaku.co.jp/top/200305/zenbun.htm
とあるように、2003年には、問題視されたが、それに対する政府の指針は、「刷新」という既存ありきという現状肯定での路線で、ITゼネコンが延命されてきたのです。
社保庁の場合には、第9回社会保険オンラインシステム刷新可能性調査
専門家会議(2005年2月21日)での調査受託した(株)IBMビジネスコンサルティングサービス社会保険オンラインシステム刷新可能性調査 報告書骨子(案)
http://www.sia.go.jp/mhlw/shingi/2005/02/houkokuan.pdf
のⅢ-2。運用コストの課題、Ⅲ-3 ソフトウェアの著作権に関わる課題の内容がITゼネコンの悪弊を遠慮がちに記述しています。
運用コストの部分では、平成15年度の運用コストが1108億で、ソフトウェア使用料が25%弱の246億という金額は、一体、どのようなソフトであったか常識を逸脱した内容です。
著作権の課題として、外部業者に著作権を握られ、予算と実績の差額の残債の存在を問題視しています。
有識者会議でも、基礎年金番号が複数存在の問題、CIO不在の問題は話題になっていましたが、年金記録問題が顕在化するまで、厚生省、内閣府の有識者会議、社保庁、ITゼネコン(NTTデータら)が刷新という名前でソフトランデイングをしてきたと推察しています。
基礎年金番号の移行時に、約3億件の宙にういたデータが発生し、その後、受給申請で突合(突合・・・・情報システム分野で死語?、照合?消しこみ?が語句ではないかな?社保庁では、業務でも一部使用しており、旧態の体質です)作業で、現在まで5000万年金データが残存していること事態は明らかに、システムに関わったITゼネコンの責任が大です。
初期のコード体系など不統一で、コンピュータ導入現場は混乱したと想像できますが、その後の基礎年金番号導入の移行は、複数の管理体系を一元化することであり、予想される問題は、システム側で充分に配慮し、クリーンデータ化作業は、現場とシステム側の共同責任の部分があります。
まずは、移行時に3億件アンマッチデータが発生した事態、システム側の仕様上の問題(システム設計ミス)であり、今までアンマッチデータ(宙に浮いたデータ)が存在することは工程管理の問題(運用設計ミス)といわざる得ないと思っています。
移行データのクリーンデータ化作業を社保庁の現場に押し付け、契約条項を盾としてシステム側が涼しい顔をしているのは、ITゼネコンのエゴしか思えないのです。
明らかにシステム&運用設計ミスであり、毎年、百億円単位のシステム使用料を受領し、更に残債(債権)があること事態は、ITゼネコンと社保庁との組織的な癒着の証と思っています。
労働組合の現場の次元問題ではないのです。
その後、ITゼネコンについては、社会年金記録システムの問題が顕在化し、最近になり、
「年金システム、NTTデータとの取引見直し検討・厚労相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070628AT3S2801K28062007.html#topnews
とありますが、今まで、発注仕様と成果物(納入品)の会計検査はどうなっていたのか?
疑問を生じます。
政府は、社保庁問題が顕在化してから、年金記録検証委員会を総務省に設置・活動されていますが、問題が顕在化してから、ボーナスの返上で過去の責任を曖昧にし、「問題解決が先決で、今後が肝要」という姿勢は、余りにも中途半端でしたが、参議選挙で大敗し、桝添厚労相に解決を委ねたことになります。
年金記録問題は、突合の件数&内容だけの問題ではなく、官公庁システム分野を大手情報システム大企業が自分等の治外法権の分野にしてきたことが、検証委員会で検証されることを期待するしかありませんが、経団連が、無償でSEを提供するなど、パワーゲームになっていますね。
検証委員会は、今後は、過去の発注(入札)仕様書と成果物(納入品)のドキュメント類を入手し、公開すべきです。
業者と社保庁との関係、それの検収の解明を期待するしかないですが、社保庁から他の官公庁システムに飛び火する可能性が秘めているから、非公開に当初からしたのでしょうね。パワーゲームですので。
「選択」 2003年5月号 NTTデータ ――「電子政府たかり」に鉄槌――
電子政府予算の無駄遣いに政府・自民党がメスを入れ始め、NTTデータの「たかり」モデルが崩壊に瀕している。
http://www.sentaku.co.jp/top/200305/zenbun.htm
とあるように、2003年には、問題視されたが、それに対する政府の指針は、「刷新」という既存ありきという現状肯定での路線で、ITゼネコンが延命されてきたのです。
社保庁の場合には、第9回社会保険オンラインシステム刷新可能性調査
専門家会議(2005年2月21日)での調査受託した(株)IBMビジネスコンサルティングサービス社会保険オンラインシステム刷新可能性調査 報告書骨子(案)
http://www.sia.go.jp/mhlw/shingi/2005/02/houkokuan.pdf
のⅢ-2。運用コストの課題、Ⅲ-3 ソフトウェアの著作権に関わる課題の内容がITゼネコンの悪弊を遠慮がちに記述しています。
運用コストの部分では、平成15年度の運用コストが1108億で、ソフトウェア使用料が25%弱の246億という金額は、一体、どのようなソフトであったか常識を逸脱した内容です。
著作権の課題として、外部業者に著作権を握られ、予算と実績の差額の残債の存在を問題視しています。
有識者会議でも、基礎年金番号が複数存在の問題、CIO不在の問題は話題になっていましたが、年金記録問題が顕在化するまで、厚生省、内閣府の有識者会議、社保庁、ITゼネコン(NTTデータら)が刷新という名前でソフトランデイングをしてきたと推察しています。
基礎年金番号の移行時に、約3億件の宙にういたデータが発生し、その後、受給申請で突合(突合・・・・情報システム分野で死語?、照合?消しこみ?が語句ではないかな?社保庁では、業務でも一部使用しており、旧態の体質です)作業で、現在まで5000万年金データが残存していること事態は明らかに、システムに関わったITゼネコンの責任が大です。
初期のコード体系など不統一で、コンピュータ導入現場は混乱したと想像できますが、その後の基礎年金番号導入の移行は、複数の管理体系を一元化することであり、予想される問題は、システム側で充分に配慮し、クリーンデータ化作業は、現場とシステム側の共同責任の部分があります。
まずは、移行時に3億件アンマッチデータが発生した事態、システム側の仕様上の問題(システム設計ミス)であり、今までアンマッチデータ(宙に浮いたデータ)が存在することは工程管理の問題(運用設計ミス)といわざる得ないと思っています。
移行データのクリーンデータ化作業を社保庁の現場に押し付け、契約条項を盾としてシステム側が涼しい顔をしているのは、ITゼネコンのエゴしか思えないのです。
明らかにシステム&運用設計ミスであり、毎年、百億円単位のシステム使用料を受領し、更に残債(債権)があること事態は、ITゼネコンと社保庁との組織的な癒着の証と思っています。
労働組合の現場の次元問題ではないのです。
その後、ITゼネコンについては、社会年金記録システムの問題が顕在化し、最近になり、
「年金システム、NTTデータとの取引見直し検討・厚労相表明 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070628AT3S2801K28062007.html#topnews
とありますが、今まで、発注仕様と成果物(納入品)の会計検査はどうなっていたのか?
疑問を生じます。
政府は、社保庁問題が顕在化してから、年金記録検証委員会を総務省に設置・活動されていますが、問題が顕在化してから、ボーナスの返上で過去の責任を曖昧にし、「問題解決が先決で、今後が肝要」という姿勢は、余りにも中途半端でしたが、参議選挙で大敗し、桝添厚労相に解決を委ねたことになります。
年金記録問題は、突合の件数&内容だけの問題ではなく、官公庁システム分野を大手情報システム大企業が自分等の治外法権の分野にしてきたことが、検証委員会で検証されることを期待するしかありませんが、経団連が、無償でSEを提供するなど、パワーゲームになっていますね。
検証委員会は、今後は、過去の発注(入札)仕様書と成果物(納入品)のドキュメント類を入手し、公開すべきです。
業者と社保庁との関係、それの検収の解明を期待するしかないですが、社保庁から他の官公庁システムに飛び火する可能性が秘めているから、非公開に当初からしたのでしょうね。パワーゲームですので。
年金記録問題 : ITゼネコンの存在
年金記録問題は、参議選挙も終わり、桝添厚労相がどのように取組されるか注目しています。
当方は、年金記録問題を、ITの側面から政治・経済・企業を考察したい思っています。
何故、今日まで、レガシーシステムが運用され、宙に浮いた年金データが5000万も存在したか?ITゼネコンの存在抜きには語れないと思っておりますので。
政府は総務省に年金記録問題検証委員会(座長:松尾邦弘前検事総長)http://www.soumu.go.jp/hyouka/nenkinmondai.html
を発足させ、年金記録問題発生の経緯、原因や責任の所在等についての調査・検証活動をしており、コンプライアンスと情報システムの側面から検証し、今秋に報告書を発表する予定で、内容を注目しています。
レガシーシステムという旧式システム(ホストコンピュータの集中処理)が情報システム分野で問題視された時期に、官公庁システムが典型的であり、特定少数の情報システムの大企業だけで官公庁分野では、歴史的棲み分けが継続されてき、建設分野のゼネコンと類似しており、特定少数の情報システム大企業をITゼネコンという呼び名を当時は言われ、その一端として
http://www.ric.co.jp/sol/contents/sol_0403/yabu0403.html
が参考になります。
官公庁システム分野でレガシーシステムが多く残ったのは、コンピュータビジネスの歴史的遺産です。
コンピュータシステムはカードパンチシステム(機械化)の計算機時代から、オンラインシステムに変遷して行きますが、当初は、大規模業務システムは、外資系コンピュータメーカー(IBMらのフレームメーカー)に、国産計算機メーカー(富士通、日立ら)は悪戦苦闘しており、政府も国産計算機メーカー育成の目的に、官公庁分野を国産計算機メーカーに優遇し、外資系企業を参入を制限してきました。
その後、IBMからの外圧で官公庁分野も外資系にも解放しましたが、特定業者が一部増えただけで官公庁システム分野を特定少数の情報システム大企業が、既存のユーザーに業務の継続性というたい(殺し)文句で、ユーザーを飼い殺して、自社の利益基盤を保持してきたのです。
コンピュータメーカーの営業の手腕は、如何に他社コンピュータ導入先を自社にリプレースするか自社コンピュータ導入先を他社からのリプレースを回避・防御させることであり、ソフトの著作権を保持していれば、他社へのリプレースの動きについては、現行の運用されたソフト内容(仕様)を開示しないというユーザーへ暗黙の恫喝となり、ユーザーにとっては新規メーカーでの開発のリスクを鑑み、現行システム機能の刷新しか選択せざるをえず、既存のメーカー離れができず、専門性といううたい文句もあり、それらが随意契約の温床となってきたのです。
そしていつしか、官公庁システム分野は国内メーカー育成がリプレース回避策として既存システムの刷新ということでレガシーシステムが現在まで特定メーカー間で水面下で棲み分けが形成され、営営と美味しい商売をしてきたと推察しています。その特定メーカーをITゼネコンと言われています。
社会保険庁システムは、その典型的パターンで、年金記録問題は、労働組合の現場レベルの業務遂行体質の次元ではなく、産官のトップレベルの構造的な次元と思っており、ITゼネコンは、経団連のメーバー企業であり、よって、年金記録検証委員会が原則、非公開にせざるをえないのではないかと憶測しています。
当方は、年金記録問題を、ITの側面から政治・経済・企業を考察したい思っています。
何故、今日まで、レガシーシステムが運用され、宙に浮いた年金データが5000万も存在したか?ITゼネコンの存在抜きには語れないと思っておりますので。
政府は総務省に年金記録問題検証委員会(座長:松尾邦弘前検事総長)http://www.soumu.go.jp/hyouka/nenkinmondai.html
を発足させ、年金記録問題発生の経緯、原因や責任の所在等についての調査・検証活動をしており、コンプライアンスと情報システムの側面から検証し、今秋に報告書を発表する予定で、内容を注目しています。
レガシーシステムという旧式システム(ホストコンピュータの集中処理)が情報システム分野で問題視された時期に、官公庁システムが典型的であり、特定少数の情報システムの大企業だけで官公庁分野では、歴史的棲み分けが継続されてき、建設分野のゼネコンと類似しており、特定少数の情報システム大企業をITゼネコンという呼び名を当時は言われ、その一端として
http://www.ric.co.jp/sol/contents/sol_0403/yabu0403.html
が参考になります。
官公庁システム分野でレガシーシステムが多く残ったのは、コンピュータビジネスの歴史的遺産です。
コンピュータシステムはカードパンチシステム(機械化)の計算機時代から、オンラインシステムに変遷して行きますが、当初は、大規模業務システムは、外資系コンピュータメーカー(IBMらのフレームメーカー)に、国産計算機メーカー(富士通、日立ら)は悪戦苦闘しており、政府も国産計算機メーカー育成の目的に、官公庁分野を国産計算機メーカーに優遇し、外資系企業を参入を制限してきました。
その後、IBMからの外圧で官公庁分野も外資系にも解放しましたが、特定業者が一部増えただけで官公庁システム分野を特定少数の情報システム大企業が、既存のユーザーに業務の継続性というたい(殺し)文句で、ユーザーを飼い殺して、自社の利益基盤を保持してきたのです。
コンピュータメーカーの営業の手腕は、如何に他社コンピュータ導入先を自社にリプレースするか自社コンピュータ導入先を他社からのリプレースを回避・防御させることであり、ソフトの著作権を保持していれば、他社へのリプレースの動きについては、現行の運用されたソフト内容(仕様)を開示しないというユーザーへ暗黙の恫喝となり、ユーザーにとっては新規メーカーでの開発のリスクを鑑み、現行システム機能の刷新しか選択せざるをえず、既存のメーカー離れができず、専門性といううたい文句もあり、それらが随意契約の温床となってきたのです。
そしていつしか、官公庁システム分野は国内メーカー育成がリプレース回避策として既存システムの刷新ということでレガシーシステムが現在まで特定メーカー間で水面下で棲み分けが形成され、営営と美味しい商売をしてきたと推察しています。その特定メーカーをITゼネコンと言われています。
社会保険庁システムは、その典型的パターンで、年金記録問題は、労働組合の現場レベルの業務遂行体質の次元ではなく、産官のトップレベルの構造的な次元と思っており、ITゼネコンは、経団連のメーバー企業であり、よって、年金記録検証委員会が原則、非公開にせざるをえないのではないかと憶測しています。
2007年9月1日土曜日
政治 : テロ対策特別措置法への新たな事実(1)
秋の臨時国会で焦点にテロ対策特別措置法改正案(継続)がありますが、昨日のテレビ朝日の「朝まで生テレビ」で
江田けんじ衆議院議員(無所属)が民主党の原理原則に基づく姿勢に賛意を示し、従来の政府が説明したきた内容との相違内容として、「米海軍中央司令部&第五艦隊」サイト情報を披露され、司会の田原総一郎も、自民党議員もしばし言葉を失い「・・・・」と状況でした。
開示した内容は、江田議員のHPでも記述されております。
「日々是好日」
(http://www.eda-k.net/greatfuldays/index.html)
私が今朝、「朝まで生テレビ」で披露した「米海軍中央司令部&第五艦隊」のオフィシャルウェブサイトは「United States Naval Forces Central Command and 5th Fleet」だ。そこには「イラクの自由作戦」の項目があって(今はアクセス不能)、「有志連合の貢献」というところに「日本政府は、不朽の自由作戦の開始以来、86,629,675ガロン以上の燃料(7,600万ドル以上相当)を貢献した」と書かれていた。これまで、インド洋の給油が、実はイラク戦争に展開する艦船に「間接給油」されているのではないかとの報道や噂はあったが、このHPが正真正銘のものならば、その疑惑は深まる。いずれにせよ、米国も機密情報を含めた情報開示をすると約束しているのだがら、私も含め、国会で徹底的に真実を解明していきたい。
出席していた自民党の山本一太議員は、筋論・原則論ではなく、観念論で「自衛隊の給油活動は各国協調のテロ対策活動への支援であり、給油活動中止は、外交上の悪影響が大きい」と言うのが精一杯でした。暫定法で曖昧に継続してきた事実の一端を垣間見した状況で、自民党(石破茂元防衛庁長官が委員長として)も基本法は準備済みでしたが、安倍首相が、国民投票法に注力し、提出された基本法は廃案になったそうです。
マアー 臨時国会が見ものですね。
江田けんじ衆議院議員(無所属)が民主党の原理原則に基づく姿勢に賛意を示し、従来の政府が説明したきた内容との相違内容として、「米海軍中央司令部&第五艦隊」サイト情報を披露され、司会の田原総一郎も、自民党議員もしばし言葉を失い「・・・・」と状況でした。
開示した内容は、江田議員のHPでも記述されております。
「日々是好日」
(http://www.eda-k.net/greatfuldays/index.html)
私が今朝、「朝まで生テレビ」で披露した「米海軍中央司令部&第五艦隊」のオフィシャルウェブサイトは「United States Naval Forces Central Command and 5th Fleet」だ。そこには「イラクの自由作戦」の項目があって(今はアクセス不能)、「有志連合の貢献」というところに「日本政府は、不朽の自由作戦の開始以来、86,629,675ガロン以上の燃料(7,600万ドル以上相当)を貢献した」と書かれていた。これまで、インド洋の給油が、実はイラク戦争に展開する艦船に「間接給油」されているのではないかとの報道や噂はあったが、このHPが正真正銘のものならば、その疑惑は深まる。いずれにせよ、米国も機密情報を含めた情報開示をすると約束しているのだがら、私も含め、国会で徹底的に真実を解明していきたい。
出席していた自民党の山本一太議員は、筋論・原則論ではなく、観念論で「自衛隊の給油活動は各国協調のテロ対策活動への支援であり、給油活動中止は、外交上の悪影響が大きい」と言うのが精一杯でした。暫定法で曖昧に継続してきた事実の一端を垣間見した状況で、自民党(石破茂元防衛庁長官が委員長として)も基本法は準備済みでしたが、安倍首相が、国民投票法に注力し、提出された基本法は廃案になったそうです。
マアー 臨時国会が見ものですね。
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