2008年4月23日水曜日

「公務員共済ねんきん特別便」が送付されてきました。

当方の実父は、地方公務員であり、3年前に、90歳で他界し、実母が遺族年金の受給者となっており、当方が実務管理をしています。
昨日、実母に、地方公務員共済組合から年金受給者用「年金加入記録のお知らせ」(公務員共済ねんきん特別便)が郵送されてきました。
内容は、実父の戦前(昭和11年)からの共済組合に加入記録(期間・月数)が4月9日現在のデータが記載されていました。
案内説明に、

”「年金加入記録のお知らせ」(公務員共済ねんきん特別便)

この「年金加入記録のお知らせ(公務員共済ねんきん特別便)」は、公務員共済の年金加入記録のある皆様にお送りしていますので、ご自身の年金の年金加入記録をお確かめください。
なお、国民年金、厚生年金保険等に加入されていた期間については、記載しておりませんので、社会保険庁から送付されます「ねんきん特別便」で、加入記録をご確認ください。


という書き出しで、項目の説明があり、裏面には、

”社会保険庁の「ねんきん特別便」が送付される方”

社会保険庁から別途送付される「ねんきん特別便」の公務員共済の年金加入記録とこのお知らせの記録が異なる場合、あなたの正しい公務員共済の年金記録はこのお知らせのとおりです。
地方公務員共済組合では、社会保険庁と協力して社会保険庁の年金加入記録の整備を行っていますが、一部の記録については、修正が終わっていないため、社会保険庁の「ねんきん特別便」に記載されない公務員共済の年金加入記録があります。

共済年金は、共済組合が管理している公務員共済の加入記録に基づいて決定しておりますので安心してください。(社会保険庁の管理している公務員共済の加入記録に基づいて決定されるものではありません。)・・・・・”


とあり、共済組合においては、年金記録問題は完璧であり、社会保険庁からの「ねんきん特別便」の内容と不一致があっても、「公務員共済ねんきん特別便」の内容が正解と明言しています。
長妻議員は、社会保険庁の人間は、地方公務員であり、共済組合に加入しており、年金記録問題は一切なく、国民年金・厚生年金は他人事であったと言っていましたが、現実を垣間見した感じです。

もし、共済組合の扱う「共済年金」でも「浮いた年金データ」「消えた年金データ」及び「消された年金データ」の年金記録問題が発生していたら、どうなっていたか? 大きな社会問題になっていたでしょうね。
社会保険庁のコンピュータシステムは、NTTデータが主たる請負業者であったが、共済組合のシステムはどこの業者が請け負っていたかしりませんが、規模の相違があっても、やはり、社会保険庁及びNTTデータの責任が大きいと思っています。

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