2007年11月8日木曜日

小沢代表の党首会談における読売新聞の報道姿勢は疑問?

小沢代表と福田総理との党首会談における読売新聞の報道姿勢は疑問ですね。

党首会談は、そもそも8月16日の読売新聞会長であり、渡辺恒雄主筆が社説に「大連立」を提起し、中曽根元大臣も同調が契機で、8月には、中川前幹事長が自分のHPに、「大連立は時代の流れ」とUPし、
渡辺主筆は、鳩山幹事長に大連立を提案したことが、鳩山幹事長のHPで既報されていました。
11月7日の小沢代表は、続投会見で、2ヶ月前前後に、さる人(渡辺主筆)と面談し、大連立を提案され、10月下旬に渡辺主筆から、福田総理の代理人・・・森元総理・・・との面談を要請し、代理人(森元総理)から大連立は福田総理も本気であり、自分も本気とし、小沢代表より、福田総理直接から伺いたいとし、10月30日、11月2日の党首会談に到ったと説明ています。

11月4日朝のTBSの政治番組には、渡辺主筆と中曽根元総理が出演し、暗に大連立を行方を述べていたが、実際のTV放映は、2日であり、2日の党首会談の内容(大連立)を予見していた。

読売新聞は、4日の朝刊に”「民主党内、絶対まとめる」大連立は小沢氏が持ちかけ
 2日の福田首相と小沢民主党代表の会談で、議題になった自民、民主両党による連立政権構想は、実は小沢氏の方が先に持ちかけていたことが3日、複数の関係者の話で明らかになった・・・・
”という記事を掲載した。

4日は、AMは、TBSの政治番組(2日に収録)で渡辺主筆が大連立の予見を語り、PMには、小沢代表が辞任会見で一部報道機関を批判した。
その夜の読売ニュースは”「小沢氏、「連立持ちかけは全く事実無根」と報道を批判 民主党の小沢代表は4日の記者会見で、自民党と民主党の連立政権構想をめぐる一連の報道について「私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、いずれも全く事実無根だ」と述べた。・・・」”(読売新聞 22時)とし、翌日の5日の朝刊では、”「小沢氏は真実を語れ  いずれも首相周辺をはじめ多くの関係者が証言しており、確実な裏付けを取ったうえでの報道だ。・・・」”と反論記事を掲載した。

読売新聞の現役である渡辺主筆が、大連立を提起し、自ら、小沢代表と面談し、そして、福田総理の代理人(森元総理)との面談の仲介の労をとり、党首会談に到った経緯を、読売新聞自身が、「いずれも首相周辺をはじめ多くの関係者(渡辺主筆ら)が証言しており、確実な裏付けを取ったうえでの報道だ。」とし、小沢代表に「真実を語れ」という論調は疑問ですね。

7日の小沢代表の続投会見で、読売新聞の記者が自分等は「小沢代表が党首会談、大連立を持ちかけた」というのは、根拠があるとして撤回発言をする事自体、報道機関のあり方としては、疑問より、捏造思惑記事としか思えないですね。

それを自民党が読売新聞(事実の取材・報道が使命)と情報操作したしか思えないことに、世の中、パワーゲームですが、憤りを感じますね

0 件のコメント: