2007年10月24日~26日に開催された「 FPD International 2007」の関連記事で、マスコミでは、独SeeReal Technologies S.A.が開発したホログラムを用いた3次元表示技術の好評(期待?)している感じですね。
① 3次元テレビが登場する日はそんなに遠くない?http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20071029/141483/
② 【FPDI】そろそろPCのモニタも裸眼立体視?http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071025/285578/
③ ホログラフィ利用の3Dディスプレイ、独社が新技術を開発http://www.eetimes.jp/contents/200710/27265_1_20071029200916.cfm
当方は、ホログラム方式での3DTVの実用には、まだまだ、時間と要するのではないかと予想しています。3D分野は、ハードウェアの問題もあり、コンテンツの問題もあり、安全(身体への影響)、標準化、知財(著作権)については、まだまだ、緒に就いた段階です。
安全については、3Dコンソシアムが「3DC安全ガイドライン(改定版)」を策定しており、標準化は、3Dコンソシアムのセミナーでは、3Dデータフォーマット(LCRD)が提起された段階で、知財(著作権)に関しては、3Dコンテンツ制作には、2D3D変換技術も関わる場合があり、変換された3Dコンテンツの著作権については、デジタルコンテンツ協会が報告書で問題を提起した段階です。
よって、3Dビジネスが現実化するには、安全、標準化動向、知財の面を併行した環境整備が必要となり、BS11のサイドバイサイドの単純なフォーマット(標準化にUPが可能)で、ライブ中心で、安全を意識し、実績のある有沢方式が無難ではないかと推察しています。
BS11の来春本番時でのどうなっているかが関心ありますね。
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