小沢民主代表が辞任撤回し、7日、両院議員懇談会で経過説明し、記者会見をするそうですね。
一連の執行部の慰留の新聞TV情報を見ていて、マアー 渡部恒三元衆議院副議長が小沢代表と面談後の、「大連立と政策協議がゴチャゴチャとなっている」と言っている事が今回の一面の姿でしょうね。
党首会談後に、福田総理は「新しい体制」という表現を使っており、記者が盛んに「大連立」ですか?と問い掛けて、マスコミの表現は、一斉に「大連立」という表現を使い、自民党の情報操作に乗った様子でしたね。
小沢代表の4日辞任会見では、「自民党が国連承認による自衛隊派遣に限定ということは憲法解釈変更となることまで了解することになり、自民党と連立政権し、政策協議し、政策実現することは、未熟な民主党の政権交代が早い、福田総理の真摯な対応に感謝」という論調で、一部のマスコミ(読売新聞)を批判していました。
この論調は、小沢代表の原理・原則主義(理念)であり、民主党への現実感(現実)ですが、まずは大連立という2大政党を否定するような会見であり、永田町論理と国民の視点とは相違があり、矛盾がありましたね。
自民党にとっては、後数年も続くねじれ国会を鑑み、読売新聞の渡辺主筆・中曽根元総理の「大連立」構想のもと画策したのことは明白であり、自民党にとっては、大連立が成功しても、不成功で小沢代表がその気になり、民主党を分裂すれば成功であり、分裂しなくても民主党を揺さぶることで良かったのではないかと思われますね。
大連立が頓挫後の自民党の伊吹幹事長・町村官房長の談話からは、事前に画策していたことは見え見えでしたね。
小沢代表はある意味、原理主義であり、現実主義であり、不可思議な人物であり、今回は自民党の画策の大連立構想提案は自分の理念が優先し、脇が甘かったということですね。
7日の辞任撤回記者会見は面白いですね。
当方の関心は、報道でもあった2回目の後半の党首会談で、伊吹幹事長のもっていた紙封筒の中身であり、その中身は、小沢代表の手元にあるのかどうか?です。
自民党も、まさか、大連立が不調になっても、小沢代表が辞任するまでは考えていなかったと思いますので、中身の書類に何がかいてあったかで、まだまだ、小沢辞任騒動は続くのではないかと思っています。
福田総理は、余り駆け引きをするタイプではないと推察していますので、大連立が不調の直後と小沢辞任後のコメントがニュアンスに違ってきている感じがします。
まだまだ、小沢辞任騒動は続きますね。
それにしても、小沢代表は不可思議な人物ですね。
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