団塊世代と枕言葉を使うには、団塊世代の名付け親である堺屋太一氏についてへの見解から。
堺屋太一氏の先見性と慧眼力には、当方は、評価している人物ですね。
堺屋太一氏は、1960年 東大卒業、通産省に入省し、1978年に退官。
1973年 「油断」(中東から石油輸入が制限される事態と想定したシミュレーション小説を第1稿を完了したが、実際にオイルショックが発生し、不安を助長させるとし、1975年に、)出版。
この「油断」で提起された内容は、現在も中近東外交のバックボーンになっていますね。
「油断」の語源は、中国の故事に「王が、家臣に油を入れた鉢を持たせ、人の多い通りを歩かせた。もし油を一滴でもこぼせば命を断ずると命令。」し、家臣が周囲に目もくれず一生懸命に油鉢を堅持して持ち歩き、無事に命令を全うした故事から一瞬の気の緩みから「油」で命を「断」つ場合も有る事を「油断」と呼んだことに由来する説と、『万葉集』に「ゆたにゆたに(悠々と漂い動くさま)」とゆったりする意味で遣われている「ゆたに」に由来とする説があります。
「油断」の語源については、昔、どこかの飲み屋での聞きかじりですが、中華料理が起因で、人間の身体には、油が不可欠であり、中華料理には、油を多岐多様に使用することが由来と聞き、ウーロン茶は、油を消化する効力が大きく、中華料理にはウーロン茶が合致しており、日常にウーロン茶を愛飲すると胃が荒れるという話が俗世界にはあり、俗人である当方はこちらが馴染やすいです。
堺屋太一氏が30数年前の公務員の現役時代に、今日におけるエネルギー政策=中近東外交を指摘していた慧眼には、敬意を感じています。
0 件のコメント:
コメントを投稿