現在、円高、株安、原油高で経済活動が不透明になっているおり、NHKスペシャル 2007年11月19日 総合テレビ 「ファンドマネーが食を操る ~穀物高騰の裏で~」を視聴し、食料問題も深刻な時代になりつつあるのを痛感しました。
番組では、日本人の“食”を支えてきたアメリカ穀倉地帯でのトウモロコシが、石油の代替燃料として注目されるバイオ・エタノール向けになり、遺伝子組み換えで収量が多くエタノールの製造に適した新しい種の開発され、米国の農家は、収益優先で、遺伝子組み換えのトウモロコシを注視しており、大豆栽培からトウモロコシ栽培になり、日本向けの大豆が確保が不透明になっている現況を紹介されていた。
トウモコシの価格UPには、ファンドが介在しており、更に、大豆からトウモコシへ転作され、大豆が品薄になるのを見込み、ファンドが関心をしめいていると紹介しおりました。
原油高も、ファンドが介在し、価格UPに繋がっているそうであり、ファンドが余剰資金を石油・食料分野に投資しており、世の中、ファンドが経済動向を影響を与えている。
飼料に穀物を利用する事自体、疑問ですが、穀物がエタノールに向けとなり、穀物飼料の確保が難しくなり、更に遺伝子組み換えしていない大豆は激減する潮流となると、日本の食糧の需給率UPには深刻な問題ですね。
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