2007年8月25日土曜日

安倍内閣改造 : 小池防衛相の思惑(2)

ニュース情報によると、24日 小池百合子防衛相は、外遊先のニューデリーで記者団に「イージス艦の情報漏洩(ろうえい)事件で、防衛省内で誰も責任をとっていない、私はこの点で責任をとりたい」と述べ、27日の内閣改造で続投を希望しない意向を表明したとありました。
マアー、小池防衛相のカンの良さと先手・先手の勝負しているのでしょうね。

小池防衛相の続投かどうかが話題になっている内閣改造で、直前のタイミングで、この発言は、安倍首相からなんらかのシグナルがあったのか?逆に、噂される重厚な次期内閣改造で防衛大臣を外されるという女性独特のカンで、先手をうったのか?解りませんがどちらにしても安倍首相への牽制でしょうね。

自ら、防衛相続投の辞退表明をし、幹事長の噂のある麻生外務大臣の後任でも狙っているのでしょう。
防衛次官の人事問題で混乱を起こし、政府・与党から批判の声もあり、下手に、防衛相を続投すると、テロ特措法の継続審議で馬脚を露見する可能性もあり、それより、防衛相として沖縄基地問題でネックになっている守屋次官を退任させたという実績を残し、イージス艦の情報漏洩の責任をとるという大儀(けじめ)とし防衛相を続投辞退し、「私は短期間に防衛省の改革を実施し、米国にも責任を取りましたよ」という先制メッセージを安倍首相に送り、小池女史にとっては、次のステップを計算したのでしょうね。
ジャパン・ライス?マダム・スシ?、マダム回転寿司?か知りませんが、思惑は外務大臣狙いでしょうね。
内閣改造が見ものですね。

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