16日 参院予算委員会で、民主党の石井一副代表が公明党とその支持母体の創価学会への批判を展開し、同党の冬柴鉄三国土交通相が血相をかえて反論する一番があった。
当方は偶然に、ラジオでその質疑応答を聞いており、当初は石井議員も言いすぎで、後で恥をかかなければいいのになーと思っていました。
石井議員は、公明党には国会議員が党本部を通じて創価学会に納める「上納金」と池田大作名誉会長への「P(プレジデント)献金」があり、政治資金収支報告書には一切記述がなく、政治資金規正法に抵触する恐れがあるのではないかと追求し、これに対して、冬柴国土交通相は「上納金」については「(選挙の際に)公認料を党へ出している」とし、学会への上納は否定し、「P献金」の存在も認めなかった。
石井議員は、冬柴国土交通相に向って「本当にP献金を支払った事ががないのか?閣僚席に座っているのだから、その言葉は重い」と畳み掛けると冬柴国土交通相は、色をなして「P献金などないとなれば、あなたは議員を辞めるか」と反撃し、石井議員は、それなりに確証を持って発言しているとし、この7月に公明党を除名になった福本潤一前参院議員の参考人招致を求め、更に、「自民党の公明党への依存体質は目を覆うばかり」と挑発し、池田名誉会長の参考人招致や文部科学省による実態調査を求めた。
マアー、公明党としては、一番回避したい池田大作名誉会長の名前を出され、その後の公明党の質問議員からも石井議員の質問内容に反論し、上納金を否定し、各党と同様に公認料を支払っている(各党は、党本部が公認料を議員に提供しているのはないか?)とし、民主党も宗教団体の立正佼成会からも推薦されているのはないか?総反撃でしたね。
笑ってしまうことは、石井議員は、公明党追求の最後に、自分が自民党時代の30年前から、この内容は質問したかったと捨てせりふをはき、周りに笑いをとっていたことですね。
誰からみても、公明党は第二自民党であり、創価学会と公明党との関係は、政教分離の面は不透明であること明白ですので、石井議員も公明党の痛い所を質問しましたね。
マアー その後の変化は期待出来ませんが、公明党は弱い部分がありますね。
参考ニュース
①公明・創価学会を追及=冬柴氏とバトル-民主・石井氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007101600824
②政教分離」与党にくさび、参院予算委で民主・石井氏 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20071017AT3S1601C16102007.html
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