2007年10月15日月曜日

NHK番組でのテロ特措法の与野党の論戦について

14日のNHKの日曜討論での、自民党の石破防衛大臣、中谷元防衛庁長官と民主党の鉢呂吉雄議員、浅尾慶一郎議員の討論を後半部分だけ視聴しました。
自民党側は、世襲議員の7期の元防衛庁長官でテロ特措法を携わった防衛オタクの石破防衛省大臣、やはり世襲議員で6期で防衛大学卒業し、自衛隊の入隊の経験ある中谷元防衛庁長官というベテラン議員であり、防衛には自負している両議員に対して、民主党側は、、農協・旧社会党の出身の6期で横路グループ、日教組組織内候補で、国体経験の長く、外務面には、疎いと思われる鉢呂吉雄ネクスト外務大臣と日本銀行に入行後に議員2期目の浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣で防衛面では軽い感じは否めないと視聴していました。

マアー 石破議員も、中谷議員も自衛隊には強い思い入れもあり、現状肯定は当然であり、最小リスクで最大効果の国益という論調でしたね。
TV視聴していて、見直しをしたのは、浅尾慶一郎議員ですね。
1964年生まれの43歳で、東大卒業後、日本銀行に入行し、スタンフォード大学経営大学院修了、MBA資格を取得され、当選も2回目であり、防衛面には、疎いと思って自民党側の重厚な議員に圧倒されるか見ていましたが、理路整然に民主党の見解を述べ、自民党の現状肯定の論調にも充分に対抗されているのには見直ししましたね。

民主党の主張されるISAFの参加可能性やアフガンでの民間支援など代替案と比較して、自民党側の戦闘地域では自衛隊の犠牲が大きいという論調は狭義な論調基調であり、大所高所の場面には、石破大臣は、「よく協議しましょう」と言い、中谷議員も「民間支援は柔軟な対応しなければいけない」という言質を引き出していましたね。
要は、憲法解釈の相違が現状肯定路線か柔軟な路線(国連重視)かの相違ですね。
民主党は、世襲議員が少なく、若手の議員は将来への期待度をもたせますね。

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