2007年8月24日金曜日

独り言 : 小沢昭一のメッセージについて

マイペース、フリースタイルで過ごしている当方は、生活時間が不規則であり、NHKの深夜再放送の「100年インタビュー 小沢昭一が語る戦争体験」を偶然視聴し、小沢昭一の魅力を再認識しました。
小沢昭一は、1927年4月生まれ、1973年からTBSラジオで「小沢昭一の小沢昭一的こころ」で軽妙な痛快トーク(口演:台本があり、それを小沢昭一スタイルでしゃべっている)番組を続けており、40代に知識不足を痛感し、早稲田大学院に6年間在籍し、一時期、永六輔、野坂昭如と「中年御三家」と呼ばれ、唯一無比の話術の特異性・独自性のあるタレントと印象で人間性には、特に意識をもっていませんでした。

当方は、小沢昭一の芸・著作物を直接見聞したことなく、なんとなく、軽妙な語り口の特異性のあるタレントかな程度の印象でしたが、インタビュー番組では、得意の哀愁のあるハーモニカ演奏され、大学に入り、落語の見直しの活動され、来る仕事を有り難く受け入れる謙虚さなど、軽妙な語り口だけでは、1927年生まれですから、79歳になるとおもいますが、長く現場で活躍できない人間的な魅力を再認識した次第です。

番組で求められたメッセージとして、大量生産・大量消費の経済大国のあり方に疑問を提起し、節約・倹約が死語となった世界を疑問視し、経済中国でもいいじゃないのか?とし、特に、最後に小沢昭一的スタイルの軽妙な口調で
 ・戦争はしないほうがいいですね
  戦争を始めるとやめられない
 ・戦争をやりそうとなったら止められない
 ・戦争はやめようよ
でしたね、軽い第3者的な口調で、人物も軽い感じがしますが、実は辛口の内容であり、小沢昭一を再認識した次第です。
  

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