ニュース情報では、「外遊から帰国した小池百合子防衛相は25日午前、防衛相続投を希望しない考えを表明したことに関して、成田空港で記者団に「ぜひとも一兵卒として安倍晋三首相を支えるという立場でしっかり働きたい。そのことも(首相に)お伝えしている」と強調した。自らの意向を首相に伝えた時期については「いろんな形で(連絡を)取り、既に伝わっている。以前より伝えている」とするにとどめた。
続投を望まない理由については「人事問題ではない」としたうえで「(イージス艦)情報漏洩事案について、たとえ私が就任する前であっても毅然(きぜん)とした態度で進めなければならない。けじめをつける任を私が負う」と述べた。同時に「国会でのテロ対策特別措置法の審議がよりスムーズに進むためにも新しい人にやってもらった方がよい」と語った。」あります。
27日発表予定の内閣改造で安倍首相サイドから何らかしらシグナルがあり、防衛相の続投はないと感触を得た小池防衛相は先手を打ち、機密漏洩でけじめとして、防衛相続投の辞退を表明したと推測しますね。小池女史らしく「一兵卒として安倍晋三首相を支えるという立場を表明」するのは、郵政民営化の衆議選挙に刺客第一号を明示した行動と類似性がありますね。
この言動は、先を計算し、女性特有の度胸で、「次官人事の混乱ではなく、機密情報漏洩の責任をとり、防衛相続投の辞退を表明し、一平卒でも、安倍首相を支える」ということは、一見、安倍首相に貸しを上手に作ったことになりますね。
安倍首相は小池女史の意とし一平卒にすると借りを作り、下手に麻生外務大臣の後任に任命すれば、人心一新にもならないと批判されるだろうし、悩ましいボールを投げられたと推測しますね。したたかな小池女史にとっては、どうころんでもよく、次期衆議院選挙まで計算されているのでいるのでしょうね。
さて、先手を打たれた安倍首相はどうされるか?
小池議員の処遇次第で、内閣支持率が更に落ちる可能性もあり、外務大臣に任命するとなると重厚な内閣改造を要求している派閥とのパワーゲームにもなり、守勢一方ですね。
マアー 安倍首相のお手並み拝見ですね。
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