デジタル家電分野は、大型化、高画質化、ディスプレイの薄型化と多様化の次のステージは、リンク化・ネット化と思っています。
リンク化は、テレビとレコーダーとホームシアターシステムを結ぶ松下電器の「ビエラリンク」が最初であり、プラズマテレビとDVDレコーダー、AVアンプをHDMIケーブルで結び、1個のリモコンでテレビ・レコーダーを操作でき、ホームシアターシステムまで聞けるという環境を実現した。
その後、シャープが松下と同様にオープンフォーマットであるHDMIをした、同様なコンセプトの「AQUOSファミリンク」を発表した。
次は、ソニーがどうするかが関心事でしたら、ソニーもDLNA準拠の「ソニー ルームリンク」に加えて、自社製品同士で連携する「ブラビアリンク」を搭載した液晶テレビ「ブラビア」の新製品を8月末に発表した。ソニーは同時に、「ネットワークTVボックス」と名付けられた「BRX-NT1」を発表した。
「BRX-NT1]の特徴的は、「アクトビラ ビデオ・フル」のセットトップボックスだ。さらに アクトビラに加え、ソニーの動画共有サービス「アイビオ」、NTTのIP放送「オンデマンドTV」、USENの「Gyao」、クアビットの「クラビット・アリーナ」などに対応しているのである。
ソフトウエアアップデートも可能なようなので、今後新規に登場するサービスにも対応できる。
また、日立製作所のUTシリーズでは、モニター部とWoooステーション部で分業化を図った製品を発表した。
モニター部で美しさを追求し、Woooステーション部で機能の強化をとうことで、「レイアウトフリー」とし、モニター部とチュナー部の分離型は、革新的な取組みと思えますね。
付記
① 松下とシャープのリンクで囲い込み大作戦・3つの成功条件とは
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000005032007&cp=1
② ソニーの「ネットワークTVボックス」が具体化した通信放送融合の姿
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITel000005092007
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