2008年2月29日金曜日

イージス艦衝突事故弁明で、29日は石破防衛相は強弁でした!

2月29日の国会でのイージス艦衝突事故における野党からの追求に、石破防衛相は強弁でした。
開き直りか?、引責辞任を覚悟したのか?、福田首相の擁護なのか?・・・前日までの答弁と比較して、トーンが明らかに強弁で、事故後の諸々の防衛省の対応には、ベストではなかったが、それなりの使命・責務の一環であるという論調の答弁でしたね。

明らかに、政府与党の最大課題の平成20年度予算案の採択が、29日が最終期限であるということは明白であり、内閣の大臣であり、与党党員の立場上、強弁せざるを得なかったと推測しますね。
防衛省の情報統制についてはお粗末であったのは、防衛省の背広組・制服組には責任回避、組織防衛の思惑があったと思われますが、期限的な制約で石破防衛相は不本意ながら、組織防衛で強弁であったと推察します。

衝突事故の原因究明と再発防止が最優先であるが、明らかに、イージス艦側の引継ぎ体制の不手際があったにしても、驕りと慢心が根源的な要因と思われる。
一方、イージス艦自体の防衛機能もお粗末であったという事ではないかな?
衝突事故直後には、もし、テロを装った漁船であれば、イージス艦は防御出来なかったかのか?と話題になりましたが、慢心・驕りがなく、基本に忠実に安全操舵していても、テロを装った漁船には回避できず、重大な被害を蒙ったのではないかと想像できます。

イージス艦は、テロには無防備であれば、単独航海は制限し、テロと思われる船には、回避するシステムが必要ではないかと思いますね。
人的監視プラスシステム監視し、疑わしい船には、警告し、回避操舵するシステムが必要でしょうね。
監視・操舵に26名いても、漁船と衝突するのであれば、それを補うシステムが必要でしょうね。

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