現在の大型TVの国内出荷は、9割が液晶で、1割がPDPであり、液晶だけでは、シャープが45~50%、ソニーが15~21%で、松下電器、東芝が9~14%で3位を争っています。
CEATECでは、ソニーが新ディスプレイとして有機ELテレビを出展し、12月から販売開始予定で、液晶TVはフルHDは常識化し、次の画質改善をビクターが発表し、テレビの薄型化では、日立、シャープ、ビクターが2cm以下~3.7cmを出展しました。
液晶TV市場でシャープが優位は来年度をも継続され、シャープは来年度も順調に推移するでしょうね。松下電器はPDPでは圧倒的に強さを確保していますが、国内出荷では、液晶が9割となり、海外市場でも液晶の出荷シェアが増加傾向にあり、松下電器製のPDPの出荷台数は増えても、近い将来は減少するのは、明白であり、液晶分野においてはシャープのアクオスのブランド力に、ビエラでは力不足であり、松下電器は来年度は苦戦するでしょうね。
東芝松下ディスプレイテクノロジーが4月に21型有機ELテレビの開発発表しましたが、有機ELテレビの製品化しても収益に貢献は先の話であり、来年は、PDPで何所までユーザーを確保できるか?難しくなり、液晶で、シャープのアクオスの牙城を崩すことは期待薄であり、松下電器は苦戦するでしょうね。
付記
①「薄型TV販売、リンク機能搭載機が6割突破・BCN調査」
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITea000011102007
② TVの8割が液晶に プラズマは減速 上期国内出荷
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/24/news084.html
③ CEATECで分かった薄型ディスプレー進化の3大トレンド
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000011102007&cp=1
④ 東芝松下ディスプレイテクノロジー、世界最大の21型有機ELディスプレイ
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20346734,00.htm?tag=nl
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