2008年2月17日日曜日

「ねんきん特別便」に制度共通被保険者記録照会回答票を添付したら。

社会保険庁は2月15日、1月30日までに「ねんきん特別便」を108万通を送ったが社保庁に回答した人は42万人で、このうち記録を訂正したのは9万人の8.3%で、宙に浮いた年金データ該当と見込みがある33万人の30.8%は「記録の訂正がない」と回答としてきたと発表し、宙に浮いて年金記録は、2008年1月末で、統合ができたのは、385万件で、4700万件が依然不明とのニュースがありました。
政府・与党が3月末までに、コンピュータデータの統合を完了させる公約が実現できるか見守りたいですね。

当方は、お蔭様で宙に浮いた年金記録データはありませんが、カミサンは、宙に浮いていましたが、2年前に、社会保険事務所に年金請求手続きの窓口で、「旧姓」「旧住所」「誕生日」でコンピュータで検索し、該当と思われるデータが記載されている帳票(制度共通被保険者記録照会回答票)を出力され、そのデータで記録訂正をしました。

30~40年前に、複数回、転職した内容は記憶がなく、制度共通被保険者記録照会回答票の記載内容で記憶がよみかえってきたことと、本人は、厚生年金に加入していたこと自体関心もなかったことです。
更に、「ねんきん特別便」でも記載されていますが、厚生年金基金の加入記録も記載されており、それで企業年金連合会に請求することができました。

社会保険庁は、相談者の記録を呼び戻す窓口マニアルを修正したそうですが、以前は、窓口で、制度共通被保険者記録照会回答票を開示、閲覧でき、コピーをも受領でき(例外?)、積極的に訂正できました。
当方が相談した社会保険事務所が例外で、窓口担当が例外であったのかわかりませんが、年金記録問題を解決するには、個人情報保護の留意も必要ですが積極的にコンピュータデータを開示し、記録を訂正すべきですね。
仮に、間違い、不正行為が後日、発覚したら、精査し、処置すればいいのです。
そのように、国民に啓蒙すればよく、記録訂正作業への追加費用は軽減できますね。

社会保険庁は自らの不手際を、コンピュータデータのアクセスを自分等の特権かのように振舞っているしか思えないないのです。
自らの不手際を年金問題関係部門、関係者はどういう責任をとったか?昨年、一部、ボーナスの返上程度では責任問題は果たしていませんね。

年金記録問題を国家プロジェクトと提起している長妻議員を応援しますね。

付記
① 宙に浮いた年金、記録統合385万件のみ・4700万件、依然不明
  http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080215AT3S1401A14022008.html
② ねんきん特別便、記録回復8%止まり
  http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080216AT3S1500T15022008.html
 

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